苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

イギリスの二段階司法が産んだ内戦の危機

いまイギリスでは反移民の地元イギリス人とイスラム教徒移民及び左翼アンティファとの間で激しい衝突が起きている。今日Xではイギリス内務省から強い言葉の警告ポストが掲載されていた。

暴力的騒動を起こしたら警察は貴様らを見つけ出す。10年の禁固刑に処される可能性がある。

と書かれている。去年イスラエルハマスに襲われた10月7日以来、毎週のように何万というモスリム暴徒が街に繰り出して抗議デモと称する暴動をおこしてきたのを放置しておきながら、一旦違法移民の暴挙に耐えきれなくなった地元イギリス人が暴れ出した途端に厳しく取り締まると言い出す。何故その情熱をモスリムテロリスト退治に向けないんだ?

いやそれを言うならパキスタン移民による白人少女たちの集団強制売春を何十年も放置し、それを警察も政府もメディアも隠蔽していたことはどうなるんだ?暴動は誰がやっても駄目に決まってるが、片方だけ厳しく取り締まり片方は完全放置という二段階司法をやっていては、この騒動は収まるどころか激化するのは必定。

すでにフェイスブックに反移民の投稿をしたとしてイギリス人が20か月の禁固刑を言い渡されたり、暴動に参加したとされる若いイギリス人男性(白人)が二年の刑を言い渡されたりしている。マンチェスター空港で婦人警官の鼻を折るなど大暴れたしたモスリム兄弟の二人組は保釈中で起訴もされていない。

実はいずれイギリスではこういうことが起きるだろうと昔から警告していた人たちは居る。こちら拙ブログの2017年のエントリー。右翼が左翼の手段を使う時、左翼メディアのダブルスタンダード - 苺畑より In the Strawberry Fields (hatenablog.com)

2017年の6月イギリス人の男がイスラム教聖廟のお祈りから出てくる教徒らの中にミニバンを突っ込んで一人を轢殺、数人に怪我を負わすと言う事件が起きた。常識ある右翼保守の面々は恐ろしい事件だとして糾弾した。モスリムや左翼連中のように街に繰り出して「神は偉大だ!」などといってお祭り騒ぎをしたイギリス人は皆無である。

左翼連中はモスレムテロの後にはテロリストとの関係はわからないとか動機不明とか、なかなかモスレムとの関連性を認めようとしないのに対し、白人がテロ行為をするとモスレム批判をしていたトミー・ロビンソンやケイティ・ホプキンスやダグラス・マレーのせいだとか、彼らを逮捕しろとか訳の解らないことを言い出す。ロビンソンはフェイスブックツイッターで今回の事件は彼のせいだと、どれだけの脅迫状が届いたかわからないという。(略)ロビンソンやホピキンスやダグラスといった人々は単なる使者に過ぎない。彼らは真実を人々に訴えて、このまま何もしなければ大変なことになると人々に警告してきただけなのだ。

 

自国政府が国民を守ることが出来なければ、国民は自分らの手で自分らを守らなければならなくなる。そうなれば警察がするような令状をもって家宅捜査だの逮捕だの裁判だのといった正式な手続きは無視され、無関係な人々まで巻き込まれてイギリスは内乱状態になってしまうだろう。そうなる前に何とかしろ、というのが保守派たちの訴えなのだ。政府がそういう基本的な責任を果たしてこなかったから、今回のような事件が起きてしまったのだ。 そしてこういう事件は、これが最後ではないだろう。 

モスリム及び左翼連中の暴挙を放置したまま、イギリス愛国人たちを厳しく取り締まったりすれば、イギリス国民は政府を信用しなくなるだろう。反移民暴動が起きた地域はここ20年で移民の数が激増し、地元市民の失業率が激化した地域である。移民たちによる犯罪で治安も大悪化。こんな状況を放置したまま文句を言ったイギリス人を罰するなんてことをいったいいつまで続けられると思っているんだ?

イギリス人に戦わずしてモスリム侵略者の奴隷になれというのか?

私にはイギリス人はそんな腰抜けばかりだとは思えないのだが。