苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

朗報!イギリスの国民保健省NHSがジェンダークリニックにて子供の思春期ブロッカー処方を禁止すると発表!

見出しの通り良いニュースが舞い込んできた!こちらスカイニュースの記事より

NHSイングランドが、子どもたちに思春期ブロッカーを処方しないことを確認した。

この決定は、18歳未満の子ども向けサービスの独立機関による見直しと、3月末で閉鎖されるタヴィストック&ポートマンNHS財団トラストが運営する性同一性発達サービスへの紹介が急増したことを受けて下された。

思春期ブロッカーは、乳房の発達や顔の毛といった思春期の身体的変化を一時停止させるものであるが、今後は臨床研究試験の一環としてのみ小児に使用可能となる。

長い道のりだった。多くの犠牲者を出してしまったが、イギリスは良い方向へ向かっている。この次は未成年への異性ホルモン処方も禁止にしてもらいたい。

ところでトランスジェンダー関係で、本日もうひとつ良いニュースをXで見つけた。こちらテレグラフの記事

キーア・スターマー氏、トランスジェンダー選手の女子出場禁止を支持:「常識が優先されるべき
労働党党首は、これまでこの問題に関して立場を取ることを拒否していたトランスジェンダー女性を禁止する運営団体の行動を支持すると述べた。

労働党はけっこうこれまでトランスジェンダリズムを推して来た党なので、これはかなりの方向転換。そういえば結構リベラルなアイルランドでも先日「母親」の定義を書き換えようという動きがアイルランド市民の圧倒的不支持のもとに否決された。Irish voters reject constitutional amendment about women's role in home | AP News

アイルランド首相、家族と女性に関する憲法改正案の採決で敗北を認める

ダブリン(AP通信) - アイルランドのレオ・バラドカル首相は土曜日、家族の定義を広げ、家庭における女性の役割に関する文言を削除する2つの憲法改正案を支持したが、否決されたため、敗北を認めた。

ヴァラドカル氏は、「非常に古風な言葉」を削除することで憲法に男女平等を明記し、現代の家族生活の現実を認識しようと投票を推し進めたが、有権者は政府に「2つの衝撃」を与えたと述べた。

「明らかに我々は間違っていた。「成功には多くの父がいて、失敗は孤児であるという古い格言があるが、このような大差で負けた以上、多くの人々がこのことを間違えていたと思う。私もそのひとりだ。」

反対派は修正案の表現が稚拙だと主張し、有権者は意図しない結果を招くのではないかと危惧する選択肢に戸惑ったと語った。

これは一見男女平等をうたう改正案のように見えるが、実際は家族制度を破壊するもので、母親という言葉を書き換え女性を消そうとしていると反対派は唱えていた。そして明らかにアイリッシュ市民たちはそれに同意したのである。

イギリス(UK)はかなり左に振り子が降られてしまったので、その振り子が戻りつつあるように思える。WPATHの実態が明るみに出た以上、アメリカでも子供の性転換治療が全国的に禁止される日は近いと思う。どれだけ叩かれても脅迫に負けずに間違ったことは間違っていると言い続けてくれた人たちのおかげだ。