苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

なぜ犯罪者の命の方が被害者の命より大切なのか?

先日オハイオ州コロンブスで16歳の黒人少女が警察官によって射殺されるという事件が起き、またまたBLMテロリスト達が暴力を扇動してコロンブス警察署の前で暴力的なデモが行われた。コロンブス警察は即座に警官のボディカメラがとらえた映像を発表。ビデオは非常に観にくいが、下記の写真がすべてを物語っていると思う。

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この16歳の「少女」の体重はなんと230ポンド!これは100キロを優に超える体重(104kg)で、うちのメタボ旦那のミスター苺よりずっと重たい。ま、それはいいとして、この少女はピンクのスエットスーツを着ている少女を刺す直前に射殺された。

これまでにBLMが暴動を起こしたすべての事件で、警察官が撃った容疑者はすべて凶悪犯罪者だった。凶悪犯罪者ということは彼らによって被害を受けた人々が存在するということだ。BLM活動家たちは殺された容疑者の話ばかりしているが、これらの容疑者らによって被害を受けた人々のことなど完全に忘れている。

もしこの警察官がこの少女を止めなかったら、ピンクの少女は殺されていたかもしれないのだ。射殺された少女の命の方が刺殺されたかもしれない少女の命よりも大事なのか?最近警官に殺されて話題になった黒人犯人について、なぜかメディアは彼らの犠牲になった被害者の話を全くしない。例えば、、

ジョージ・フロイド:女性の家に強盗に入り、女性の子供が観てる前で女性から金を奪った過去がある。事件当日も偽札でたばこを買おうをし、追及した店員を脅して警察に通報されていた。

ジェイコブ・ブレイク:家庭内暴力で裁判所から近づかないように言われていた元彼女の家に押し入り、元カノを性的に虐待した後に彼女のクレジットカードと車の鍵を奪い、子供二人を連れて逃げようとし、駆け付けた警官の指図に従わずに撃たれ半身不随になった男。警察官が撃たなければ子供二人はどうなっていたのだ?

ダンテ・ライト:デート相手の家に行き、女性の首を絞めピストルを使って脅して金品を奪った罪で逮捕状が出ていた男。警察に呼び止められて指示に従わなかったため、婦人警官がテイザーを使って取り押さえようとしたが、誤って射殺してしまった。

アメリカで犯罪者が逮捕されても、裁判で有罪になる可能性はかなり低い。警察も裁判所も面倒くさいことは嫌うので、たいていの場合は減刑されて元の罪よりずっと低い軽い罪にして禁固刑にすらならないことが多い。それでも何年か臭い飯を食った体験があるということは、よっぽど何度も犯罪を繰り返してきたか、かなりの凶悪犯罪を犯したかのどちらかか両方だろう。

なぜBLMはこんな奴らの肩ばかりもって、こいつらの犠牲になった被害者のことを無視するのだ?こいつらの被害者はほとんどが若い女性達。強姦された人もいれば、殴る蹴るの乱暴を受けた人もいる。そして彼女たちも黒人だ。黒人の命が大事だというなら、こいつらの犠牲になった黒人被害者たちの命は大切ではないのか?彼女たちの人権はどうでもいいのか?

コロンブスの事件に話を戻そう。ナイフで少女を刺そうとしていた16歳少女を射殺した警官を批判する人々に聞きたい。ではこの状況で警官は何をすべきだったというのだ?直接攻撃している少女を引き離すには遠すぎる。テイザーは外れる確率が非常に高い。腕や脚を撃つなどという芸当は外す可能性があるだけでなく、被害者の少女に当たってしまう可能性も高い。他にどんな方法で被害者の少女を救うことが出来たというのか、ちゃんと説明してほしい!

こうなったら黒人が暴れているという通報があったら、白人警察官は出動を避けるべきだろう。黒人の騒動は黒人警察官だけにやってもらえばいい。いや、こんなことが続くなら警察官なんかやってらんねえよ、という人たちが増えるだろう。警察の予算削減などしなくても、どんどん警察官が辞めてリクルートすら不可能になるだろう。それでいったい誰の命が一番危険にさらされると思うのか。

そ、その通り。黒人だ。