苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

ビジネス

プライド月間に先駆け、大型小売店ターゲットがプライド商品の展示を大幅に縮小すると発表

調度去年の今頃、6月のLGBTQ+プライド月間を前にアメリカの大型小売店ターゲットが子供用のトランス水着を売り出したことが元で大炎上した。それで今年は何とプライド月間セールを大幅に縮小すると発表した。 www.nytimes.com 去年(2023年)ターゲットでは…

ゲイマーゲート2? スィートベイビーIncの陰謀が暴露される

最近ゲイマーの間でスイートベイビーIncという会社の名前をよく耳にするようになった。私はコンピューターゲームは全然やらないのだが、ゲイマー関連のユーチューブチャンネルを観るのが結構好きでよく見ている。のだそうだ。 拙ブログでもハリウッド映画のW…

多様性はもう流行遅れ?あちこちで用済みになってる多様性担当重役の地位

本日のウォールストリートジャーナルで「The Rise and Fall of the Chief Diversity Officer, Diversity executives hit the exits as company priorities shift; ‘everything is a battle’ by Te-Ping Chen & Lauren Weber」(チーフ・ダイバーシティ・オフ…

インディアナジョーンズ5,たった4日で低予算独立映画サウンドオブフリーダムに一位の座を奪われる

いやいやいや、今年のディズニー映画は不作ぞろいだが、製作費と広告費を合わせて3憶5千万ドルかかったといわれるインディアナジョーンズ第5弾最終章「ダイアルオブデスティニー」は、なんと公開たったの4日目(しかも7月4日の独立記念日)にして製作費1千…

独立記念日直前、立ち直れないバドライトの崩壊

いよいよ今年も後半期に入ったが、アメリカは7月と言えば7月4日は独立記念日。今年は記念日が火曜日ということもあって、金曜日あたりから休暇を取っていつか連休夏休みを取ってる人が多いようだ。夏と言えばなんといっても野外バーベキュー。とくに独立記念…

スタバら大企業プライド月間参加に消極的、空気が読めないホワイトハウスのプライド狂乱

六月といえばLGBTQ+プライド月間とやらで活動家たちは大騒ぎをしているが、今年のプライド月間は何かが違う。例年であるならば大手小売店は大々的にプライド月間を祝い、店内にもでかでかとプライドの旗だのポスターだのが飾られクリスマスよろしく「プライ…

「子供に手を出すな」と言ったゲーマーのアバターがコールオブデューティーから消される、ファンたちは大激怒

先日アメリカで人気のあるコールオブデューティーというゲームの超人気ストリーマー、ファズィ・ニックマークスがトランスフォーブ的発言をしたとしてスキンを削除されるという記事を読んだ。実は私にはストリーマーとかスキンとか意味が解らなかったので調…

なぜ企業は客を無視してポリコレに従うのか、元アナハイザーブッシュの幹部が語る

先日消費者を無視するESGファシズム、企業がターゲットボイコットから学ぶべきこと – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)でもお話したが大企業の多くが国連の人権委員会Human Rights Commission HRC)が定めたESG指標に従ってポリコレ方針…

ターゲット株価過去23年で最低に、JPモーガンから格下げされる

アップデート:6/3/23現在 ターゲット株価過去23年で最低に、JPモーガンから格下される 6月のプライド月間に備えて売り場にプライドコーナーを作って大々的に宣伝を始めたターゲットだが、消費者からの批判を買ってボイコットの憂き目を見ている。そのボイコ…

マット・ウォルシの「女とは何ぞや?」ドキュメンタリー一周年記念日ツイッター無料公開が検閲対象になり大混乱

ちょうど一年前、デイリーワイヤー制作のマット・ウォルシ主演ドキュメンタリー映画「What is a woman?(女とは何ぞや公開された。その時の話は拙ブログでもした通り。(マット・ウォルシの「女性とはなんぞや」ドキュメンタリー、プレミアライブ配信が左翼…

消費者を無視するESGファシズム、企業がターゲットボイコットから学ぶべきこと

バドライトへのボイコットにより親会社のアナハイザーブッシュは大打撃を受けている。このままではバドライトはもうライトビールブランドとして生き延びることは出来ないのではないかと思われるほど深刻な状況になっている。 実は私にはずっと解らないことが…

保守派消費者にも力がある。バドライトのボイコットとターゲット批判の成功に発狂する左翼リベラル

先日からお話しているように、アメリカではバドライトのボイコットと、ターゲットへのバックラッシュが続いており両者の株価は下がる一方である。プライド月間を目の前に虹色キャンペーンを計画していた企業はみな明日は我が身と戦々恐々としている。 Well..…

プライド月間間近、バドライトの二の舞を恐れてターゲットが緊急会議

Target holds 'emergency' meeting over LGBTQ merchandise in some stores to avoid ‘Bud Light situation’ | Fox News By Brian Flood | Fox News 先日、アメリカの大型小売店ターゲットが6月のLGBTQ+αプライド月間に備えて、正面玄関のど真ん中にプライ…

終わりが見えないバドライトのボイコット、お目覚め主義に怒り爆発のアメリカ庶民

先日から偽女性男のディラン・モルベイニーと提携したバドライトビールに対するボイコットが続いているという話をした。これに関してはもうすでに二回も書いているので背景は下記をご参照のこと。 顧客を理解できないバドライトビールのお目覚め主義、ボイコ…

バドライトビール副社長退陣、ボイコットの効果あり?

アップデート:4月24日現在。バドワイザーはアリッサ・ハイナーシャイドに続き、ダニエル・ブレイクも解任された。この人はアナハイザーブッシュのメインストリームマーケティングの担当者で、ハイナーシャイドがバドライトのマーケテイング担当だったことに…

顧客を理解できないバドライトビールのお目覚め主義、ボイコット始まる

昨日はイースターサンデー(復活祭の日曜日)。アメリカも各地暖かくなり、家族やご近所さんを集めて裏庭バーベキューをするには絶好の日よりだ。裏庭バーベキューといえば欠かせないのがビール。イースターはどこのお店も閉まっているので、開いてる店とい…

消費者の視点に立って売り上げ大挽回の老舗書店と消費者無視して大ピンチの下着会社

昨日、二つの対照的なニュースを読んだのでご紹介したい。ひとつは業績不振が続いたアメリカ老舗書店Barns & Noble(バーンズ&ノーブル)が新しいCEOを迎えて大挽回したという話。(What Can We Learn from Barnes & Noble's Surprising Turnaround? (substa…

トルドー首相が緊急事態法を撤回した本当の理由

昨日カナダ人ニュースさんがトルドーが緊急事態法を撤回したという話をしていて、その理由として下院の決定を上院が承認しない可能性があるからだと説明していた。それというのもカナダの議会は下院は選挙で選ばれた議員たちだが、上院はトルドー首相の任命…

トランスジェンダー活動を背後で操る億万長者たちの陰謀

ここ10年来、トランスジェンダー思想が物凄い勢いで欧米諸国及び日本にも広がってきているが、私はなぜこんなにも急速に、そして絶対的に色々な分野でこの思想が浸透していくのか不思議でしょうがなかった。普通ある種の思想というものは長年かけて少しづつ…

アメリカのワクチン義務化がもたらす世界中の物流危機、風が吹けば桶屋が儲かる理屈

数週間前、カリフォルニア南部のうちの近所のスーパーで主人がよく飲むブランドのソーダが売り切れていることに気付いた。仕方ないので数マイル離れた別のスーパーに行ってみたが、そこでもなかった。それで仕事の帰りに職場近くのスーパーに寄ってみたが、…

骨まで吸い取られる中国に進出する外資企業、日本は目を覚ませ

本日、中国の「日本企業いじめ」はここまでひどい! チャイナハラスメントの恐ろしすぎる実態という記事を見つけた。これは中国に進出している日本企業がどのように理不尽な扱いを受けているかまとめた「スズキの元中国代表だった松原邦久氏が著した『チャイ…

イタリアのアパレル業界、「イタリア製」に隠された中国の侵略

イタリアにおける中国人移民の話はもう2007年の拙ブログでしたことがある。当時から中国人移民によるイタリア産業進出により地元産業との間でかなりの摩擦が生じているという話はしたが、正直な話、私は中国人がイタリア人より勤勉なだけだろうといった甘い…

#KuToo女性の職場からハイヒール強制を排除できるか?

三月は就活だったこともあり、今まで学生生活でパンプスや革靴を履いたことのなかった若者が、突然固い靴を履いて歩きまわる機会が増えた。そこで突然気が付いたのがパンプスや革靴は慣れてないと靴擦れしたり、ひどい時は足首捻挫なんてことになる。そこで…

ニューヨークレストランの最低賃金値上げ運動に反対なのは当の職員たち!

先日ニューヨークにおいて、Sex & Cityというテレビシリーズで人気になったサラ・ジェシカ・パーカーなる女優がレストラン従業員の最低賃金値上げ運動のため資金集め宴会を行った。一人頭500ドルの会費で、一テーブル5万ドルにも及ぶこの宴会だが、反対…

H1B外国人就労査証の汚いからくり

トランプ大統領のテロ多発国からの移民一時差し止めを巡ってITなどのテック企業から非常な非難の声が上がっているが、何故シリコンバレーと呼ばれるテック産業地域でこれほどまでに移民規制が問題になるのだろうか?そこにはH1B査証という外国人季節労…

少子高齢化と人口減少は関係ない?

先日お話した日本の少子化についてのビデオで紹介されていた、現代社会研究所所長・青森大学社会学部教授古田隆彦(ふるたたかひこ)氏のインタビューを見つけたので読んでみたら、なんか目から鱗が落ちたという感じがした。古田教授によると人口減少は決し…

シリコンバレーで40はもう年寄り、若返りに必死な中高年就職活動

アメリカのケーブルチャンネルで放映中のヤンガーという番組がある。これは離婚して突然独身になった40代の女性リザが再就職しようにも年齢差別で雇ってもらえず年齢を10何歳もさばよんで20代を装って就職するという設定。主役を演じるサットン・フォ…

アメリカの多くの寿司屋が中国人経営なのは何故か

ここ十数年、アメリカのすし屋や日本料理店で日本人板前やシェフを見かけることが少なくなった。経営者は大抵の場合中国人か韓国人。日本人経営の店は二割にも満たないのではないかと思われる。これは中国人や韓国人は日本人より商売がうまいせいなのだと思…

米大型スーパー、ターゲットが男女共同施設を宣言して苦情殺到

先日、アメリカの大型スーパー、ターゲットがこれより『自分が同一視できる性別の施設を自由に使ってもよい』という規則を施行すると宣言した。そのことで消費者から苦情が殺到。保守派グループがボイコットを呼びかけ24日の段階ですでに340,000人…

結婚こそが経済回復の鍵

私が若い頃の日本では、女性でも男性でもある程度の年齢になったら結婚しなければならないという社会的なしきたりがあった。いくら独身生活が好きだと思っていても女性は25歳が近づくと回りが放っておかなかったし、男性もせいぜい30歳くらいまでには結…