苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

UNRWAは解体すべき(アップデートあり!)

アップデート3:2024年1月28日

【速報】日本がUNRWAに資金援助の一時停止を決定した。

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外務省@MofaJapan_jp

1月28日、 昨年10月7日の #イスラエル へのテロ攻撃に #UNRWA 職員が関与したとの疑惑について、#外務報道官談話 を発出しました。

UNRWAは、国連機関として国際社会と協力しつつ、数万人ものパレスチナ難民を対象に、保健・医療、教育、福祉、食料支援などの不可欠なサービスを提供しており、重要な役割を果たしています。特に現在、人道状況が深刻化の一途をたどっているガザ地区において、UNRWAは住民一人ひとりに必要な人道支援を届けるという不可欠な役割を担っています。

こうした中で、我が国は、昨年10月7日のイスラエルへのテロ攻撃にUNRWA職員が関与したとの疑惑について、極めて憂慮しています。本件を受け、我が国として、UNRWA側において本件に関する調査が行われ、対応策が検討される当面の間、UNRWAへの追加的な資金拠出を一時停止せざるを得ないとの判断に至りました。 多くのUNRWA職員は、ガザへの人道支援において、献身的に人道支援活動を行ってきています。UNRWAが本来果たすべき役割をしっかりと果たせるよう、我が国は、UNRWAに対し、本件調査が迅速かつ完全な形で実施され、UNRWA内のガバナンスの強化を含め、適切な対応がとられることを強く求めています。 同時に、我が国は、引き続き、他の国際機関等への支援を通じ、ガザ地区の人道状況の改善、そして事態の早期沈静化に向けた外交努力を粘り強く、積極的に続けていきます。

(参考)概要1月26日、ラザリーニUNRWA事務局長は声明において、イスラエル当局からUNRWAに対し、昨年10月7日に発生したイスラエルに対する凄惨な攻撃へのUNRWAの職員数名の関与の疑いに係る情報提供があったとして、遅滞なく実を明らかにするために調査を開始する決定を下したと発表。

アップデート2:2024年1月27日

アメリカに続き、ドイツ、カナダ、イタリア、オーストラリアもUNRWAへの支援を凍結すると発表。日本は何時まで続けるつもりだろうか?

アップデート:2024年1月26日

下記はPIINO@piino14さんのXポストから引用:

【速報】すごい!! 10月7日のハマスの虐殺に従業員が関与したことを受け、米国はUNRWAへの資金提供を凍結した。

ちょうど昨日 米国は、UNRWA が「信頼できるパートナー」であり、戦後のガザで「中心的な」役割を果たすだろうと述べたばかりだった。

グテーレス国連事務総長はこのニュースに「恐怖」を感じており、UNRWAのフィリップ・ラザリーニ長官に対し「この問題を迅速に調査」し、加害者を「即時解雇」し、「刑事訴追の可能性がある」ことを保証するよう求めている。

UNRWA長官は待つことはせず、「これらの職員の契約を直ちに終了する決定を下した」と発表した。

私は火曜日の合同公聴会で議会にUNRWAに対する訴訟を提起するためにワシントンへ向かっています。ついに真実が明らかになる。

U.S. halts UNRWA funding over staffers’ involvement with Oct. 7 terror attacks (jewishinsider.com)

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2024年1月20日

前回もハマスのトンネルがガザ全体のいたるところに張り巡らされているという話をしたばかりだが、今日もこのタイムスオブイスラエルの記事を読んでいて、この一節に目が行った。

UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関)の敷地、学校、モスク、幼稚園で武器が発見されなかったところはなかった。ただの一つも。

UNRWAは1948年にパレスチナ難民を救済する目的で設立された国連の機関である。しかし戦後すでに75年も経った今、この期間の役目は終わるどころか、救済対象者は当初の70万人から5.9百万にまで膨れ上がってしまっている。戦争当時の難民の殆どはすでに死亡しているにも関わらずである。

私はもうずっと以前から、いったいパレスチナ難民キャンプというのを何年続けるつもりなんだろうかと不思議に思っていた。普通戦争難民というのは、ある程度時間が経てば、戦争が終わって平穏になった母国へ帰国するか、それが不可能なら近隣諸国に移住して新しい国の人間として暮らすのが普通である。難民キャンプというのは、それが出来るまでの臨時の施設のはずである。

たとえば1975年くらいからベトナム戦争で難民となった多くの人々はマレーシアやタイランドの難民キャンプに一時的に収容されたが、その後近隣諸国やアメリカやフランスなどスポンサーを見つけて移住した。また1990年くらいからベトナムも安定し、多くの難民が帰国することが出来た。それで難民キャンプは1980年代の終わりにはほぼ用なしになっていたのである。

戦後の難民がすでに亡くなって2世3世の時代になってまで難民キャンプで暮らすなどというのはパレスチナ以外、他の国では聞いたことがない。しかも年々規模が拡大し予算も膨大になっていく。いったいこのUNRWAという組織の実態はどうなっているのか、この記事をよんでいて呆れてしまった。10 Things to Know About the UN Relief and Works Agency (UNRWA) (fdd.org)

なぜこんなにもUNRWAの救済対象者が増大しているのかというとUNRWAは、他の国連難民救済機関とちがって、オリジナルのパレスチナ難民の子孫を自動的に救済対象としてしまっている。2021年、時のマイク・ポンぺオ米国務長官はパ難民のなかで国連の戦争難民としての資格に当てはまるのは5%にも満たないと語った。

パ難民以外の難民は国連のUNHCRの管轄であり、この機関の目標は難民を安全な国に移住させ、移住先で融和させることにある。UNHCRは1億人の難民を1万8千のスタッフが請け負っている。ところがUNRWAにはなんと5.9百万のパ難民に3万人のスタッフがついているのだ。にもかかわらずUNRWAにはパ難民を最終的にどうするのかといった確たる目標がない。しかもこの3万のスタッフの多くが現地人、つまりハマスメンバーなのである。どうりでUNRWAハマスをテロ組織と認めない訳だ。

UNRWAは集めた支援金を必要最低限難民救済として使っているが、残った資金はすべてハマスのテロ資金にまわしている。 

特に今回あきらかになったのはUNRWA経営の学校で子供達のテロ教育がされているということだ。Xでも色々と動画があがってきているが、幼稚園児にテロリストの制服を着せハマスのハチマキをまかせてイスラエル兵に扮した子供におもちゃの銃を向けさせたり、ぬいぐるみの熊をユダヤ人として、幼稚園児にナイフで首を切らせるなどといった教育が公然となされているのである。10月7日の奇襲攻撃の後、UNRWAの従業員が自分らのフェイスブックに祝福のメッセージを書いていた。たとえばとある教師は小学校の生徒達を扇動して聖戦士たちを讃えるお祈りをしたりしていたのである。

米国は1950年から2018年まで米国人の血税やく6兆ドルをUNRWAに注いできた。ドナルド・トランプ前大統領の時代に一時支払いは止ったが、バイデン大統領が2021年から再び払い出した金額なんと一兆ドル。

このテロリストたちのドル箱UNRWAは速攻解体すべきである。