苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

多民族共存と多様文化主義は別物

欧米社会でここ二十年近く重宝されてきた観念として、英語でいう"multiculturalism" (多文化主義)という言葉があるが、これは一体どういうものを指すのであろうか。これについて「多文化主義は機能しない」と主張しているカナダの保守派ジャーナリストのロ…

自分をレズビアンだと言う男は強姦魔だ!

LGBTの間でも昨今色々な亀裂が生じているという話は過去にも拙ブログで書いてきた。特にレズビアンコミュニティーがMTF(女装男子)から非常に悪質なセクハラを受けているという話は「ノープラットフォームやヘイトスピーチは言論弾圧の合言葉」でもした通り…

180度変わってしまった昔のリベラルと今の後退派左翼

アップデート:コメンターの道草人さんから翻訳の間違いのご指摘があったので訂正した。もしかしてまだ間違いがあるかもしれないので、後部に原文を張っておく。英語に自信のあるかたはそちらを参照のこと。 パワーラインに掲載された「昔のリベラルはどうん…

リベラルが民主党を見放す時、ウォークアウェイ運動に同調するリベラル達

数日前にはじめてウォークアウェイ運動なるものがあることを知った。ウォークアウェイとはWalk Away - 立ち去れ、と言う意味。ブランドン・ストラカというニューヨークのゲイ美容師がユーチューブビデオで自分は嫌悪に満ちた民主党を支持することは出来ない…

フェミニスト「トランスジェンダーのために女性の人権を犠牲にするな!」

私は以前から生粋のフェミニストたちの間で、トランスジェンダー優先の動きに懸念を示す人々が増えているという話をしてきたが、今回もトランスの人権を優先するあまりに、女性が長年かけてかろうじて得たもろい人権が脅かされつつあると主張する記事を見つ…

思春期前後の「性転換治療」は幼児虐待だ!

最近後退派左翼過激派の間では大人によるトランスジェンダーどころか年端も行かない未成年しかも思春期前の少年少女に異性ホルモンや思春期停止ホルモンの投与をして子供のトランスジェンダーを生み出すことが流行っている。先日も私は10歳の男児が自分はト…

伊藤詩織が逃した本当の意味での強姦被害者救済

前回述べた伊藤詩織さんに関して私が非常に残念だなと思うのはこの件が反保守政権という政治がらみになってしまったことで、本当の意味での強姦犠牲者救済の妨げになってしまったのではないかという点だ。 もし彼女が本当に強姦の被害者だったと仮定した場合…

BBCドキュメンタリー「日本の秘められた恥」の疑問点

伊藤詩織さんが元TBSワシントン支局長である山口敬之氏に強姦されたとして訴えた事件について、日本の秘められた恥と題して、イギリスの国営局BBCが一時間に渡るドキュメンタリーを放映した。全編は添付先で観ることが出来るが、ほぼ全面的に英語なのであし…

ニューヨークタイムス、「いかにして保守派が言論の自由を武器と化したか?」

先日ニューヨークタイムスは「いかにして保守派が言論の自由を武器と化したか」という驚くべき記事を掲載した。ここ十年来、後退派左翼による保守言論弾圧は頓にひどくなっているが、それでもつい最近までは後退派左翼も表向きは言論の自由は大切であるとい…