苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

2006-01-01から1年間の記事一覧

サダム・フセインの最期

昨日から今日にかけてテレビではサダム・フセインの処刑模様が何度も報道された。さっきミスター苺がインターネットで実際にフセインが死ぬ場面の映像があるというので見せてもらった。(残酷なシーンなのでリンクはつけません。)私は普通こういうビデオは…

夏のシドニーに行くはずだったのに、、

今日は忙しいのでブログエントリーはお休みにしようと思ったのだが、この笑える記事をみつけてしまったので紹介しときます。 [ベルリン 29日 ロイター] オーストラリアのシドニーにいるガールフレンドに会うために、航空券をオンライン予約したドイツ人…

おせち料理に見る日本人の心

本日ミスター苺と一緒に色々なスーパーを飛び回っておせち料理の材料を集めて参りました。 え、カカシさん、おせちなんて作るの? と言われそうだが、実は作るのです! アメリカに移住してから私は日本を恋しいと思ったことはほとんどないのだが、お正月だけ…

サドルの挑戦、受けて立とうじゃないの!

English version of this story can be found here. モクタダ・アル・サダル派の連中は激怒している。なぜかというとアメリカ軍がサドルの片腕をぶっ殺した からである。殺されたサドルの幹部はアメリカ軍のいうところの「路肩改良爆弾の製造者」で10月に…

イスラム教議員批判は人種差別ではない!

アメリカ初のイスラム教徒議員が、就任式の宣誓を従来の聖書ではなくコーランを使ってやるつもりだと発表して以来、賛否両論色々でている。私は反対派だが、それについてはすでに何回か取り上げているので是非過去ログを読んでいただきたい。特に二番目は背…

栄養足りない北朝鮮兵

今日の読売新聞でエンジンのない小型船で漂流していた北朝鮮軍の兵士二人が北朝鮮側に送還されたという記事を読んだのだが、記事の内容よりもついていた写真に驚いてしまった。 送還される北朝鮮兵の左右にアメリカ兵と韓国兵が一緒に付き添いで歩いているの…

イラク米兵に完全無視されたジョン・ケリー

カリフォルニアの大学で学生たちに勉学の大事さを演説した時、勉強しないとイラクへいくはめになると語って米軍陣から総すかんを食ったジョン・ケリー民主党議員元大統領候補。2008年の再出馬に備え傷付いた関係をなんとか取り繕おうこのクリスマスシー…

中山首相補佐が拉致問題記事で米紙に抗議投稿

先日カカシが日本右翼は拉致問題を政治利用しているか?で紹介したニューヨークタイムスに載った拉致問題の記事だが、中山首相補佐がニューヨークタイムスと提携しているインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙に抗議の手紙を投稿したようだ。(Hat t…

こころのこもった贈り物、ポストクリスマス感想

このあいだどなたかのカリフォルニアの青い空というブログを読んでいたら贈り物の芸術というエントリーがあった。著者のヒロコさんがお友達の家に訪れた時なにげなく褒めた手作りのネックレス、おともだちは覚えていてクリスマスの同じものを作って送ってく…

イラン核兵器開発に夢中で石油生産をおざなりに

喜多さんとこでイランの石油生産状態がよくないという記事を読んだ。以下ワシントンポストに載ったこの記事によると、全米科学アカデミーが発表した情報ではイランの石油輸出の売り上げは激減しており、このままだと2015年には石油輸出による収入はほと…

イラクにてイラン軍高官4人を米軍が拘束

シーア派のマフディ民兵軍の親玉はサドルは、イランの飼い犬ならぬ飼い豚(どうみても豚にみえるな、あの顔は)であることは周知の事実。イランはアルカエダと民兵のどちらも煽ってイラクの宗派間争いを企んでいる。陰謀があるとすれば、まさにイランこそが…

ヒラリー、アイオワに次ぎニューハンプシャーでも人気降下

24日つけのリアルクリアポリティクス にアイオア州とニューハンプシャー州での最近の大統領候補支持率世論調査結果が載っている。 それによると先週初めに発表されたアイオワ州の世論調査では、民主党候補中バラク・オバマとジョン・エドワードの二人がト…

’96のサウジ米軍宿舎爆弾事件、米裁判所イランの関与認定

よくイスラムテロリストによるアメリカへの攻撃をいうと、2001年の911同時多発テロが最初だと思う人がいるが、実はそうではない。1990年代だけでも最初のWTC爆破テロからはじまって、アフリカのケニアとタンザニアのアメリカ大使館で同時に起きた…

トンデモ陰謀説! イラク宗派間争いはCIAとモサドの企み

洋の東西を問わず馬鹿げた陰謀説を唱える人間はたえない。911同時多発テロがブッシュ大統領の陰謀だといまだに信じきっているかわいそうなひとたちがいるかと思えば、最近はイラク宗派間紛争はアメリカのCIAとイスラエルのモサドが計画したものだという馬…

日本右翼は拉致問題を政治利用しているか?

陳さんのところで、小森義久氏のコラム紹介があったのでそれを読んでいたら、先日うちのミスター苺が腹をたてていた北朝鮮による日本人拉致事件に関するニューヨークタイムスの記事に対する抗議だったので、ここでニューヨークタイムスの元記事と、小森さん…

イラクへは兵増強で方針転換

私は先の中間選挙で民主党が勝ったことでかえってイラクへは兵増強が起きるのではないかと以前に書いたが、やはりブッシュ大統領はその方角へ方針を転換するようだ。以下産經新聞の記事より。リンクをなくしてしまったので抜粋を添付する。 米軍地上兵力を増…

内戦激化で輸血に消極的なパレスチナ庶民

ガザの病院ではこれまで通り戦いでけがをしたパレスチナ人たちが運び込まれてくる。彼等がイスラエルと戦っているあいだは地元庶民は積極的に血液の提供に応じてくれたと病院の医師たちはいう。だが、ファタとハマスの内戦が始まっていらい、病院側の嘆願も…

『コーラン宣誓』でみた日本人の誤解

アメリカ初、イスラム教議員の就任の際、コーランに手をおいて宣誓をしたいといいだしたキース・エリソン議員の話が日本のブロガーたちの間でも結構話題になっているが、そこで日本の方々はかなりこの件について誤解しておられるようなので、その典型的な例…

北朝鮮軍、もっとカラオケに励もう!

こういうニュースはもう感想の書き用がない。しっかし金書記長、もっとやることがあるだろうに、、、 「もっとカラオケを!」 軍の雰囲気一変と金総書記 2006/12/21 22:12 【北京21日共同】「軍隊に今後、もっとカラオケ装置を送ろうと思う」−。北朝鮮の朝…

行く先々で問題を起こすパレスチナ人たち

ファタ対ハマスの前回の停戦は三日もしないうちにお互いに約束を破りあって殺し合いになってしまったので、今回はなんとか守ろうと新しく停戦が結ばれたかと思いきや、数時間後にはすでにひとり殺されてしまった。 この二つの勢力の争いはパレスチナ庶民から…

赤ちゃんをX線検査に!

イランやイラク、イスラエルなどの話などをするつもりでニュースを見ていたら、こんな記事を見つけてしまった。 なんと空港のゲート前にある警備の列で英語のわからない女性が生まれたばかりの赤ちゃんをプラスティックの箱にいれてX線検査にとおしてしまっ…

イラン選挙:アハマディネジャド大統領勢力衰える

皆さんは、最近イランの大統領アハマディネジャドの勢力がイラン国内で衰えていることをご存知だろうか。 先日行われたイランでの選挙での開票結果が発表されているが、アハマディネジャド大統領派は各地の地方選挙で大幅に議席を失いつつあり、大統領の勢力…

欧州にて反イスラム意識強まる、、当たり前だ!

本日喜多さんのところで『イスラモフォビアがヨーロッパを支配する』というイギリスのインディペンデント紙の記事を読んだ。イスラモフォビアとはイスラム教恐怖症という意味。だが、恐怖症というのは実際には危険でないものを病的に恐れる症状のことをいう…

『穏健派』を装うアメリカの過激派イスラム市民団体

アメリカはテキサス州にあるダラスモーニングニュース新聞のコメンテーターであるロッド・ドレイヤー(Rod Dreher)氏が、地元のイスラム教徒市民団体の代表者と会談を行った。それというのもどうやらドレイヤー氏が以前に書いたイスラム教市民団体に関する…

シーア対スンニ宗派間紛争! イラクじゃないよ

シーアとスンニの戦いというとどうもイラクを思い起こさせるが、実はこの争い、起きているのはパレスチナのガザ。まずはAPのニュースより: ハマス、「選挙前倒し」表明の議長の関連施設を襲撃 2006.12.17, ガザ(AP) パレスチナ自治政府のアッバス議長の…

滅びる文明を描いたアポカリプト

メル・ギブソン監督のマヤ文明末期を舞台に一人の男の冒険を描いたアポカリプトが高評価を受けて人気ナンバー1である。(こちらのサイトで製作の苦労話や写真集を見ることができる) 前評判では暴力的すぎるという話だったし、予告編でも走っている場面ばか…

2008年大統領選、ヒラリー対バラク・オバマ

来年の話をすると鬼が笑うというけれど、なんとこれは再来年の話。それでももう2008年大統領選挙の選挙運動は始まっている。民主党代表として話題の人はなんといっても元ファーストレディのヒラリー・クリントン女史。リベラルからの彼女の人気は相当の…

なんでいつもイスラエルなの?

ディケンズの著書、デイビッド・コッパーフィールドのなかでミスター・ディックという登場人物が出てくるが、この男性はチャールズ王の斬首刑に病的な執着をもっていて、何の話をしていてもなぜかいつの間にかチャールズ王の首の話になってしまう。 これと同…

腰抜けイギリス政府よ、どこまでイスラムに迎合するのだ?

弱者であるイスラム教徒になにかと迎合して、「テロリストさん、僕をいじめないで」と根性のないことをいってる典型がブレア引退直前のイギリスだ。サッチャー首相が現役だったらこんなことは絶対に起きないのに全く残念だ。天下のイギリス帝国の栄光はどこ…

イスラムは惜しみなく奪う

昔の世界はよかったね。どっか強力な国が弱小国を侵略して占領したら支配者は負けた国の国民の人権や宗教などまったく無頓着に、なんでもかんでも奪い取った。勝った方も負けた方もそれが当たり前だとおもっていたから、占領国を敵だという理由で恨むことは…