苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

007の基本に戻ったカジノ・ロワイヤル

日本公開は12月1日、(カカシの誕生日!)の007の新作、カジノ・ロワイヤル。 こちらアメリカでは2週間ほど前に公開されたので日本のみなさんに先駆けてみてきました〜! (配役やあらすじはこちら, 写真集はこちら) この新作は見出しにもあるように…

業務案内:アクセスの問題について

読者の皆様、大変ご迷惑をおかけしております。 コメント欄に問題がしょうじているようなので、このエントリーをバンプしておきます。 コメントを残そうとしてエラーメッセージが出た方は、どの時点でエラーがでたのか、(例えばコメントを読もうとしたらエ…

空飛ぶイマームの逆襲

The English version of this post can be found at Intimidating Imams and Ludicrous Lawsuits, Big Lizards.net. 空港や飛行機内で怪しげな行動をして旅客機からおろされた6人のイスラム教イマーム(聖職者)たちの話をこの間したばかりだが、この話は聞…

これは宗派間戦争だ! サドル派テレビ局を占拠

25日未明サドルのシンパらがバグダッドのテレビ局を占拠し、二時間に渡ってシーア派イラク人にスンニ派に対抗して蜂起せよと宗派間戦争を呼びかけた。 『これは生放送である。神のご意志あれば、皆よく聞け。我々は歩道や水道やほかのことなどどうでもいい…

見苦しいアメリカ保守派のパニック状態

この間の中間選挙で負けてからというもの、アメリカ保守派の間でのうろたえぶりは見るにたえない。アメリカの保守派層、特にネオコンと呼ばれる連中はやたら悲観的でちょっとのことですぐヒステリーを起こす。私は彼等の肩をゆすって顔を平手打ちしてやりた…

同和対策が導いた落とし穴

この間私は日本の人権擁護法案とアメリカのアファーマティブアクションが抱えている落とし穴について、日本とアメリカ、共通する差別問題と落とし穴においてこのように書いた。 アファーマティブアクションの当初の目的は、雇用や大学などの入学審査のときに…

日本版『スターと踊ろう』発見!

洋の東西を問わず、テレビの娯楽番組は結構真似しあうので全く不思議でもなんでもないが、この間私が紹介したDancing with the Stars(スターと踊ろう)という番組の日本版が存在するということを発見。(Hat tip きいろい小鳥とちいさいわたし、きいろいさ…

七面鳥が電車に乗ろうと大急ぎ!

本日の感謝祭でメインコースとなるはずの七面鳥が、なんと食卓から逃げようというのか電車に乗ろうと大急ぎしているのをニュージャージーの駅員さんが発見。 ニュージャージー州、ラムジー市、野生の七面鳥が感謝祭を前にしてニュージャージーからニューヨー…

フランス軍、イスラエル偵察機への発砲を許可

以前にレバノン、フランス軍が戦う相手はイスラエル???で書いたように、フランス軍はイスラエルがレバノンの上空を偵察するのは停戦条約を違反するものだと文句を言っていたが、ついにフランス政府は軍隊にイスラエル偵察機に発砲してもよいという許可を…

空港でお祈り、航空機から降ろされた6人のイマームたち

月曜日ミネアポリスの空港ターミナルでお祈りを捧げていたイスラム教徒のイマームと呼ばれる聖職者たち6人が一旦搭乗した後で、心配したほかの乗客からの通報により飛行機からおろされて質問を受けるという事件があった。 そのうちのひとりが常に口うるさい…

アメリカがイラクで勝つ方法

English version of this post can be found atGood Hunting in Ramadi, Big Lizards. 先週からアメリカ・イラク同盟軍はラマディ付近でスンニテロリストに対して数々の攻撃を仕掛けており、同盟軍側の戦死者をひとりもださずに、何十人というテロリストを退…

穏健派イスラム教徒の意見を聞かない理由

どうしてアメリカ国内では、穏健派のイスラム教徒の内部告発を聞くことができないのだろうか、それは過激派イスラム教徒が穏健派を黙らせようとするからだ。 ミスター苺の弟の母校でもあるワシントンDCにあるエリート大学のブラウン大学で、ユダヤ系生徒のグ…

キッシンジャー元国務大臣「イラクで軍事的勝利は不可能」発言の真相

昨日喜多さんがキッシンジャーまで逃げたじゃんという題で、ワシントンポストに載ったユージーン・ロビンソンの記事を紹介していた。その内容は「保守派」のキッシンジャー氏ですらイラクではアメリカは勝てないといっている、アメリカは今すぐ撤退するしか…

カカシ、カリフォルニアに帰る

お早うございま〜す! 夕べ遅くというか今朝早くというかカカシは6週間ぶりに花のカリフォルニアにかえって参りましたあ! 何度もお話しているように感謝祭は11月23日。 多くのひとたちが休暇をとって祭日を家族をすごすべく移動しているので飛行場は帰…

在日特別永住権とアメリカの移民問題

さて、昨日に引き続き、極右評論の瀬戸さんが掲げてらっしゃる二つの項目についてお話をしたい。 安心・安全な社会 不法滞在外国人の強制送還、 入管法の強化・雇用者罰則強化 在日特権の廃止 特別永住資格付与制度の見直し 最初の不法滞在外国人とその雇用…

Man Overboard!

どうも皆様、八日ぶりに丘についてすっかり丘酔いしているカカシです。 今朝(アメリカ東海岸時間19日午前10時)カカシの船は予定より一日早く港に帰ってまいりました。 留守中にコメントをいただいたMike さん、souさん、アセアンさん、いつもありがとう…

日本とアメリカ、共通する差別問題と落とし穴

先日、私が日本の保守派としてよく参考にさせていただいている極右評論の瀬戸さんらが主体となって維新政党・新風という新しい政治運動が結成された。 この新政党結成にあたり、瀬戸さんが大事な項目として次のことを挙げておられる。 我々は次の項目を維新…

求むイスラム教メソジスト!

English version of this post can be found here. さてさて、私は西洋の宗教キリスト教がしたように、イスラム教にも改革の希望はあると書いてきたが、そのことについてミスター苺が2005年の9月に書いているので、その記事をここで紹介して今週のイス…

カカシの船中団体生活

カカシが寝泊りする寝室は団体部屋で、普通のリビングルームほどの広さに30人からの若い女の子達がひしめいている。 ベッドは三段ベッドが10台あるわけだが、天井は低いからベッドに座って起き上がったら頭をぶつける!ベッドには、はいつくばって出入り…

何故西洋社会はイスラムの事実を認めないのか?

さて、イスラムについて文明社会が知るべき事実、シリーズ三段目の最終回はおなじみロバート・スペンサー氏のおでましである。 スペンサー氏は、西洋社会は悪の根源はイスラム教にあるという明白な事実を受け入れようとしないと語る。この事実はイスラム教の…

西洋社会が持つ間違ったイスラム像

昨日に続き、フロントページマガジンに載った「イスラムについて西洋が知るべき事実」の座談会から紹介しよう。 教育界が教えるイスラム偽りの歴史 トリフコビック氏は、アメリカの教育の場ではイスラム教の真実が教えられるどころか、アメリカのエリート教…

イスラム教、文明社会が知るべき事実 その1

本日はイスラム教過激派の脅威を描いた二つのドキュメンタリーを紹介したいと思う。 ひとつはObsession(執念)、 もうひとつはIslam - What the West Needs to Know(イスラムについて西洋が知るべき事実)。 イスラム過激派の狂信を描くオブセッション 「執…

過激派イスラム教徒へ穏健派が挑戦!

私が過激派イスラム教徒に対して持っている印象は、彼らは非常に幼稚な文化だということだ。 彼らは自分の要求が通らないとかんしゃくをおこして道路に寝転んでぎゃーぎゃー騒ぎ立てる3歳児と全く同じである。 彼らは我々文明社会の宗教や慣習を尊敬したこ…

船酔いブルース

カカシはいよいよ本日から今年最後の航海に出かけます。 (感謝祭が終わった後、12月にもクリスマス直前まで船に乗れ、アラスカン蟹の漁猟期じゃわい、、てなことを言われないといいのだが、なにせあのあたりの海は荒れるからなあ。) 船は来週の火曜日ま…

民主党勝利=イラク撤退ではない!

English version of this entry can be found here. 私は先日、今後のイラク戦争、民主党勝利で激化の可能性でも述べたとおり、民主党が議会を制覇したからといってそれが自動的にアメリカ軍イラク撤退につながると考えるのは早計だと考える。 テロリスト諸…

民主党勝利に歓喜するテロリストたち!

昨日のテレビニュースでは、イラクのアルアエダのリーダーが、民主党勝利は我が勝利、ラムスフェルド辞任万歳とばかりに「ざま~みろ~」という声明文を出した。 バグダッド(CNN) イラクのテロ黒幕とされる「イラク・アルカイダ機構」の指導者と名乗る…

アメリカ、ダンスブーム再来か!

さてさて、今日はちょっと音楽芸能関係のお話をしよう。 実はカカシは昔からミュージカルの大ファン。 往年のMGMのミュージカルなんて戦争中に大量製作された低予算のものからフレッド・アステアやジーン・ケリーのメガヒットからほとんど観ている。 特に私…

今後のイラク戦争、民主党勝利で激化の可能性

私はブッシュ大統領は個人的に好きだし、彼の政策にもだいたい賛成している。 だが、彼の「やり方」は不器用だと常日頃から考えてきた。 今回のラムスフェルド辞任のタイミングにしてもそうだ。 これはさっきもコメント欄で龍之介さんに書いたことなのだが、…

なぜ共和党は惨敗したのか

The English language version of this article can be found here. 昨日は気がめいって仕事を休んでホテルに閉じこもっていた、、なんてことはない。 実は風邪を引いて寝込んでいたのであった。 それでもまさかマイケル・ムーアじゃあるまいし三日三晩も寝…

ラムスフェルド米国防長官が辞任!

さっきテレビを見ていたら、突然のニュースフラッシュ! ラムスフェルド米国長官が辞任! しょっく~! ワシントン(CNN) ブッシュ米大統領は8日午後(日本時間9日未明)、ホワイトハウスで記者会見し、ラムズフェルド国防長官(74)の辞任を発表し…