苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

学ばない左翼、人々がトランスジェンダリズムを拒否した事実に気付けない

先日のCNNのパネル会議で、なぜ民主党は一般庶民から見放されたのかという話になった時、男子による女子競技参加について話そうとする保守系政治評論家のシャーマイケル・シングルトン(Shermichael Singleton)に向かって別のゲストのひとりジェイ・ミカエルソン(Jay Michaelson)が怒鳴り散らして何度も遮るという一場面があった。

シングルトンが「思うに多くの家族が男子が少女のスポーツに参加すべきでないと考えています。」と言うとマイケルソンが「彼らは男子じゃない。私はこの場でトランスフォビックな発言には聞く耳持たない」と遮った。「あなたはトランスガールを男子と呼んだ。そういう言葉使いは侮べつ語だ、彼らは男子ではない!男子ではない!」と叫び続けシングルトンがそれ以上何も言えないようにした。

ここで司会が間に入って仲裁してくれるかと思いきや、司会のアビー・フィリップス(Abby Philips)は「ジェイに敬意を表する意味でも、これについては敬意をもって話すよう努めましょう」とまるでシングルトンが悪いような言い方をした。

それでシングルトンは「では言い換えましょう、私は標的にされてるので」と言うと再びマイケルソンは「彼らが本当に男子だというコンセンサス(同意)はない」とまた遮った。そしてマイケルソンは「私たちは極々希少な数の人口の話をしています。そして彼らはそれを使って何千と言う人々の医療を取り上げようとしている。」と続けた。

フィリップスにさっさと論点を述べろと促されてシングルトンは「普通の人はこうしたことを見て,『正直これはちょっと行きすぎじゃないか、これには同意できない。これは好きじゃない。』と言っている。民主党は社会問題について左に行き過ぎたと思います。」と言い「彼らは不快に思っている」と強調。「私は多くの家族がそう信じていると信じます。あなた方はこの現実に同意しないかもしれないが、だからこそ共和党はこの問題について何度も何度も繰り返した。なぜなら彼らはそのやり方に効果があるのを見たからです。」

マイケルソンのような左翼は全く学んでいない。トランスジェンダリズムを批判する人々をいくら「トランスフォーブ」だ「ヘイター」だと呼んでみても、もう誰も黙らせることは出来なくなってしまった。なぜなら初期の勇気ある極少数のジェンダー批判派(GC)達にだけでなく、「娘のスポーツに男子を混ぜないでほしい」と思ってるごく普通の親たちにまで、トランスフォーブ、ヘイター、ターフ、などと言いすぎたせいで、おかしいのは民主党トランスジェンダー活動家(TRA)の方だと人々が気付いてしまったからだ。

そしてこの「極々希少な人口」という詭弁にもいい加減人々はうんざりしている。もしトランスジェンダーがそんなに希少な存在なら、なぜこれほどまでに我々の生活に影響を及ぼすのだ?彼/彼女という言葉使いにまでいちいち口を出される毎日。

実は先日主人の姪の高校の演劇公演があり見てきたのだが、その中に背の高いかなり肥満の少女が男役で出演していた。女子だけの演劇部で男役を演じたことのある私が言うのもなんであるが、アメリカでは異性の役を演じるということは先ずありえない。案の定その少女は男子を自認しているそうだ。つまり人々はトランスジェンダリズムの狂気に日常的にさらされており、シングルトンが言うように居心地の悪い思いをしているのだ。

TRAが言い出したトランスジェンダリズムという言葉が汚い言葉になってしまったのも、GCが悪い意味で使いだしたからではなく、その実態を人々が知るにつれ、それがいかに邪悪な概念であるかを人々が悟ったからに他ならない。

民主党ドナルド・トランプこそ男尊女卑思想をもち女性を冒涜してきた張本人なのに、女性たちがなぜトランプを支持できるのかと頭を抱えている。典型なのがこちらノートでTRAプロパガンダを毎日書いてるキャスさん

こうしたドナルド・トランプの大統領選の勝利を歓迎する反トランスジェンダーの立場の人の中には「女性のスペースを守る」などといった「トランスジェンダーが女性を脅かす」といった主張を前提にしてトランスジェンダーの人権に反対していた者もいます。 しかし、そもそもドナルド・トランプ自体がこれまで女性の権利を脅かしてきた存在であり、それなのにドナルド・トランプを支持するというのは、大きな矛盾を抱えることになります。

ここでキャスさんは民主党司法局がでっち上げたトランプによる様々な犯罪を羅列。すでに嘘だとばれているエプスタインとの関係まで持ち出す始末。どうしてこんなセクシストを女性が信じられるんだあ~キー!となっている。

民主党は司法を使ってあらとあらゆる罪をでっち上げ、とっくに時効が過ぎて何の証拠もないレイプ罪や普通あり得ない詐欺罪で起訴。どれもこれも政治ライバルを陥れるための虚偽の起訴だ。ところがトランプはそれらをうるさい蠅を追っ払うかのようにすり抜け気にもしてない様子。そしてトランプは二度も暗殺未遂にあったのに怯まなかった。

アメリカ市民は民主党が広めたトランプはセクシストというプロパガンダを信じなかったのか、信じたとしても、多少セクシストでも男を女と言い張る民主党よりましだと思ったのではないか?

常識ある普通の人々は、たとえトランプが民主党のいうような「女たらしのミソジニスト」だったとしても、トランスジェンダリズムと真っ向から戦う姿勢を明らかにし就任初日で子供の性転換医療を一切禁止にすると宣言する人の方が、「男子を女子トイレに入れろ、女子スポーツに参加させろ、女子刑務所に入れろ」と騒いでる民主党よりも信用できると判断したのではないだろうか?

それが理解できずにトランスジェンダリズムを今後も押し続けるなら、民主党はどんどん負け続けるだろう。それでいいならどんどんやって頂戴と私は思うけどね。