お爺ちゃんの定期健診
金曜日にお爺ちゃんの認知症定期健診があった。検診といってもただ脳外科のお医者さんに近況報告をするだけで、「悪くなってますね」と分かり切ったことを言われるだけだ。しかし最近は一人ではトイレにもいかれないし着替えもできない、お風呂も入れない。食事も見てないと料理を前にしても全く手を付けないことがあり、時々口元まで食べ物をもっていかないと何も食べないこともある。そんな話をしたら、「そろそろ介護施設に入れた方がよさそうですね」と言われた。
あと一年以内には介護施設に入れようと思っているが、それまでにもっとひどい症状になってしまうのだろうかと聞くと、「ありえますね。脳の病気ですから、そのうち歩けなくなり、排泄のコントロールもできなくなり、最後には食べることもできなくなります。」それが一年以内に起きるかもしれないということですか?「そうですね。もちろん個人差はあります。何年も元気な人もいます。ただ長い人でも発病後15~6年が限度です。お爺ちゃんの場合は、発病してからもう10年以上経ってますからね。」老い先短いということか。ま、こんな状態で長生きしてもしょうがない、早くお迎えが来てくれた方が本人も楽だろう。
しかし今のお爺ちゃんを見ているとそんなにすぐ死にそうではないのだが。確かに体重は減っている。お爺ちゃんは白人だが背が低く170センチもない。それなのに若いころは100キロ以上の肥満だった。ここ10年くらいは年と共に少しづつ減ってきてはいたが、特にここ2~3年でかなり減った。先日お医者さんで計ったらなんと77kgまで減っていた。私が出さなければ食事をしないので、若いころのように間食もしないしお酒も飲まないせいだろう。ま、痩せててくれた方が私も介護がしやすいからいいのだが、あんまり痩せると私が虐待していると思われても困るしな、などと考えてしまう。
お気に入りのコーヒーカップを割ってしまった
今朝コーヒーを飲みながらお爺ちゃんの朝ごはんに気を取られていてよそ見をしていたら、カウンターにカップを置こうとしてきちんと乗っているのを確認せずに手を放してしまった。それでお気に入りで何年も使っていたカップを落っことして割ってしまった。ああ、トトロ柄の可愛いカップだったのに!
それですぐに近所にある輸入専門店にでも行ってカップを買ってこようと思ったのだが、何せ今の時期クリスマスの買い物客でああいう店は大混雑。特に今日は日曜日なので混み方はひとしおだろう。そう思って買い物は明日の平日に行くことにした。しかしカップがないとコーヒーが飲めないので、戸棚を色々探していたら、何年か前に誰かにもらった雪だるま柄のカップが出てきた。ま、クリスマスシーズンでもあることだし、ちょっとの間これを使おう。
ところがこのカップ、かなりサイズが大きめでコーヒーを入れると重たくて片手で持てない。これは使い勝手が悪いな(笑)。いったい誰がこんな大きなカップで飲むんだろう。第一全部飲み終わるまでにコーヒーが冷めてしまう。
料理の写真がしょぼい
ソーシャルメディアに自分の作った料理の写真をアップする人は多いが、時々なんでこんな写真アップするんだというほど不味そうな料理の写真を見ることがある。例えばこの写真。これ結構名の知れた政治家さん(女性)が挙げた写真。
炒め物の盛り付けもひどいが、ごはんのお茶碗が欠けているし、およそお味噌汁にふさわしくない器だなど色々なコメントがついてしまっている。
実はこの女性、前にもフライパンの上にバラバラに焼いてある餃子の写真を上げていたのだが、その時も餃子は並べて焼くもんでしょとか、コンロが油でぎたぎたに汚れているとか色々いわれてしまっていた。
別に料理が下手なのはしょうがないし、盛り付けがプロ並みじゃないとかも構わないのだが、なんでそんな下手な料理の写真をアップするのか、それが不思議なのだ。
写真をソーシャルメディアにアップするなら、きれいに撮ったものをアップするはず。だから台所が汚れていたら、きれいな布巾の上にお皿を乗せるとか色々工夫すればいいのに何故それをしないのだろう。結局この人はそういうことに全く気を使わない人なのだという人柄が出てしまっている。そしてそんなことを気にする人が世の中には居るのだということにも気づいていないのだ。
格いう私もお茶碗が欠けてることには言われるまで気付かなかったので、結構ちゃらんぽらんなである。ただこの人と私の違いは、私は下手な料理の写真など恥かしくてアップできないということ。