苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

初夏、家族で庭園訪問

今年のカリフォルニア南部の6月は結構涼しい日々が続いており、本日も朝は14度Cで昼過ぎの最高気温が23度Cという快適さ。お空は真っ青で暑くもなく寒くもなく、出かけるには最高の日よりということで、苺畑一家は近所にある庭園に行って来た。

ここは昔は大金持ちの所有地で、丘一杯に色々な木々や花が植えられており、場所によってバラ園あり、椿園あり、種々の木々の生える林がいくつもある。そして中にはなんと日本庭園も!

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これは元の所有者が日本人の庭師に設計させたものなんだそうだ。池には鯉も泳いでいた。

鯉が居ると言って大はしゃぎをしたのはお爺ちゃん。実はこの庭園に今日行こうということになったものお爺ちゃんの提案である。こんなに天気がいいのだから花見に行こうと昨日から騒いでいたので、ついに私たちも重い腰を上げた。

しかしお爺ちゃんの元気なのには驚き。あっちへ行こう、こっちへ行こうとすごいエネルギー。この庭園は丘になっていて、丘のてっぺんに元の所有者の家がある。今は博物館みたいになっているが、住居としても十分住めるようになっているので、時々パーティーとか行われているらしい。

その屋敷の裏側にはさらに急な坂道が続いているのだが、お爺ちゃんが「行こう、行こう」と大騒ぎ。いやいや、私には絶対無理。かといって一人で行かせるのも不安。結局お爺ちゃんはひとりでたったかいってしまった。まあ一本道なので迷うことはないし、頂上についたら戻るしかないので放っておいたら、元気よく帰ってきた。

この庭園には食堂もあるが、値段の割にはさほどおいしくないサンドイッチなどがある程度。それで私は最初からお弁当持参。お爺ちゃんは出かけると外食できると思っており、何か買わないと煩いので、ストロベリーレモネードを買った。お爺ちゃんにはカクテルだよといっておいた。

それにしても気が付いたら3時間も歩きっぱなしだったのにさほどつかれなかった。去年の私だったら絶対無理だったと思うと、随分元気になったもんだと我ながら感心した。

これからカリフォルニアは本格的夏に入る。こんな快適な日々も、もうあと何日つづくことやら。