本日のXで、覆面捜査で有名なジェイムス・オーキーフがディズニーの重役によるディズニーの雇用方針で白人(特に白人男性)の採用は昇進を避けているという話を載せていた。
この覆面捜査に引っかかって真実を吐露してしまったのはウォルトディズニー社の重役マイケル・ジオーダノ(Michael Giordano)氏。ディズニーはもう白人男性を雇う気はないと語る。自分も11年務めているが自分より半分も資格のない黒人男性に昇進を飛ばされたという。ジョーダノ氏の仕事はキャストされた俳優の給料などの交渉をすることだが、とある黒人俳優は十分に黒人に見えないという理由で採用されなかったと語る。
無論人種や性別を理由に採用しなかったり昇進させないのは法律違反になるため、ディズニー社は外部にわからない暗号を使っているという。また多様性を起用している重役にはボーナスを与えるなど優遇措置を取っていると語る。
最近ディズニーの作品で黒人男優やLGBTQ+関係の俳優が増えているのは無論これが原因だ。
これが原因かどうかは分からないが、最近のディズニー映画は駄作が多い。そして興行成績も非常に悪い。ディズニーによる新しいスターウォーズシリーズ、ザ・アコライト(The Acolyte)はディズニープラスで最低の視聴率である。アコライトの主役はアマンダ・ステンバーグ(Amanda Stenberg)という黒人女性だが、この女優の作品上でもその外での行動でも非常に評判が悪い。
彼女もまた一年前に炎上した白雪姫の主役女優のレイチェル・ズィグラーと同じように過去のインタビュー動画などが再び出て来てステンバーグがいかに白人男性を嫌っているかという発言が顰蹙を買っている。(彼女の父親はデンマーク系白人であるにもかかわらず!)
思うにディズニーは登場人物の人種や性嗜好などばかりに気を配り、観客が何を求めているのかという一番大事なことを見失ってしまっている。多様性・ダイバーシティーは俳優だけではない。脚本家や演出やマーケティングなどでさえ、大事な人材をその才能で選ばずダイバーシティーだけで選び、真に才能のある人達を白人男性だというだけで蔑ろにしてきたツケが回ってきているのだ。
私は決して黒人には才能がないと言っているわけではない。ただここ2~30年、教育現場でも東洋人以外の有色人種は下駄を履かされてきた。特に黒人の待遇は甘かった。だから同じハーバード大学を卒業していても白人や東洋人の学力と黒人のそれとでは雲泥の差があるのだ。にもかかわらずこの学力の低い才能のない人たちを黒人だというだけで雇ったらどうなるか、現実社会は大学内の甘っちょろい世界の常識は通じないのである。
そして彼らは一度も自分らの失敗の責任を取ることを学んで来なかった。だから作品が失敗すると観客の人種差別のせいにするのである。挙句の果てに「嫌なら観るな」などといってしまい、実際にスターウォーズの観客から完全に見放されてしまった。
これと全く同じことがイギリスのBBC制作のドクターWHOでも起きている。新しいドクターは黒人でゲイという最高の組み合わせのはずだが、視聴率はドクターWHO史上最低である。そしてその理由を演出家も主演俳優も「レイシズム、ホモフォブ!」で片付けようとしている。この人たちはファンを侮辱するのは良い考えではないということをいつになったら学ぶのだろうか?
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