もう読者諸氏は中国の武漢ウイルス状況は峠を越したとか収束しつつあるとか言う話をお聞きのことと思う。中国はこれだけ全世界に迷惑をかけておきながら、中国が迅速かつ効果ある対策をとったことでパンデミックを防げたのだ、世界は中国に感謝すべきだなどと盗人猛々しいことを言っているのもお聞きになっただろう。しかも中国ときたら、この武漢ウイルスはアメリカ発生のものだとか、日本新型肺炎だとか、韓国から来たものだとか、めちゃくちゃなことを言って責任逃れをしようとしている。
いい加減にしろ、自国民も救済できずに他国へウイルスをまき散らしたくせに、どの面さげてそんなことが言えるんだ、人を馬鹿にするのもたいがいにしろ!
腹が立つのは西洋メディアがどんどん中共のプロパガンダを聞いて、本気で中国では事態が収束しつつあると信じ始めているということだ。
このロイターの記事 なんかその典型。この記事によると、武漢でのウイルス事情は収束しつつあるので、武漢にあるいくつかの工場で労働者は仕事に戻ってよいというお触れが出たとある。先日習近平が武漢を訪問したりするなど武漢は安全だというイメージが世界に流れているが、本当に安全なのかどうか、完全に疑わしい。
中国は、特に武漢は、工業地帯だ。もし武漢での工場がずっと作動しなければ、中国の経済に多大なる損害を与える。だから中共としてはなんとしてでも作動を再開しなければならない。だが、労働者の身の安全などに微塵も興味のない中共がもう安全だから仕事に戻っていいなどと言ったからと言って誰が信用する?中共はもしこれで再びウイルスが蔓延したら、工場を運営している民間企業がまた武漢地元政府に責任を擦り付けるに違いない。