苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

何故「アジア人の命も大事」とはならないのか、大阪なおみのツイッターに寄せられた黒人からのコメントから読む

先日BLMの熱烈支持者として有名なテニスの王女大阪なおみさんが、最近話題になっている東洋系アメリカ人への暴力について、こんなツイートをしていた。 NaomiOsaka大坂なおみ@naomiosaka 人々がバブルティーやアニメやお餅やお寿司や抹茶などを好きなように…

蘇る人種隔離、平等の名の元に激化する人種差別

先日アメリカのエリート大学、コロンビア大学が人種や性嗜好や経済環境ごとに学生を分けて卒業式を行うと発表して話題になっている。実は黒人だけの卒業式というのは近年色々な大学で行われているが、今回のコロンビア大学のように色々なグループに分けての…

東洋人をハウスニガー(優遇されてる奴隷)と呼んだ黒人教育委員会役員、辞任を拒否

サンフランシスコの教育委員会役員アリソン・コリンズが2016年にツイッターで東洋人に対して人種差別的な侮辱をSNSで連投していたことが発見され、周りから辞任を求められている。しかし本人は文脈を無視した引用だとし辞任を拒否している。 2016年5月、コリ…

「専門家というエリートを信頼するな!」フロリダ州ディサントス知事

一年以上もアメリカ各地の州で続けられたロックダウン。専門家がコロナの蔓延を防ぐためには必要と強く推薦(半ば強制)してきたこの政策にいち早く疑問を投げかけ自州のロックダウンを解いて州民を開放したフロリダ州のロン・ディサントス知事。リッキー・…

反人種差別を唱える批判的人種理論の一番の被害者は東洋人、中華系団体が強く糾弾

最近アメリカでは「批判的人種理論」(Critical Race Theory)と呼ばれる邪道が幅を利かせている。この思想は1980年代に法学者キンバリー・クレンショーという人が作った理論である。そしてこの理論は「人々を肌の色ではなく内面の人格で評価すべき」というマ…

トランスジェンダー正常化への第一歩、同性婚の合法化

あ~あ、ついに日本にもこの忌まわしい時が来てしまったか。日本でも同性婚を巡って既存の憲法が同性婚を禁じているかどうかを裁く裁判の第一審判決が明日行われるという。私はアメリカの同性婚裁判の頃からずっと口を酸っぱくして言ってきたが、同性婚は文…

防衛庁対タッカー・カールソン、一人のジャーナリストに軍隊あげての個人攻撃

この間の国際女性の日にジョー・バイデン元副大統領が二人の女性将軍を昇進させた際、軍隊における女性の地位向上に関して、女性の身体に合った鎧や制服や髪型の規制などの改良そして妊婦用パイロットフライトスーツの作成など、軍隊の多様性への姿勢を称賛…

欧米で激増する東洋人へのヘイトクライム、犯人像を隠す欧米メディア

先月フランスのパリで、日本人男性が何者かに塩酸をかけられ負傷するという事件が起きた。犯人は明らかに東洋人である被害者を狙ったものと思われる。被害者が日本人だったこともあり、日本の皆さまはこれが特異な事件と思われたかもしれないが、フランスで…

え?Heartfulって英語じゃない?だって辞書には載ってるよ

数日前ケント・ギルバートさんがファミリーマートで使われているHeartfulという言葉について、こんなことをつぶやきちょっと話題になった。「いい加減に、この和製英語をやめてもらいたい。Heartful は英語ではありません。カタカナ発音では「ハートフル」で…

アメリカが民主党独裁政権になるための選挙法改悪案HR1

先日アメリカの下院で選挙法を変えるHR1という法案が通った。下院議長のナンシー・ペロシ発案なので、上院で通すとなると60票必要となり、共和党議員の賛成も必要なのでまだどうなるかは分からない。バイデン元副大統領は法案には署名すると宣言している。端…

カルチャーショック?それとも意思疎通の問題?お持たせお菓子に心揺れる女ごころ

今朝ツイッターでとっても面白いツイートを見つけた。それに関するコメントも非常に面白かったので私の感想を書いてみた。先ずは元のツイート。 男性社員が、おやつを社内の皆へ買ってきてくれたんだけど、切り分けが必要なやつで。「男性が買ってきたお土産…

データが示す、ロックダウンの無効果ぶり

拙ブログをご愛読の読者諸氏はもうすでにご存じだが、私はアメリカがロックダウンを始めた当初からロックダウンは害あって益なしだと言ってきた。去年の三月、あの藪医者詐欺師のファウチ爺が医療崩壊を防ぐために二週間のロックダウンが必要と言い出してか…

日本が安易に選択的夫婦別姓を認めてはいけない理由

アメリカでは選挙の度に、新しい法案に賛成するか反対するかという項目がいくつか提出される。選挙案内にその法案の簡単な要約があるが、とくにその内容に興味がなかったり、知らなかった場合には、その法案に賛成するしないの判断は難しい。しかしそういう…

ドクタースースがキャンセルされる本当の理由

日本の人たちにはあまり親しみがないかもしれないが、アメリカではドクタースースの絵本は過去40年にわたって子供たちから愛読されてきた。いくつか映画にもなっており、ドクタースースのキャラクターを知らないアメリカ人は居ないといっても過言ではないだ…