苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

あんぽんたんが語る安倍首相訪米の意義

1984年からずっと日本在住の日英語通訳、国籍不明のあんぽんたんことビル・サコビッチ(Bill Sakovich)君のブログで今回の安倍首相訪米が持つ意義が議論されているので紹介したい。 先ずビルは今回安倍さんのアメリカ訪問はこれまでとはかなり違うと言…

犯罪者の国籍、人種、宗教は公開すべきか?

この間のバージニア工科大学乱射事件の犯人が韓国系移民だったことから、AAJA(Asian American Journalists Assoication)というアメリカの東洋人ジャーナリストでなりたつ団体が犯人を「東洋人」と報道するのはやめるべきだと声明文をだした。要するに大量殺…

古森義久慰安婦問題の裏にある諸外国の陰謀を説く

昨日アップデートでちょっと紹介した産經新聞ワシントン支部の編集員、古森義久氏のアメリカの公共放送PBSとのインタビューを今日じっくり見て、以前にミスター苺が言っていたのとほぼ同じようなことを古森さんも言っているのを聞いて感動してしまった。とも…

安倍氏を国粋主義者と警戒するニュースウィーク誌

アップデートあり。後部参照 どういういきさつで私がきっこの部屋へ行き着いたのかよく覚えていないのだが、そこで日経BPネットのこんな記事を見つけてしまった。 米メディアが警戒する安倍首相初訪米の中身、立花隆著 今週の「Newsweek」英語版(4月30日号…

なんでも反対とにかく反対日和見主義の米民主党

さっき、リーバーマン議員の演説の一部を訳し終わってミスター苺のブログを読んでいたら、私は後半の肝心な部分を読みすごしていたことに気がついた。大事な点なのでリーバーマン議員の演説続編としてご紹介しておこう。 月曜日の演説のなかで多数党リーダー…

非国民米民主党議会降伏議決を通す、リーバーマン議員の演説

本日民主党が多数議席を占める上院議院においてイラク撤退降伏案が51:45で通った。共和党の裏切り者はオレゴン州のゴードン・スミスとネブラスカ州のチャック・へーグル。無所属で元民主党のジョー・リーバーマン議員は反対票を投じた。 ジョー・リーバ…

嘘だらけリード米上院議員「イラク戦争は負けた」発言

米上院議会の多数党リーダーである民主党のリード上院議員の「イラク戦争は負けた」宣言は引き続き色々な波紋を呼んでいる。 この間もディック・チェイニー副大統領がリード議員を強く批判した話をちょっとしたが、私が読んだAPの記事ではその内容まではあま…

イラクのアメリカ即撤退を恐れる中東諸国の本音

イラク戦争は中東では人気がないというのが一般的な見方だ。確かに一般庶民は反米的な見解からイラクではアメリカ侵略軍は罪のないイラク人を殺すのをやめて即刻撤退すべきだという感情が高いかもしれない。だが、それらの国々の支配者たちは口でなんと言お…

中国人暴動の背景にあるイタリアの移民問題

どこに国でも移民を受け入れるということは難しい問題だ。片方では言葉も文化も違う外国人を受け入れれば地元社会との間に摩擦がおこり犯罪などの悪影響が起こる可能性がある。しかしもう一方では日本も含め少子化の進む先進国では老齢化する国民の生活保障…

「イラク戦争は負けた」米民主党首の失言に波紋

さっき私は今滞在中のホテルのジムでちょっと運動をしていたのだが途中で帰ってきてしまった。それというのも私の運動は非常に不愉快な形で邪魔されたからだ。ジムで30分ほどウエイトトレーニングをしていたところで一人の男性が入ってきてテレビをつけた…

中国人移民がイタリアのミラノで暴動

最近ヨーロッパで暴動があったというニュースを聞くとイスラム系移民による暴動がすぐ頭に浮かぶのだが、今回イタリアのミラノで起きた暴動事件はなんと中華街での中国人移民によるものである。(Hat tip Occidentalism) ことの起こりは商品を違法に自家用車…

カナダの教育界を乗っ取るイスラム過激派

以前にもカナダのコンコーディア大学の生徒会がイスラム教生徒に乗っ取られてユダヤ教生徒サークルが迫害を受けた話を、北米キャンパスを乗っ取る聖戦主義のユダヤ弾圧したが、イスラム教生徒が乗っ取ったのはコンコーディア大学だけではない。ここ数年の間…

銃が多いと犯罪が減る! その2

1997年ミシガン州、高校生のルーク・ウッドハムはその朝母親の喉を自宅でかっ切って殺した後、鹿狩り用のライフルをつかみ、トレンチコートのポケットに銃弾を詰め込んで自分の通うパール高校へ向かった。 学校につくとウッドハムは誰彼かまわず生徒たち…

銃が多いと犯罪が減る! ええほんとお〜?

もうみなさんもアメリカのバージニア工科大学で起きた乱射事件については色々お聞きのことだろう。 米バージニア工科大で銃乱射事件、容疑者含む33人死亡 4月16日、米バージニア州ブラックスバーグにあるバージニア工科大学で乱射事件が発生し容疑者の男…

『法と秩序』か社会福祉か、揺れるフランス大統領選挙

フランスも長年に渡るジャック・シャラク大統領の時代がついに終わり、新しい大統領選挙がいよいよ大詰めである。 サルコジ氏首位で最終盤へ=第1回投票まで1週間−仏大統領選 【パリ14日時事】22日のフランス大統領選第1回投票まであと1週間。ニコラ・サルコ…

ナジャフ行進とグリーンゾーン爆破も別な見方をすれば、、

主流メディアの報道だけを聞いていると、この間のナジャフでは大規模な反米デモ行進が行われたとか、バグダッド市内では相も変わらず殺人事件が続出、警備の厳しいはずのグリーンゾーン内部ですら爆破事件がおきるなど、アメリカの新作戦は成果を見せるどこ…

イギリスは立ち直れるか?

先日帰還したばかりの15人のイギリス兵人質が、体験談を巨額な金額でゴシップ雑誌に売ることをイギリス国防省が許可したことでイギリス国民から非難ごうごうだという話を小林恭子さんのところで読んだばかりだったのだが、今日になって当局はやはりこれを…

サドルの大誤算、ナジャフデモ行進の意味するもの

アップデートあり: ナジャフ行進参加者の数に訂正あり、下記参照。 昨日サドルはマフディ軍にアメリカ軍に抵抗するようバグダッド落日4年目の記念日にナジャフに集まって反米大行進を呼びかけた。それに応えて何千というマフディ軍およびその支持者がナジ…

人質はどう振舞うべきか その2

アメリカ海軍の新聞、ネイビータイムスに今回のイギリス兵と同じような状況で拘束されたアメリカ兵らの話が載っている。同じ海域で任務にあたっているアメリカ海軍としては、今回の事件は全く他人事ではない。個人的には私の同僚のおじさんが今あのあたりの…

人質はどう振舞うべきか

アメリカやオーストラリアでは同じ文化を受け継ぐものとして、今回のイギリス兵捕虜の無様な姿には少なからずショックを受けている。戦時中捕虜になった軍人や民間人はアメリカには多くいるので、彼等は決して何の経験もないのに口先だけでイギリス兵を批判…

いよいよ大詰め? アルカエダイラクが崩壊する時

最近アルカエダによるスンニ種族への攻撃は過激になってきている。すでに塩素ガスを使った攻撃は今年にはいって9件にもなる。 2007.04.07 Web posted at: 16:01 JST - CNN/AP バグダッド——イラク警察によると、同国中部ラマディ近くで6日、爆薬や塩素ガス…

英元海軍兵、帰還人質15人は恥さらしと批判

アップデートあり! エントリーの後部参照。 帰還したイギリス兵たちのいいわけがましい記者会見が続く中、アメリカの軍人らによる15人の臆病者行為の批判は高まっている。 「抵抗は論外だった」とクリス・エア大尉は語り「抵抗していたなら我々の多くはこ…

恥さらし米下院議長ペロシ女史の中東訪問

アメリカでは政権及び大統領に任命された外交官以外の人間が国の代表として外交するのは違法である。一個人が親善の形で他国を訪れるのはかまわないがアメリカの外交政策について他国の勢力者と直接交渉するのは禁じられている。 だがこの法律は結構しょっち…

イランが米兵でなく英兵を拉致した理由

私や多くのアメリカ人はアメリカ兵なら今回拉致されて昨日解放された15人のイギリス兵のように簡単には人質になったりしなかっただろうと考えていた。無論これは身内のひいき目もあるかもしれないが、どうやらそう判断したのはアメリカ人だけではなかった…

イラン英兵15人を解放、強行派アフマディネジャド折れる

まずはまあいいニュースから。 2007.04.04 Web posted at: 22:41 JST - CNN テヘラン(CNN) イランのアフマディネジャド大統領は4日、記者会見を開き、拘束中の英海軍兵士15人に恩赦を与えて釈放すると言明した。 先週始まったイランの新年を記念し、…

女性ブロガーは狙われる! (ほかの女性からだけど、、)

左翼の女性ブロガーが自分のブログや他のブログで自分に向けられた脅迫を恐れて予定されていた講演をキャンセルするという事件が起きた。このことでワシントンポストなどの主流メディアが注目しネット上での脅迫を批判している。脅迫を受けたのはキャシー・…

タイミングが怪しいイラン2等書記官の解放

今朝、読売新聞のイラクで拉致されたイラン2等書記官、解放され帰国へこの見出しを見てちょっと首をひねった。 【テヘラン=工藤武人】イラン国営テレビは3日、今年2月にイラクのバグダッドで拉致されたイラン大使館の2等書記官が解放され、同日中にイラ…

ホロコーストも十字軍も教えちゃ駄目! イギリスの諸学校歴史の書き換え

イギリスではイスラム教生徒らの気分を害さないようにと、学校のカリキュラムからホロコーストや十字軍に関する授業を削除する傾向が増えているという。イギリスの教育界も左翼連中に乗っ取られたとみえる。以下はデイリーメール紙から、 政府の調査では諸学…

フランス政府に学ぶイラク戦争に負ける方法

前回のフランス軍に学ぶイラク戦争に勝つ方法に引き続き歴史家アーサー・ハーマン氏によるHow to Win in Iraq. And how to lose.から、今度はイラクで負ける方法についてお話ししたい。 無論カカシは何もイラクで負けたいと思ってるわけではないが、どういう…

アメリカ兵はイラク任務遂行を望んでいる!

イラク駐留のアメリカ兵が今一番聞きたくない言葉は「私はアメリカ軍を支持します」という反戦バカサヨ政治家の偽善的な発言だろう。軍隊を支持するといいながら軍隊に必要な予算を削り、敵のテロリストを元気づけるような議案を次々に提案し議会を通す民主…