苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

2017-01-01から1年間の記事一覧

思想の多様性に敵意丸出しの後退派左翼

8月下旬から始まった移動続きの出張だが、本日四つ目のホテルに移動。今日は花金だし今週末は仕事がないので一足先に週末を始めよう。 昨日9/14日の夜、保守派政治評論家のベン・シャピーロがカリフォルニア州立バークレー大学で演説を行った。実は講演の瀬…

アメリカで一番危険なヘイトグループ、サザンパバティーローセンターの正体

今年の6月、全国各地で反シャリア法デモが行われた。それについてアメリカの左翼メディアは主催したACTf or America(アクトフォーアメリカ)というグループがサザンパバティーローセンター(南部貧困法律事務所の意味)略してSPLCという市民団体によってヘ…

「アンティファ」ファシストの目的は破壊だけ

私はアンティファなるファシストテロリスト集団の本当の目的について誤解していた気がする。私は彼らが南北戦争時代の南部軍(コンフェデレイト)の英雄の彫像を次々に破壊していることに関して、彼ら民主党やその前進であるコンフェデレイトによる奴隷制度…

風と共に去りぬがポリコレ規制に触れた日

アメリカの歴史を抹消しようとする動きは遂にアカデミー賞受賞傑作映画「風と共に去りぬ」にまで手を伸ばしてきた。政治は自分たちには関係がないと思っていても、言論規制はこのように我々の生活の隅々まで手を伸ばしてくるのである。 テネシー州のメンフィ…

MovableTypeのアップグレード遂に完成!

やったああ~! 大変長らく皆さまにご迷惑をおかけしましたが、やっとこさMovableTypeバージョン4.21へのアップグレードが完成しました。もう長年バージョン3.なんたらの旧式を使っていて限界が来ていたのですが、面倒くさくて放ったらかしにしておい…

アンティファ・ファシストこそが白人至上主義を正当化させる

日本でも先週バージニア州のシャーロッツビル市で起きた右翼と左翼の衝突について報道されているようだが、アメリカのメディアは一方的に白人至上主義の連中が巻き起こした騒動のように報道し、トランプが十分に白人至上主義者を糾弾しなかったと大騒ぎだ。 …

アフリカからの違法移民密輸に加担するNGOに対抗するイタリア

この間ちょっと紹介したヨーロッパの若者たちによるDefend Europe(ヨーロッパを守れ)の行動だが、彼らの主張は「捜索と救助」という名目でヨーロッパのNGOがリビアの密輸業者とつるんで人身売買に加担しているというものだ。彼らは事前に打ち合わせ通り密…

外国人への思いやりで疲れる日本人

この間、カカシが皮肉で書いた「カカシはアメリカ人で日本人の繊細な神経を理解できない。「アメリカ人の私には、『暗黙の了解』や『約束事』は全く読み取れなかった。「最初からきちんと提示されていないものを外国人が理解できるはずだと思い込むのはどう…

グーグル社員による異見弾圧社風批判メモが炎上、社員は即刻首

先日米グーグルの社員が同社による行き過ぎたポリコレを批判する内部メモを書いたが、それが社外に流出してネットなどで大炎上。メディアはメモの内容を全く読みもせず、それがあたかも極度な女性蔑視のメモであるかのように報道。メモの著者である男性社員…

国を守るためには国民アイデンティティーは必須

先日、ヨーロッパの若者たちが「ヨーロッパを守れ」とリビア沖に繰り出したニュースを紹介したが、彼らはジェネレーションアイデンティティーと名乗り、自分らのことをアイデンティタリアンと呼んでいる。 このIdentityという言葉は非常に訳しにくい。私は日…

ヨーロッパを守れ、違法移民船阻止に乗り出したヨーロッパの若者たち

先日北欧のニュースを流しているツイッターでディフェンドヨーロッパ(ヨーロッパを守れ)Defend Europeという欧州の市民活動があることを知った。この活動を進めているのはヨーロッパ全体から集まった若者たち、彼らの名はジェネレーションアイデンティティ…

後退派左翼の過激ぶりに愛想をつかす革新派リベラル

最近今まで自分をリベラルとか革新派だと思っていた人たちが、後退派左翼の過激派ぶりに呆れかえって愛想をつかすというケースを多く見るようになった。今回は、こともあろうに左翼リベラルの象徴ともいえるニューヨークタイムスに最近のフェミニストの指導…

What's in a name? 呼称に関する日米文化の違い

本日のエントリーを始める前にはっきり言っておく。私はネットおともだちのリリーさんについて、彼女の政治的なご意見にはほぼ賛同している。彼女のイスラエルや欧州に関する姿勢にも同調している。ダニセル・パイプス氏やダグラス・マレー氏らの著書翻訳に…

トランスジェンダー押し付けも肥満奨励も同じ穴のむじな

最近、トランスジェンダー関係の記事で、女なのに男性ホルモンを摂取して男に見える女が、「男も生理になる」とか言って生理の血液で汚れたズボンの股間を写した気持ち悪い写真をツイッターにアップしていた。自分が男になりたい人間が生理の苦痛に文句言う…

地球は過去19年間温まっていない、冷却期に入る恐れも

この間、ダンカークという映画を観に行ったときに、アル・ゴアの空想非化学映画「不都合な(不)真実」の続編トゥルーストゥパワーの予告編(ビデオ)を見てしまった。あんまりバカバカしかったので、トランプがEPA(環境庁)をつぶしてやると演説している部…

どうしてトランスジェンダーは軍隊に属さないのか

先日トランプ大統領がトランスジェンダーによる米軍隊勤務禁止方針を発表したことによって世間は色々と騒いでいる(NHKー日本語)。 アメリカのトランプ大統領は、心と体の性が一致しない「トランスジェンダー」の人たちについて、アメリカ軍で働くことは認…

移民抑制のために国際結婚は規制すべきか?

八重桜会というブログの古いエントリー(2014年)のなかに国際結婚は極めて厳しく規制されるべきというものがあって、自分も国際結婚をした者としてはちょっと興味があって読んでしまった。しかし、結婚そのものを規制するというより、それに付属している問…

お行儀よいだけでは効果はない、マイロやトミーに見る自由主義活動

先日、マイロ*ヤノプルス(Milo Yiannopoulos)はアメリカの公共ラジオ局NPRで45分間にわたるインタビューを受けたのだが、なぜかNPRはその放送を中止してしまった。マイロに言わせると彼があまりにも効果的な発言をしたためNPRはしり込みしてしまったのだ…

相手に親切にすれば相手からも親切にされると思い込む文明人の悪い癖

このあいだ、コメンターのちびむぎみみはなさんの発言を発端に、よもぎねこさんのサイトで非常に興味深いエントリーがあった。それについて私ももっと掘り下げて考えてみたいと思う。 一方だけが幾ら寛容になっても、もう一方が完全に不寛容であれば、寛容を…

やっぱり無実だったアメリカ水泳チーム、ライアン・ロクテ事件

去年の8月、リオオリンピックの最中に強盗にあったという話をでっち上げ、虚偽の被害届を出したとして起訴されていたライアン・ロクテがブラジル裁判所において起訴却下となった。つまり、ロクテらアメリカの水泳チーム4人が嘘をついていた事実はないという…

鉱山のカナリア、南アフリカの白人アフリカーナ

この間南アフリカにおける少数派白人への迫害についての話をした。それに関してユーチューブで南アフリカのビジネスマンの演説を少し聞いていて、彼が「我々は言ってみれば鉱山のカナリアだ」と言ったのが印象に残った。民主主義を理解せずに、それが単なる…

Strange case of translation - 翻訳における奇妙な出来事

この間コメント欄でちょっと書いたのだが、ネットおともだちでダニエル・パイプス氏の著書の専属翻訳家でもあるリリーさんから私の訳語が適切でないというご指摘を受けた。下記はそのコメント欄から抜粋。 ネットおともだちのリリーさんから、マレー氏の著書…

左翼の不思議な恋人、リンダ・ソーサー

先日リンダ・ソーサーなるパレスチナ系モスレム過激派女がアメリカ独立記念日にモスレムブラザーフッド関係団体の前でトランプ大統領に対して宣ジハード戦争布告発言をし、保守派の間で批判が出たことに対しソーサーはワシントンポスト紙で弁明した。ソーサ…

ヨーロッパ人が感じるアメリカの不思議な点

今回は結構軽い話。ユーチューブを観ていたら、ヨーロッパの人がアメリカに関しての感想を箇条書きにしているサイトがいくつかあったのだが、その中でも共通しているものがいくつかあったので、ちょっと紹介してみよう。 How are you? (いかがですか?)は…

夢を追うことはいいことなんだろうか

今日は時事と関係ない夢を追う話をしたいと思う。もう何年も前のことになるが、私はある日本人男性のブログを追っていた。彼はアメリカに留学したいという夢を持っていて、そのための準備を着々と進めていた。彼は若かったがすでに就職しているサラリーマン…

文化盗用ニュース第三弾、今度はティキバー

この間はオレゴン州ポートランド市のブリート店が文化盗用の汚名を着せられて町を追い出されたという話をしたが、今回も同じくオレゴン州、今度はコーバリス市(Corvallis)のティキバーがポリネシア人や太平洋諸島民のうるさ方からのクレームに屈して閉店し…

リンダ・ソーサー、トランプ政権にジハード攻撃宣言

リンダ・ソーサーと言えば、反トランプの自称「女性マーチ」で人気を博し、ニューヨークの大学の卒業式で演説をぶったりしている後退派左翼自称フェミニスト。ソーサーはパレスチナ系アメリカ人でテロ軍団ハマス支持でシャリア促進派である。そのソーサーが…

社会主義の行きすぎで滅びゆくサンフランシスコ

カカシの自宅付近には日系食品マーケットはないが、日本食品も多少は置いている韓国系マーケットがある。ちょっと前に買い物に行った時に、どうも商品棚が閑散としているし、店子で入っていた化粧品店や薬局やパン屋がすべて閉店になっていておかしいなと思…

ベルギーの不思議な死

ちょっとダグラス・マレー著の「ヨーロッパの不思議な死」をもじって今回の見出しを作ってみた。アフリカの話で偶然コメンターのShimaさんから元ベルギー植民地だったルワンダの話が出た。植民地政策をとっていた西欧諸国のなかでもオランダやフランスの悪行…

若者のテレビ離れに焦るテレビネットワーク

ここ数年、エンターテイメントがすべてスマホで出来るようになってからというもの、若者のテレビ離れが目立つようになった。 アメリカのテレビ番組は一年に2シーズンがあって、シーズンの終わりにはシーズン最終回を放映する。シリーズが人気があれば次期シ…