苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

とうとう殺人犠牲者が出る、激化するアメリカ国内のユダヤ人差別

先日非常に痛ましい事件が起きた。カカシが住む南カリフォルニアにある、ウエストレイクビレッジ(Westlake Village)というロサンゼルスから北西に40マイルくらいいったところにある町で親イスラエルユダヤ人グループが平和的なデモ行進をしていたところへ、カウンターとして親パレスチナの数人が現れ、メガホンを使って大声でユダヤ人グループのデモの邪魔を始めた。親パの男がユダヤ人男性の一人と口論になり、親パ男が男性の頭を持っていたメガホンで殴った。殴られた男性はその場で気を失い救急車で運ばれたが、間もなく病院で死亡した。被害者の男性は近くのサザンオークス市住まいのポール・ケスラーさん(65歳)。

パレスチナの暴力的なデモ行進とは正反対に、イスラエル支持の人たちの行進や集会は非常に静かで平和的であり、唯一音がでるとしたら、それは彼等が歌を歌う時くらいだ。そういえばハマス支持の集会では怒りに満ちたスローガンや罵声はいくらも聞かれるが歌は全く聞こえてこない。

この事件だけでなく、あちこちでハマスに拉致された人質のポスターがハマス支持者たちによって剥がされているが、昨日ポスターを剥がしている黒人の女を咎めた若い白人女性がこの黒人女に乱暴になぎ倒される動画を観た。さすがハマス支持者だけあって暴力的である。

イギリスでもパレスチナ支持行進ちかくでイスラエルの旗やイギリスの旗を振っていた人たちが追いかけまわされて殴られるなどという事件が後を絶たない。警察はパレスチナ旗を掲げている暴徒たちを逮捕するのではなく「あなたの安全のために」と言ってイギリスの旗を持っていた軍服姿の退役軍人を立ち退かせたりしていた。「なんでイギリスでパレスチナの旗を振り回すのはよくて、イギリスの旗を掲げてはいけないんだ」と軍服姿のお年よりが警官に聞くと、若い警官は同情した顔で「あちらの数の方がずっと多いので」と答えた。

そうなのだ。イスラム教徒は数で勝負する。彼等には異民族の人権など全く意味がない。自分らが少数派であった頃にどれだけ多数派が少数派の人権を守ってくれていても、自分らが権力を握った途端に少数派を弾圧するのだ。彼等には味方と敵という概念しかない。

欧米は自由な移民政策であまりにも多くのイスラム教徒を受け入れてしまった。彼等は欧米に欧米人になりたくてやってきたわけではない。彼等は単に欧米の富を略奪し土地を占領するためにやってきたのだ。大量の侵略者を大手を広げて迎え入れてしまった欧米諸国の政府はほんとうに愚かであったとしか言いようがない。今更これらの人びとを国から追い出すとしたら大変なことになるだろう。欧米諸国で内乱が起きることは先ず間違いない。

このままではイスラエルで起きたようなことが欧米諸国でも必ず起きる。問題なのはイスラエルと違って我々の敵な国内にいる。地域で分かれているわけではない。今イスラエルに停戦停戦と騒いでいる連中は自分らが攻撃の対象になった時、どんな反応をしめすのだろうか。