苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

米国第六巡回区控訴裁判所が、子供の性転換治療禁止は合法と判決を下す

デイリーワイヤーのマット・ウォルシなどが中心となり、子供の性転換治療を禁止する動きがテネシー州を中心にあちこちの州で広がっている。今や19の州で同じような法律が通っている。しかしもちろんトランスジェンダー活動家(TRA)たちがそんな動きを指をくわえて見ているわけはない。それで人権市民団体のACLUは(米市民権利組合)この判決は違憲であるとして訴えていた。しかし昨晩、第6巡回区控訴裁判所(テネシーミシシッピなど4つの州を担当)は子供の性転換治療禁止は違憲ではないと判決を下した。これはウォルシ曰く「トランス教団に壊滅的な判決」である。これがどれほど壊滅的であるか、ウォルシが説明しているので@tarunynorzoさんの翻訳を読みながら考えてみよう。

第一に、この判決は、不道徳あるいは危険だと考えられる医療行為を禁止する権利が有権者にあることを立証している。これは、大手製薬会社の "専門家 "が何を言おうとかわらない。

そのうえで裁判所は、思春期ブロッカーや異性間ホルモン剤を含む、いわゆる「ジェンダー肯定するケア」が危険であると有権者が考える十分な理由があると説明する。裁判所は、多くの国がこれらを禁止し始めていると指摘する。

さらに裁判所は、「トランス標準医療」の決定団体であるWPATHは、1979年から2000年まで、未成年者にホルモン剤や思春期ブロッカーを使用しないよう勧告していたと述べている。現在でも、WPATHは未成年への使用を支持する「限られたデータ」しか存在しないことを認めている。

我々が子どものトランス肯定派から言われるのは子供の性違和を肯定しないと子供の精神状態が悪化し自殺してしまうということだ。そして思春期ブロッカーはその治療として最適であると彼等は言い続けていた。ところがなんと実はブロッカーにはひどい副作用があることがわかってきた。TRAが根拠にしていた英国のデータには間違って分析されていたというのだ。このデータを新たに分析したところ、なんとTGの若者の1/3がブロッカーの服用後に精神異常をきたし苦しんでいることが判明したのだ。三分の一もである!

ACLUはトランスジェンダーは被差別者であり政治力のない少数派であり疎外された立場にあると主張してきた。しかし裁判所は、トランスジェンダリズムは現政権はもとより大手法律事務所や連邦政府や医療団体が味方味方しており、およそ疎外されているなどという立場ではないことを指摘した。

またトランスジェンダーが生まれつきであるという主張に対しても、法廷は「トランスジェンダー」の定義は日に日に変化しており、毎日のように新しい性別が生まれていることを指摘して退けた。ここでもTRA達が政治力を得るために色々な性嗜好の人たちをトランスに混ぜて来たのが仇となったようだ。

さらにACLUは子供の治療は親に決める権利があると主張したが、これに対しても親だからといって子供に危害を及ぼすような治療を受けさせる権利はないとはねつけた。親の意見を無視して子供のトランス肯定治療を拒否する親から親権を奪おうとまでしているくせに、都合のいい時だけ親の権利とか言い出すんだなTRAは。

マットの言うようにこれはTRAにとって壊滅的な判決だ。彼等の主張はことごとく退けられたのだ。しかしこれですべてが終わったわけではない。この法廷の管轄はテネシーミシシッピなど四州に限られる。他の州でも同じような法律がどんどん通っているのでACLUを始めTRAたちは諦めないだろう。そしてあちこちの法廷で様々な判決が下り、最終的には連邦最高裁へと進むことは間違いない。無論それがトランス活動家にとってもジェンダー理論批判派であるジェンダークリティカル(GC)の我々にとっても正念場となるのである。

私はこうした裁判がどんどん起きることによって、子供の頃に思春期ブロッカーを投与され多大なる被害を得て後悔している若者など脱トランス者からの訴えも人々の耳に入ることになると期待している。未成年への異性ホルモン投与がどれだけ危険なものであるか人々が知れば、この野蛮な「医療行為」は過去の電気ショックのように連邦レベルで禁止されるようになるであろう。

欲を言えば、私は性転換治療なるものは子供だけでなく大人でも禁止にすべきだと思ってる。このトランスジェンダリズムというカルトは多くの人びとの心と体を蝕んでいるからだ。しかし何事も我慢が大事。一歩一歩辛抱強く進んでいくしかない。

ところで私のツイッター(X)アカウントが新しくなったおかげで、これまで私をブロックしていた人たちのツイートも一時的にみられるようになった。無論私の著名度が上がれば彼等から再びブロックされるだろうとは思うが、いまのうちに勉強のために読んでおこうと思ってる。例えばこの女性。娘が3歳くらいの時からトランスジェンダーとして育てており、話の内容から思春期に差し掛かっている頃ではないかと思われる。この母親の害毒性は半端ないので多分子供にはすでに危険なホルモン投与を始めているのだろう。そんな彼女の今日の投稿。直接返信するとすぐブロックされるだろうからここでちまちま批判しておこう。

えらErrurトランスの子の育児と理解の会@Taklnce1

長い間トランスの人々の存在に気づかず生活してきた人々が突然、危険だなんだとネットで騒ぎ立てトランスの人々を攻撃し始めてから6年近くになりますか これまでに何人ものトランスの人々の命が失われ、居場所が奪われ、強制ディトランジション(特例法の廃止)まで求められ、本当に恐怖の世界です

何故トランスジェンダリズムが批判されるようになったのかと言えば、彼等の要求があまりにもひどくなり、そのおかげで女性や子供たちへの被害が多くの人の目に触れるようになったからだ。拙ブログでも何度も指摘しているが、トランスジェンダーの人たちがトランスだからという理由で殺害されたという事実はほぼない。トランスジェンダーの殺害は大抵が売春や麻薬関連のものであり、トランスでなくてもそれは非常に危険な生き方である。また特例法の廃止がなぜ脱トランスを強制することになるというのだろう?特例法が無くても成人の性転換手術は合法だ。それまでやめさせようと言う動きは少なくとも日本ではない。

「トランスの女性は強くて怖い、犯罪者と見分けがつかない」 「子供をLGBTQ+にするな」 「性自認なんてない、性別はカラダ、でもカラダを変えても性別は変わらない、ディトランジションしろ」 こんな無茶苦茶なことを言いながら、トランスの人々を暴力的に追い詰め排除しようとしているんですよね

これも完全に話が逆。女性や保護者達が集まって行き過ぎたトランスジェンダリズムやLGBTQ+教育に反対する集会を開くと、決まって黒装束で武器まで持ったTRA/ANTIFA達が集まって来て抗議者達に暴力をふるう。暴力を使って反対派を黙らせようとしているのはTRAの方である。

埼玉県の事業で、にじーず代表遠藤まめた氏を講師として「性の多様性を尊重した子供・若者の居場所づくり」講座が開催予定です。 フリースクール、放課後児童クラブ、子ども食堂などが対象となっています。加賀議員@Nanaekagaプラウドボーイズ、KJKに続きLibsOfTIkTokの暴力的手法を用いて、性的マイノリティの子供達を徹底的に傷つけ排除しようとしています 不登校の子供支援をされていたんですよね? 居場所の無いマイノリティの子供達を追い詰める責任は非常に重いですよ

以前に拙ブログでも紹介した通り、にじーずというのは未成年の少年たちを親に内緒で集めてよからぬことを企んでいる団体。彼等は関係者以外の大人の参加を禁止している。子の集会でどのようなことが行われるのか誰も知らないのだ。もし得体の知れない団体が未成年の少女ばかりを親に内緒で一か所に集めてなにやらやろうとしたら人々は黙っているだろうか?

この太字部分のところは全く理解できない。まずGC活動にプラウドボーイズは参加していない。プラウドボーイズは1月6日の件でガタガタに破壊されてしまったし、元リーダーが政治犯として30年の刑期に処されている。いまやGC運動に参加できるような状態ではない。またKJKやLibsOfTikTokは一度も他人に暴力をふるった子とはないし、暴力を先導したこともない。いやそれどころか彼女たちこそTRAの暴力被害に逢っている。まさかえらさんはKJKがニュージーランドの集会でトマトスープをかけられもみくちゃにされて命からがら避難した事件を知らない訳じゃないだろう。

だが彼女がこのようおに被害妄想になってヒステリックになっているというのも、マット・ウォルシなどが先頭となってトランスジェンダリズム解体運動がアメリカ全土及びカナダでも広まっているからだ。えらさんのようなTRAにとっては危機的な状況になっているということだろう。

マット・ウォルシが「女とはなんぞや」という映画を作ってからまだ一年ちょっとだ。しかしこの一年間でGC運動はかなりの成果を遂げたと思う。いったん崩れ出したらトランスジェンダリズムは一気に解体すると私は信じる。

それまでにどれだけの子供達が犠牲になるのかを考えると心が痛むが、ともかく今はこの勝利を祝おう。