苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

アメリカの平和を脅かす親パレスチナという反米テロ

このエントリー4月15日に書き始めたのだが、はてなブログは自動保存をしないと見えて、原稿を保存というボタンを押さなかったばっかりにすべて消えてしまった(涙)。せっかく長々と書いたのに。

アメリカは4月15日が納税申告の日だが、その日、アメリカのあちこちで申し合わせたように主流な橋や高速道路が親パレスチナを名乗る輩に占拠され、ラッシュアワーの交通が数時間にわたり遮断された

シカゴのオハラ空港に続く道では、旅行客たちがタクシーから降りてスーツケースを引きずりながら飛行場へ歩いて行く姿が報道されていた。

サンフランシスコではゴールデンゲートブリッジやベイブリッジで親パデモ連中が座り込み四時間も交通が遮断された。そのほかフィラデルフィアオークランドなどでも同じような交通妨害デモが行われた。 

妨害者たちはパレスチナの旗をなびかせ、道路に寝転んだり座り込みをしたりしたが、警察は彼等を見守るだけで何もせず数時間にわたるデモの末妨害者たちは逮捕された。

唯一つ即座に妨害が終ったのは、フロリダ州のマイアミ。さすがロン・ディサンティス知事だけあって、抗議者たちが道を塞ぎ始めると同時に警察がやってきて全員道から引きずり出され即逮捕されたため、デモは数分で終わってしまった。何故他の町ではこれが出来なかったのだろうか?

数日後の二日前、コロンビア大学の学生たちが大学構内でテントを張って親パレスチナでもを行ったが、これは学校側が学生たちを一時停学処分にし、座り込み学生たちは皆逮捕された。

アメリカ各地で行われているこうしたデモの参加者は顔をスカーフで覆って隠し、その言い分も非常に暴力的だ。そして最近の彼等は親パレスチナというより親ハマスであり、あからさまにイスラエルへの憎悪を表明。それだけでなく、「アメリカに死を」と唱える輩も増えて来た。先日もイスラエル支持の男性が持っていた星条旗に火をつけ「アメリカに死を!」と怒鳴りながら警官の前をどうどうと歩き去る動画を観た。

彼等はもはやパレスチナ支持などという建前は捨て、アメリカ滅亡を唱えて運動している。

私は前々から、もし親パの連中がパレスチナに対しての理解を深めたいと思っているなら、こんな風にアメリカ市民の生活を妨害するようなことをやるのは、かえって逆効果ではないかと思っていたのだが、彼等は理解など求めていない、彼等のやっていることはテロなのだと言っているのがデイリー・ワイヤーのマット・ウォルシ。Activists Who Shut Down Highways Aren’t ‘Protesters.’ They’re Terrorists.

マット曰く、外国勢力や国内革命軍が国を占拠しようとするとき、必ずやるのが橋を落としたりメジャーな道路を封鎖することだ。理由は単純。交通を遮断することはその国全体を遮断することになるからだ。

橋や空港を破壊する目的は、自分が正しいと誰かを納得させることではない。道徳的な議論でもない。重要なのは、敵をできるだけ早く無力化し、さらなる攻撃に対して無防備にすることだ。

インフラを破壊することは、いつでも、彼らが計画しているもっと大きな作戦の第一段階にすぎない。より多くの州がフロリダに続いてこれを即座に封鎖しない限り、次の段階が何であるかはすぐに明らかになるだろう。

ウォルシは交通を妨害する輩は抗議者などではないテロリストだと言う。彼等が「アメリカに死を」という時、彼等は本音をいっている。誇張でも比喩でもなんでもない。彼等は本気でアメリカを破壊しようとしているのだ。

ここで疑問なのは、何故フロリダ以外の州では親パの連中は厳しい罰をあたえられないのだろうか?何故数時間も橋を封鎖している輩を警察は力づくで排除しなかったのか?散々市民に迷惑をかけてからやっと逮捕となるのか?それにしたって彼等が思い罰をあたえられるとは思えない。かれらが1月6日の保守派たちのような扱いを受けることは全く期待できない。

トム・コットン上院議員は、警察が何もしないなら一般市民が運動家を取り除くよりないと言っているが、もしそんなことをしようものなら、その人たちの方が逮捕されて何年も刑務所にぶち込まれるのは火を見るより明らかである。だから我々は何をされても我慢するしかない。

いったいバイデン政権はどういうつもりだ?国境を開けっぱなしで世界中から犯罪者を呼び寄せ、テロリストにいいようにさせ、一般のアメリカ人の生活を脅かして何がしたいのだ?

ウォルシも懸念しているように、この親パレスチナという「抗議デモ」が本当の暴力的テロに豹変するのは時間の問題だ。