ここ2~3日、何故かツイッターやTikTokでこの日本のマクドナルドCMが話題になっている。
特別じゃない、しあわせな時間。 pic.twitter.com/P7Og6hbMsx
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) September 20, 2023
若いお父さんとお母さんが小さい子と一緒にマクドナルドのフレンチフライを食べているというだけの何気ないシーン。なんでこんなCMが話題になる?
この広告を見て発狂しているアメリカ人について、とある人は皮肉っぽくこんなことを言っている。
異人種間のカップルや混血児はどこにいるのか?トランスジェンダーの表現は?ラップのバックミュージックは?なぜ黒人のナレーションがないのか?洗練された明るい肌の黒人女性が、不器用な白人男性に消極的な態度を示す場面は?これはファシズムなのか?
もちろんこの人は冗談を言っているのだが、実は本気でこういった批判をした人たちが結構いたらしい。なにせ最近のアメリカのコマーシャルと来たら、いったい何を売りたいんだかわからないようなポリコレばかりでいい加減にげんなりする。
たとえば髭剃りのコマーシャルに明らかに乳房除去をした男性ホルモンで髭が生えだした女性がモデルになったり、男性が女性化粧品の宣伝に出たり、洋服の宣伝にデブでブスの黒人女がどでかいお尻を画面いっぱいに振るとか、中年の男二人がリビングで手を取り合ってダンスするとか、凡そ「普通の人」が登場しないのだ。昔なら朝ごはんのシリアルの宣伝なら食卓に座る子供にお皿をだしてるお母さんと出勤前にネクタイ締めながら急いでいるお父さんという白人家族が普通だったのに、いまや白人家族なんてコマーシャルで見たことがない。
同じくツイッター(X)で観たアメリカのマクドナルドのコマーシャルでは、醜い黒人の女装男が「トランスジェンダーを殺すな!」と怒鳴ってる動画。なんでファストフードの宣伝でこんな醜い変態の顔を見せつけられるのか、もうそれだけでマクドナルドなんて食べる気にならない。
日本のごく普通のコマーシャルに腹を立てる人というのは、結局アメリカの文化がどれほど荒んでいるかを証明しているのだと思う。彼等もアメリカメディアが奨励する普通でない家庭の在り方に疑問を持ち出しているのではないだろうか?