今日XでJPモルガンもDEIを縮小するという話をちらっと読んだので、それに関する詳しい記事を探していたら、JPモーガンに関する全く違う記事を見つけた。題して「もうたくさんだ、 JPモルガンのボス、Z世代に暴言連発」。
まずJPモルガンてなんだということになるが、こちらが日本語版ウエッブサイトの説明。
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーは米国ニューヨークに本社を置く世界有数のグローバル総合金融サービス会社です。投資銀行、証券取引、資金決済、証券管理、資産運用、プライベート・バンキング、コマーシャル・バンキング、コンシューマー・コミュニティ・バンキングなど多岐にわたる金融サービスを提供しています。
グローバルに展開している法人向け事業は「J.P.モルガン」、米国で展開している中小企業や個人向け事業は「チェース」ブランドを用いています。JPモルガン・チェースは総資産、収益力、時価総額で世界屈指の規模を誇っています。
当社およびJPモルガン・チェース財団は、世界経済や社会問題の解決に貢献するため、世界の様々な非営利団体や慈善団体の活動を支援しています。また、当社社員は地域に根差した様々なボランティア活動に積極的に参画しています。
日本においては、JPモルガン証券株式会社、JPモルガン・チェース銀行東京支店、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社、JPモルガン・マンサール投信株式会社の4社 が事業を展開してい ます。投資銀行、債券・株式、為替資金などのマーケット業務、資金決済や貿易金融、資産管理の媒介、資産運用などのサービスを事業会社、金融機関、機関投 資家、政府機関などのお客様に提供しています。
JPモルガンのジェイミーディモン会長はZ世代と呼ばれる若い社員たちの在宅勤務ぶりに嫌気がさし、「牛の糞だ!」と叫んでいるのが漏洩した音声でわかった。これは以前にディモン氏がスタッフに愚痴を言っていた時の音声で、そこで氏は社員の決断の遅さや電話が無視されたりと、リモートワークのせいで若い社員たちは遅れをとっていると語っていた。
彼はこの世代のことを「ズーマーズ」と呼んでいる。これは1990年から2010年の間に生まれた人たちで、会議に出てこずにズーム会議ばかりしている人たちのことを指す。
「金曜日の在宅勤務がうまくいくなんて言うな。私は多くの人に金曜日に電話をしたが、だれ一人として電話に出る奴はいなかった。もうこんなのはたくさんだ。」
まあ、ディモン氏の気持ちもわかる。イーロン・マスクも全く同じことを言っていたから。
ディモン氏は在宅勤務が若い社員の将来を傷つけていると語る。実際出勤していないと受けられない訓練や会社の文化もある。在宅の人たちはそれが学べない。
しかしこれは新入社員だけでなく、きちんと社員の管理が出来ていない管理職の人間にも大いに責任があると氏は語っている。
ディモン氏いわく、ズーム会議の最中に、会議に集中せずに自分の電子メールをチェックしていたり、お互いテキストを送りあっていたり、全然会議に集中していない人が多すぎる。自分の会議だったら、自分は会議に電話は持ち込まないし、話ている人に注意を向ける。自分だったらこんな失礼なことはしないと。そして会社に出てきたくない社員は辞めるべきだともいう。
「私はそんな会社の責任は持てない。「JPモルガンで働く必要はない。働きたくない人は働かなくていい。私は構わない。「私は怒っていない。ここは自由の国だから、自分の足で歩けばいい。しかし、この会社では私たちの基準を定め、私たちのやり方でやっていくつもりだ。「こんなことはもうたくさんだ。私は武漢ウイルス・コロナ渦中から週7日働いている。そして私は出勤しているが、皆どこに居るのだ?みんなズームであちこちにいる。だがズーマー達は会社に出てこない。こんなやり方で偉大な会社は経営できない。」
JPモルガン社の内部では在宅勤務継続を希望する社員による署名運動が起きているというが、ディモン氏は何人が署名しようとかまわない、在宅勤務は一時的なものであり、いずれ出勤することになるのは解っていたはず、その間に引っ越して遠くに住むようになった人のことなど自分は関知しないと語った。
JPモルガン社ではコロナ渦中週に二日間の在宅勤務が認められていた。しかし先月社員に送られたメモによると、その方針は見直されることになった。
メモによれば、同僚と一緒に働くことには非常な価値がある。一緒に過ごす時間が長いほどお互い得ることがある、と書かれていた。
またディモン氏によると在宅勤務によって非能率的な仕事が増えていると語る。例えば、いくつかの決定が14の委員会の承認を得なければならないこと、そしてわかりやすい業績報告書が無駄な情報で埋め尽くされていることへの不満を挙げた。それでディモン氏は報告書、会議、書類、研修会、そういったものを10%削減するよう、すべての部署に要請したという。
いやあ、解るなあ。ディモン社長の言うとおりだ。
私もディモン社長のいうズーム会議が大嫌いだった。うちの職場では私たちの会議はズームではなくティームというシステムが使われていたが、これは会議出席者が同じパワーポイントなどの画面を共有していおり、参加者の顔は画面の隅っこに小さくアバターで映るようになっていた。だから会議中に自分が話していない時には何をしていても他の人にはわからないのだ。
これは私自身も有罪なのだが、会議室で机を囲んで会議をしているのと違って、なぜか画面だけ観ていると非常に気が散ってしまい、頭にきちんと話が入ってこなかった。
私は新入社員だったころに自分にはよくわからない内容の会議に参加していて、退屈で居眠りをしてしまったことがある。その時私は上司からこっぴどく叱られた。それ以来私は会議中に居眠りをしたことは一度もなかった。しかし声だけのミーティングだとだんだん眠たくなってしまい、ついこっくりこっくりとしてしてしまったことが何度かあったのだ。
別にさぼろうと思っていたわけではないが、在宅だと今やらなくても後でやればいいという気持ちが出てしまい、私自身能率が下がったことは確かである。私は故意に金曜日と月曜日は在宅にしていなかったのだが、月金を在宅という名目にして休んで正味三日しか働いていないなんて同僚はいくらもいた。
私はコロナ渦で在宅が普通になるまで、在宅勤務は全く悪くないと思っていた。もう大昔だが、ミスター苺が会社勤めをしていた頃、彼は自宅で真夜中に仕事した方が能率が上がると言って特別に交渉して在宅勤務にしてもらっていた。彼の場合本当に仕事が速かったし正確だったので誰も文句を言わなかった。そういう例が身近にあったので、どうしてもっと多くの企業が在宅勤務を起用しないのだろうと不思議だった。
職種と人によっては在宅勤務が適している人もいる。しかしみんながみんなそうではない。というよりコロナ渦対策で在宅勤務を導入したほとんどの企業が社員の能率が落ち失敗してしまった。
在宅勤務は通勤時間を節約できること、交通費が掛からないこと、遠隔に住んでいても仕事ができるという良さはある。また企業が大きなビルをリースしなくてもいいという利点もある。だが、働いているはずの社員の半分がさぼっているのでは、利点より欠点の方が多いだろう。
ネットテクノロジーのおかげで在宅勤務は可能になったにもかかわらず、やはり出勤して直接同僚たちと顔を突き合わせて仕事をする方が理想なのかもしれない。
ビジネス街のレストランや商店への影響
在宅勤務のおかげで大痛手を受けたのがビル賃貸会社、近隣のレストランやバーやショッピングモールなどである。特に金曜日の在宅はビジネス街のパブやスポーツバーに大きな痛手を与えた。
これのおかげで私のいきつけのカフェはつぶれてしまった。
再び人々が会社に戻ってくれば、こうした店も戻ってくるかもしれない。