苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

娯楽番組

HEROES(ヒーローズ)20年前のテレビドラマシリーズを見た感想

先日親戚の叔母ちゃんにお爺ちゃんがいつも同じDVDを観ているという話をしたら、うちに沢山DVDがあるからあげると言い大きな段ボール箱二つに入ったDVDの山を押し付けられた。私は引っ越しに先駆けて自分のDVDを山ほど処分したばかりなのに、他人のDVDをこん…

ゲイマーゲート2? スィートベイビーIncの陰謀が暴露される

最近ゲイマーの間でスイートベイビーIncという会社の名前をよく耳にするようになった。私はコンピューターゲームは全然やらないのだが、ゲイマー関連のユーチューブチャンネルを観るのが結構好きでよく見ている。のだそうだ。 拙ブログでもハリウッド映画のW…

日本勢大健闘、アカデミー賞授賞式でおきた様々なドラマ

私は映画ファンで地元映画館チェーンのメンバーでもあるのだが、それでもアカデミー賞(以後オスカー)には全然興味がない。それというのも最近のオスカーはポリコレに染まりすぎていて、全然映画の良し悪しや興行成績とは無関係になってきているからだ。と…

スタートレック、ストレンジニューワールド、シーズン2第二話、一体主役は誰なんだ?

去年の6月の公開されたスタートレックのストレンジニューワールド。無料の第一があまりにもひどかったのでそのまま観ないでいたのだが、昨晩第二話が特別サービスで75セントとあったので観てみた。いやあああ、酷かった、第一話にもまして酷かった、よくもこ…

多様性に東洋人は含まれないのか?

人気アニメ、アバター・ザ・ラストエアベンダーの実写版がネットフリックスで公開されることになり、その予告編が公開された。 https://youtu.be/ByAn8DF8Ykk?si=Hiw1jNFeR4c9UtgA 白状すると、私はこのアニメの存在を今の今まで知らなかったので、これらの…

ファン激怒、日本のアニメやゲームの吹き替えがローカライザーによって超ポリコレに変貌してる

最近アメリカのアニメ・マンガ・ゲームファン達の間で、日本の作品がアメリカで公開される際に字幕や吹き替えの内容が原作とは程遠いポリコレに変貌しているという話をよく聞くようになった。外国の作品をアメリカで公開する場合には翻訳者の他に地元の社会…

第15代ドクターWHOクリスマススペシャルが至上最低の視聴率

もうユーチューブチャンネルでドクターWHOを追ってるチャンネルを観ていると、人々は口を揃えてドクターWHOは終わった、ファンは見放したと叫んでいる。それというのも2023年クリスマスに、クリスマススペシャルで第15代目ドクター、クティ・ガトワ(Ncuti G…

アガサ・クリスティーのオーディオブックを聴きまくった年末

年末色々手仕事をしながらアガサ・クリスティーのハルキュール・ポワロのミステリーをオーディオブックで聴いた。朗読はBBCのテレビシリーズでポワロ―の助手キャプテン・ヘイスティングスを演じたヒュー・フレージャー(Hugh Fraser)。残念ながら私が聞いた…

ドクターWHOもおしまいだ。ポリコレが次々に潰していく人気シリーズ

イギリスで超長寿番組人気シリーズのドクターWHOが今年60周年を迎える。ウィキの説明は下記の通り。 『ドクター・フー』(Doctor Who)は、1963年からイギリスBBCで放映されている世界最長のSFテレビドラマシリーズである。1989年に一度終了したあと、1996年…

クレイジーキャッツの魅力再発見

YouTubeで植木等さんのコンサート模様の動画を見つけたので観ていたら、お爺ちゃんが部屋に入ってきた「何を聴いておる?」あ、昔のコメディーバンドだよ。「最初からかけろ」ギャグは日本語だからわからないかも。でもドタバタだから解るかな。 最初からか…

マドンナ、容姿を売り物にしてきたものが、容姿をけなされても文句は言えない

優雅に年を取れない女は醜い 先日のグラミー賞で64歳のマドンナが登場したが、その変わり果てた姿に多くのファンが驚愕した。彼女の最新の整形があまりにも極端で以前の顔と大違いになって別人のようだったからだ。それは整形手術が失敗したと言うより、無…

WOKEお目覚め主義は商売に良くない、スタートレックディスカバリー視聴率低下

私は昔からスタートレックシリーズのファンだ。1960年代のオリジナルシリーズから、80年代のネクストジェネレーション新世代、そしてボエジャー、ディープスペース9といったテレビシリーズも、いくつもある劇場版映画も全部観て来た。90年代まで続いていた…

サンフランシスコの教育委員三人がリコールされる、人種問題にこだわりすぎる教育委員会への批判高まる

今私はスタートレックの最新シリーズ、ディスカバリーを観ている。これまでのシリーズとは違って、一回ごとの完結編ではなく、1シーズン13話を通じて筋がつながっており、シーズンの最終回で話が完結する仕組み。筋は悪くないのだがちょっと気になることがあ…

違う意見を絶対に許さない不寛容なリベラル、ヒップホップ界の宇多丸とDJOasisの違い

ツイッターでヒップホップ歌手の宇多丸という人のラジオトークが上がってきた。彼が自分の番組で音楽仲間のDJ Oasis(以後オアシスと略)という人のトランスジェンダーに関するツイートについて批判したものだ。宇多丸はかなり辛辣にオアシスを批判していた…

猛烈かつ迅速なアメリカのキャンセルカルチャー、人気テレビ番組の司会者が謹慎に追い込まれたわけ

日本の皆さまはアメリカの人気長寿番組「バチョラー」をご存じだろうか。私はリアリティショーは大嫌いなので一度もみたことはないのだが、これは一人の独身男性が数人の女性から一人理想の女性を選ぶという趣向で、女性たちはそれぞれ色々な試練に打ち勝っ…

「保守派ゲイは黙りやがれ」アイデンティティーポリティクスの偏狭性

この間、ツイッターフィードで「保守派ゲイは黙りやがれ」という記事を読んでなんじゃこりゃっと思っていたら、「俺はゲイだけど黙る気ねえからな」と反論している記事も見つけたので両方を読み比べてみた。 まず、最初の記事を書いたのはローレン・シーセン…

若者のテレビ離れに焦るテレビネットワーク

ここ数年、エンターテイメントがすべてスマホで出来るようになってからというもの、若者のテレビ離れが目立つようになった。 アメリカのテレビ番組は一年に2シーズンがあって、シーズンの終わりにはシーズン最終回を放映する。シリーズが人気があれば次期シ…

懐かしさとジャズに心を奪われた「坂道のアポロン」

2012年にアニメシリーズとして報道された「坂道のアポロン」の全12作を観て感激してしまった。アニメシリーズは古いのだが、2018年には実写版の映画になるということなので、ちょっと中途半端な時期かもしれないが感想を述べさせてもらおう。 この…

『サラ・ペイリンのアラスカ』テレビドキュメンタリーにうろたえるエリート保守派たち

この間、サラ・ペイリン前アラスカ州知事が、アラスカの生活を紹介するドキュメンタリーに出演中だという話はしたが、リベラル連中が批判するのは当然のことながら、何故か保守派からもペイリンのテレビ出演を批判する声が多く聞かれる。 先ず断っておくがペ…

人気テレビ番組の反戦テーマで垣間みたアメリカの意外な素顔

私とミスター苺が好きで見ている番組にSo You Think You Can Dance?というダンス番組がある。意訳すると「あなたは踊れるつもり?」というような意味になるが、番組の構成は全国からオーディションを受けて受かった男女合計20人のセミプロダンサーが、毎週…

日本版『スターと踊ろう』発見!

洋の東西を問わず、テレビの娯楽番組は結構真似しあうので全く不思議でもなんでもないが、この間私が紹介したDancing with the Stars(スターと踊ろう)という番組の日本版が存在するということを発見。(Hat tip きいろい小鳥とちいさいわたし、きいろいさ…