苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

バイデン対トランプ、大統領候補者討論会におけるバイデンの耄碌ぶりに左翼メディアも大パニック

昨日6月27日に民主党のバイデン現大統領と共和党のトランプ候補前大統領の討論会があった。主催は民主党支持のCNNで、その規則もバイデンに非常に有利な条件だったが、トランプは快くバイデンの挑戦に応じた。

観客が居るとバイデン爺さんの気が散るからなのか、観客はなし。他のメディアの立ち合いもなしで行われたこの討論会。蓋を開けてみたらバイデンのあまりにも無様なパフォーマンスに民主党支持のメディアは大パニックに陥っている。

私は生放送を見ようと思って構えていたのだが、最初の10分目くらいにバイデン爺さんがもごもご言い出したのを機に眠気に襲われ最後まで爆睡してしまった。それで後になってからスティーブン・クラウダ―やデイリーワイヤーの番組でハイライトを観ながら解説を聞いた。

デイリー・ワイヤーのベン・シャピーロはジョー・バイデンは舞台の上でコロっと逝ってしまうのではないかというほど弱々しくアメリカ人として非常に悲しくなったという。何故かといえば、バイデンの老いぼれぶりは全世界のアメリカにとって非常に危険な国々の独裁者たにも観ていたからである。世界最強の国のリーダーがこんな老いぼれじいさんだったら、彼らは何を企むだろうか?

討論会の始まる前は人々はバイデンは活性剤で打って何とか乗り切るだろう、トランプには都合の悪い質問をしてトランプが切れたらそれが批判されるだろうくらいに思っていた。ところが現実はそんな甘いものではなかったのだ。例えバイデン支持者でなくてもバイデンのパフォーマンスは衝撃的だった。

下記の動画をちょっとみてもらいたい。国境警備について話しているようなのだが、最後の方はバイデンはもごもご言っていて何を言っているのか聞き取れない。司会者から反論を促されたトランプ前大統領は「彼が何を言ったのかわからない。彼も自分が何を言っているのかわかってないと思う」と答えた。

昨晩のトランプのパフォーマンスはこれまでで最高の出来だった。感情的にならずに要点を抑えて明確に発言した。しかし人々はトランプの発言よりもバイデンの方に気を取られて唖然としてしまった。

デイリーワイヤーが色々なメディアのパニックぶりをまとめているので紹介しよう。Media Declares Biden Campaign Dead After Debate; Some Democrats Want Biden To ‘Step Down’ (dailywire.com)

CNN

CNNの民主党アナリストのバン・ジョーンズは「(バイデン)は出来る限りのことをしている。しかし今夜が国民の自信を取り戻すためのテストだったとしたら、彼は完全に失敗した」と語った。ジョーンズはさらにバイデンは選挙運動を止めなければならないと語った。「コンベンションまでまだ時間があります。そして民主党は別な方法を考え出す時間がある。もしバイデンがそれを許すなら。」

オバマの元アドバイザーのデイビッド・アクセルロードはCNNの番組でバイデンのあまりにもひどいパフォーマンスにショックを受けたという。「彼はちょっと混乱しているようでした。でもパニックを意識した頃には、議論が交わされるでしょう。それがどういう方向に行くのか分かりませんが、バイデンが続けるかどうかという議論がされるでしょう。」

CNNのエリン・バーネットはバイデン陣営はバイデンを討論に向けて六日前から刃部しており、何を質問されるかもあらかじめ知らされていたはずだとし、それでも持ち時間を埋めることが出来なかったと語った。同じくCNNのクリス・ワラスはまるで交通事故をスローモーションでみているようだったと語る。

ABC

ABCニュースのタミー・ブルースは「今夜はバイデン陣営が欲しかったものでも、必要だったことでもなかった。」と討論会後の生放送で語った。

NBC

NBCニュースのクリスティン・ウェルカーは民主党議員たちからこの選挙戦は事実上終わったと言われたという。議員の中には今後どうするのかが問題だと語った人も居た。

ESPN

ESPNトークショーのスティーブン・A・スミスはXにおいて「やっとバイデンに関して私に意見するのを止めるのか?君たちの恐怖は確認されたか?ミシェル・オバマ、副大統領、助けてくれ。バイデン陣営はこんなことを求めていたのか?彼のスタッフや彼の家族は、なんで彼にあんなことをさせた、なんでだよ!」

左翼ポッドキャスター

左翼ポッドキャスターのヤングタークスことチェンク・ウィガーは、もうこの選挙戦は終わりだバイデンがトランプに挑んだのは間違いだったと語る。「まるで血の風呂だったよ。バイデンは完全破壊されるよ」

CBS

CBSニュースは民主党下院議会ではバイデンに候補降板を求める議論がされていると報道した。

MSNBC

民主党上院議員のクレア・マッククリスティルは「ジョー・バイデンはたった一つの仕事をすればよかった。でも彼はそれをしなかった。彼は一つのことをやり遂げればよかった。それは年齢に関わらずきちんと仕事が出来るとアメリカ国民を安心させることだった。もうこれを修繕することは出来るか解らない。トランプはあまりにもひどので大丈夫かもしれない。でも私が他の人から色々聞いてることから判断するに、そのうちの何人かは、この国の選挙で高い地位にある人たちであり、その人たちがどこの役職に就いているかは想像がつくだろう。人々は、もう悪い予感どころか、危機に直面していると感じていると思う。」と語った。

メディアがパニックに陥るのも無理はない。CNNの討論会後の世論調査は評論家たちが恐れるように、67%の回答者がトランプが討論に勝ったと答え、バイデンが勝ったと答えたのはたったの33%だった。

しかし民主党はこれからどうするのだ?民主党大会まであと二か月しかないのだ。それまでに新しい候補を立てるのは至難の業である。しかしこれは起こるべくして起きたことだ。我々は2019年の選挙の頃からバイデンの認知症はかなり進んでいる、このまま大統領を務めるのは無理だと言い続けて来た。それでも第一期はなんとか乗り切ったとしても、後四年はいくらなんでも無理なのは最初から解りきっていたことではないか。どうして民主党はバイデンを説得して二期目は別の候補を立てることを考えなかったのだ?予備選の頃にもっと若い人を推薦し国民に名前を知ってもらう努力を何故しなかった?どうしてここに至るまでバイデンを担ぎ上げてきたのだろうか?

これで民主党は今後どうするつもりなのか、早急に決める必要がある。