二年前に五年計画で始めた断捨離。まだ三年目なのだが、今年の六月を目指して今住んでいる家を売って引っ越すことになった。それで買いたい人達に見せるために早急に家のなかを整理整頓しなければならなくなり、これまでよりも拍車をかけて要らない物を処分している。苺畑家断捨離ラストスパートである。
この断捨離を始めた頃は、まだまだ時間があると思っていたのでガラージの掃除から始めたが、家の中のことは結構のんびりとやっていた。それでも本棚三つ分の本は処分したし、DVDやCDもかなり処分した。
それで今日は空になった本棚二つと、小さい引き出しの箱を一つ、ミスター苺と担いで外に出した。ロサンゼルス近郊のこの町では、あらかじめ市に連絡しておくと無料でもっていってくれる。とても二人で運べない重たい家具は別として、本棚や机など外に持ち出せるものはさっさと処分しようとなったわけだ。もっともダイニングにあるサイドボードは重たすぎてとても私ら夫婦では無理。
それで重たいものはお隣の家の若い男性に頼む予定。お隣のご夫婦には20代の息子が二人おられる。普段は一緒には住んでいないが時々帰ってくるので、重たいものがある時は運んであげると言われているのだ。
今日整理したのは食器や調理用具。食器はこの家に越して来た時にダイニングセットを一式揃えた。皿やボウルは使っているが、紅茶セットは一度も使っていない。考えてみればイギリス人でもないのに紅茶セットを買う方がおかしかった。うちには客が沢山くるというわけでもなし、時々やったディナーパーティーでも誰もお茶など飲まなかった。飲み物といったらお酒やビールもしくはソフトドリンク。ティーカップの出番などなかった。
私も若いころは結構料理を頑張ったが、今はそんな気力も体力もないので、調理用具もそんなに要らない。ケーキ用のミキサーだの、肉の塊を煮るスロークッカーだの、もう私には用なしだ。沢山あった料理の本も、いまやユーチューブの時代だから必要ない。古くなったスパイスもかなり捨てた。もうたくさんスパイスを使うような込み入った料理をする気はないし、第一これらのスパイス、とっくに賞味期限が切れている。
というわけで捨てられるものは捨てたし、寄付できそうなものはまとめたので、明日はGodd Willという慈善事業にすべて持っていくつもりだ。
明日も頑張ろう!