苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

米共和党大統領候補:ロムニーかマケインか葛藤の保守派

フレッド・トンプソンに続いてルディー・ジュリアーニも脱落したので、まだマイク・ハッカビーが居残っているとはいえ、実質上共和党の選択はミット・ロムニー対ジョン・マケインとなった。これはアメリカの保守派にとってはちょっとつらいところだ。 ミット…

Attention Commenters!

Attention Commenters!! If you cannot post your comment, please e-mail me directly at the address shown below. I will post your comment for you. ichigobatakeyo@yahoo.co.jp Thank you. Management

イスラム教批判はイスラモフォビアなのか?

私が二年近く書いてきた過激派イスラム教批判について、ある場所で批判をなさっている方がらしたので、こちらへ来て話されてはどうかとお誘いしたのだが、カカシのブログは読んでいるということなので、彼の私及びアメリカのネオコンに対する批判をちょっと…

ビルとヒラリー、本当の候補者はどちら?

昨日のサウスカロライナでもその前のネバダでもヒラリー・クリントンの選挙運動は元大統領の夫、ビル・クリントンの活動が目立った。時としてリポーターと怒鳴りあいになったり、ライバル候補者のオバマへの罵倒が行き過ぎたりと、ビル・クリントンの元大統…

人権擁護法と男女共同参画に共通する政府介入と人権侵害

私はずっと人権擁護法とジェンダーフリーについて別々に書いてきたが、人権擁護法と男女共同参画にはその根底に共通する概念が存在する。それは政府による団体主義の強制であり、個人の人権迫害である。 無論人種差別や男女差別の廃止は奨励されるべきことだ…

「イラク戦争の大義は嘘で固められていた」という嘘

English version of this entry can be read here. このAPの記事 には唖然とした。これを日本語で説明しているこちらから引用すると、、 米国の調査報道を専門とする独立系報道機関「公共の完全性に関するセンター」(The Center for Public Integrity)は2…

サウスカロライナ予備選バラク・オバマ圧勝! オバマに黒人候補のラベルを貼るクリントンの汚い手口

いえ〜い!!!行け、行け、オバマ!ヒラリーなんかぶっとばせ! なんて別にカカシはオバマのファンではない。これは単に敵の敵は味方というせこい考えである。(笑) サウスカロライナの予備選ではバラク・オバマが55%の票を獲得し28%を穫ったヒラリ…

ハマス、エジプト国境を襲撃、イスラエルの責任問われる!

The English version of this entry can be read here. ここ数日ハマス民兵たちがエジプトとガザを分ける国境の壁をブルドーザーなどを使ってエジプト国境警備隊の目の前で襲撃している。 壁は未明に十数カ所で爆破された。ガザではエジプトから地下トンネル…

マケインの選挙役員に元メキシコ政権閣僚が! 大統領候補の怪しげな国境警備政策

昨日ラジオを聴いていたら、ミッシェル・モルキンが共和党の大統領候補ジョン・マケインのヒスパニックアウトリーチディレクターというラテン系投票者の票を集める役員ともいうべき人物が、元メキシコのビセンテ大統領の閣僚であったことが判明したと語って…

マケインひいきのニューヨークタイムス、ミット・ロムニーをこき下ろす

English version of this entry can be read here. アップデートとバンプ:あり、後部参照。 ニューヨークタイムスはジョン・マケインにとって手強い共和党の競争相手であるミット・ロムニーへの個人攻撃に必死だ。「ロムニーのリードは共和党に嫌悪感を起こ…

アメリカ人は信心深すぎる?

ボストングローブでジェームス・キャロルがアメリカのイスラエル・パレスチナ政策がうまくいかない理由はアメリカがキリスト教への信仰が強すぎるからだと書いている。 日本のような世俗社会に育った人間がアメリカに来ると、最初に気が付くのは非常に多くの…

米大統領選:ヒラリーの勝利にオバマが勝利宣言、混乱するネバダの代議員数

アメリカの大統領予選では、昨日ネバダのコーカスとサウスカロライナの一般予選があった。民主党ではヒラリーが51%の投票数を取得して明かに勝ったのだが、なぜかオバマが勝利宣言をするという不思議な状況が起きた。しかしその話をする前にまずは選挙結…

イラク、激減したアルカエダ勢力、主流メディアが無視して語らないイラク新作戦の成果!

便りがないのは良い知らせ、とはいうものの、アメリカ軍によるイラク新作戦の大成功をここまで無視するというのも、アメリカ及び日本のメディアは本当にひどいものだ。イラク戦争がうまくいっていない時は、アメリカ兵が何人死んだとかイラクでどれだけ自爆…

左翼変態フェミニスト小山エミの正体 ー 改訂版

アップデート2015年5月10日現在:最近小山エミちゃんは話題の人になったらしく、エミちゃんの名前で検索すると拙ブログのこのページに行き着く人が多いようだ。しかし2008年現在で書いた私の小山エミに関する解釈にはかなりの誤解があった。先ず…

人種差別者の汚名を着ないために、、

人権擁護法反対の勢いが日本の右翼ブログの増してきているが、それらのブログ及びコメント欄を読んでいてちょっと心配になることがある。人権擁護法は確かに悪法であり、差別意識の「サ」の字もないような善良な市民がこの法律によって迫害される可能性は多…

左翼(多分共産主義)レズビアンフェミニスト小山エミの正体

アップデート:2015年5月9日現在 最近何故か、小山エミさんの名前で検索して私の過去ログのこの記事にたどり着く人が増えたらしい。実は私のエミちゃんに対する第一印象にはかなり誤りがあるので、この記事だけ読んで、「へ~小山エミってそういう人な…

日本を守る愛国者、ペイトリアット3

この間のBMD迎撃実験が成功した時、もしも迎撃に失敗した場合には地上の迎撃ミサイルPAC3がバックアップとして迎撃することになっていた。そのPAC3は今年の3月までに自衛隊基地16部隊に配備されることになっているが、基地の外にも配置するという計画があ…

速報! 米大統領選挙:ミシガン予選はロムニー(共)勝利。民主はヒラリーが独走

アメリカ東海岸時間午後9時17分現在: 今、フォックスニュースを観ていたら、ミシガンの予選では共和党のミット・ロムニーが勝ったと報道している。ハッカビーは今敗北宣言をしている最中である。ハッカビーの応援団はアクションスターのチャック・ノリス…

人権擁護法の恐ろしさ! 日本人よカナダに学べ!

日本生まれ日本育ちのカカシより日本語が上手なアメリカ人コメンター、アレンさんがカナダで起きている人権擁護法の悪用に関する非常に貴重な事件を紹介してくれた。これをみていて、この法律がどれほど恐ろしいものであるか、是非日本の皆さんにも知ってい…

左翼フェミニストの陰謀か! 「苺畑より」がペットショップサイトに乗っ取られた????

今朝起きたら、うちのブログがなぜかペットショップのホームページにつながったので、読者の皆様は困惑されたことでしょう。 もしやこれは、左翼フェミニストによる陰謀か、はたまたイギリスやカナダの人権擁護法による言論弾圧なのであろうか、と色々勘ぐっ…

ここまで来たイギリスの人権擁護法:イスラム批判で保守派ブロガーに逮捕状!

*人権擁護法カテゴリーを新しく建設しました。海外における人権擁護法の悪影響や日本が海外から学ぶべき情報を特集しておりますので御覧下さい。* 瀬戸氏のところで、人権擁護法が日本でも浮上しているというお話を読んで、これは由々しき問題だと感じてい…

新テロ対策特別阻止法に見る憲法の限界

日本の衆院が参院で否決された法案を再可決するという57年ぶりのまれにみる動きにより、新テロ対策特別措置法が再可決されたというニュースを読み、非常に喜んでいるカカシである。 海上自衛隊によるインド洋での給油活動を再開させるための新テロ対策特別…

選挙は関係なし! 遠慮せず強気の外交に専念できるブッシュ

よくアメリカではすでに任期終了を待つだけになって政策上の実権がなくなっている政治家のことをレイムダックと呼ぶ。二期目の任期もあと一年足らずとなり、従来この時期の政権からは特にこれといった新政策は期待できない。 この時期はある意味でアメリカに…

フェミニストマガジン『Ms.』が見せたくない広告

私はこの間からアメリカのフェミニスト運動が左翼運動家にのっとられ、女性人権や男女平等の促進よりも左翼政治促進が優先されているという話をしてきたが、今回それを示す典型的な出来事が起きた。(Hat tip Power Line) アメリカユダヤ議会(The American J…

イランの挑発、アメリカは迎撃すべきだったのか?

昨日イランがホルムズ海峡でアメリカ海軍の米軍艦艇に信じられない挑発行為を行った。 【1月8日 AFP】(一部更新、写真追加)ペルシャ湾(Persian Gulf)のホルムズ海峡(Strait of Hormuz)の公海上で5日、イランの革命防衛隊(Revolutionary Guards)に所…

ニューハンプシャー予選、期待どおりのマケイン(共)と意外なヒラリー(民)の勝利!

以下CNNの記事より (CNN) 米大統領選ニューハンプシャー州予備選が8日に行われ、共和党ではジョン・マケイン上院議員が勝利した。民主党はヒラリー・ロダム・クリントン上院議員がアイオワ州党員集会で先勝したバラク・オバマ上院議員との接戦を制した…

ジェンダーフェミニストの見分け方

アップデートあり、下記参照。 先日から続いているフェミニズムに関する討論で、macskaさん(ペンネームは小山エミ)はかなりお疲れのようなので彼女の最新の反論を取り上げながら、ジェンダー及びエクイティフェミニズムについて最終的にまとめてみたいと思…

エクイティーフェミニストからジェンダーフェミニストへ

先ず最初に言っておくが、私の先のブログエントリー、ジェンダーフリー、左翼が幅を効かす女性運動はmacskaさんへの個人的な攻撃ではない。私が攻撃したのはアメリカ及び日本の女性運動を乗っ取った、もしくは乗っ取ろうとしている左翼連中なのである。 しか…

ニューハンプシャー民主党大統領予選を斬る!

私がかなり信用できると考えている世論調査機関ラスマスンのリポートから、火曜日に迫るニューハンプシャー州大統領予選について、民主党候補者たちの状況を考えてみよう。 一番新しい電話アンケートによるとバラク・オバマが支持率39%、ヒラリー・クリン…

ジェンダーフリー、左翼が幅を効かす女性運動

ちょっと前に私は『ジェンダーフリーという神話』というエントリーを書いたが、この時、私は日本語でいうところのジェンダーフリーという言葉の意味をあまりきちんと理解しておらず、ウィキペディアで検索した定義をそのまま紹介して、どうやら私が理解して…