苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

アメリカ最高裁が未成年のジェンダー肯定治療禁止法の合憲性を審議

まずはデイリーワイヤーの記事から。

最高裁は12月4日、テネシー州法が子どもの不可逆的性別移行手術を禁止している件で口頭弁論を行う。

テネシー州知事のビル・リー(共和党)は、2023年3月22日、話題となった上院法案1号に署名し、2023年7月1日に施行された。この法案は、医師や医療提供者が未成年者に対して、手術、思春期阻止剤、ホルモン剤など、いわゆる「ジェンダーを肯定する」手術やホルモン処置を行うことを禁止するものである。

この法案は、2022年9月にザ・デイリー・ワイヤーのマット・ウォルシュがヴァンダービルト大学医療センター(VUMC)を調査し、VUMCの子どもに対する性別移行手術と、性別移行全般に対する衝撃的な態度を暴露したことを受けている。ウォルシュと『The Daily Wire』は、病院がトランスジェンダーの処置を「大儲け」とみなし、トランスジェンダー問題に対する「宗教的信念」を無視するか「結果」に直面するよう従業員に圧力をかけていることを発見した。

バイデン政権は、ACLUや10代の原告数名とともにこの法律を阻止しようと訴え、テネシー州の連邦地裁は2023年4月にこれを阻止した。しかし2023年9月、第6巡回裁判所はテネシー州の子どもに対する保護を支持した。最高裁は2024年6月、司法省とACLUの裁判を統合して「合衆国対スクルメッティ(United States v.Skrmetti)」としてこの裁判を取り上げ、高等法院がこの種の裁判を取り上げた初めてのケースとなった。

この訴訟は今後アメリカ国内で未成年への危険なジェンダー肯定治療が続けられるかどうかがかかっている大事なものだ。そして多分、最高裁はこの法律を合憲と判断するだろう。

そうなった場合、トランプ大統領就任後、今度はテネシー州だけでなく、連邦政府の議会がこれと全く同じ法案を提案することは間違いない。そうなったら連邦議会の上院で承認されトランプが署名すればそれで終わりだ。未成年のジェンダー肯定治療はアメリカ全土で禁止されることとなる。

テネシー州司法長官ジョナサン・スクルメッティは10月の声明で、「テネシー州民は、選出された代表者を通じて、不可逆的で証明されていない医療処置から子供たちを守るため、上院法案1によって慎重な行動をとった。「議員たちは、これらの処置が青少年にもたらす深刻なリスクを正当化する信頼できる証拠がほとんどないことを認識し、性自認の問題を抱える未成年者への使用を制限するヨーロッパの国々の増加に加わった。」と述べた。

トランスジェンダー活動家は、未成年が治療を受けられないと自殺する可能性があるとずっと言っているが、実はこの野蛮な治療を受けた後のほうが子供たちの自殺は増えている。なにしろ金儲け主義の整形外科が雑なやり方で思春期の少女の乳房を切除したりしているのだ。私はその手術でひどい状態になった少女たちの体の写真をいくつも見たことがある。

ここではあえて載せないが、男性ホルモンのせいで体が毛むくじゃらになり顔にもひげが生えて見にくくなり、ホルモンのせいで肥満になり、胸を切除されて見るも無残な姿になった少女たち。痛々しくて見ていられない。もし私が14~5歳であんな体になってしまったら絶望して死にたくなっていただろう。

どうかこの野蛮な治療を今すぐやめてほしい。最高裁判所の聡明な判断を期待しよう。