苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

旅行記

オーストラリアに出稼ぎ目的のワーホリ邦人が殺到、仕事がなくてホームレスになる人も

昨日「仕事ない」豪ワーホリ ホームレス向け無料食料に日本の若者ら行列:朝日新聞デジタル (asahi.com)という記事を読んで何とも情けない状況だなと思った。豪州で二年ほどワーキングホリデー体験をしているという女性の動画を観てみたが、コロナ禍で規制さ…

イギリス紙、京都のイギリス人ガイドが素性を晒され大迷惑と報道

先月の終わりに京都の八坂神社でガイドをしていたイギリス人男性と彼が連れていた外国人観光客の祖業を巡って言い争いになった件についてイギリスのタイムス紙が記事を書いているのでそれをちょっとご紹介しよう。 t.co Xで山本あつ子@piyococcochan2さんと…

日本は迷惑外国人観光客にどう対応すべきなのか

実は先日Xで、京都の神社を参詣中の地元女性が深夜にイギリス人観光客が鈴を鳴らして遊んでいるのを見かけ、注意したところ相手に煩がられ、追いかけて注意を続けた結果、付き添っていたイギリス人のガイドに威圧的な態度を取られたというビデオを掲載してい…

イギリスワーホリたった1か月で就労ビザを取得した27歳女性の隠された努力と準備

この間、イギリスでワーホリを始めましたと発表したユーチューバーのYさんについてちょっと紹介した.その彼女が今回めでたくワーホリビザではなく就労ビザを取得したという報告をユーチューブでしていた。まずはおめでとうと言わせてもらおう。 前にもちょっ…

アロハシャツとバミューダショーツ、半世紀前のアメリカ人観光客

ちょっと前に久しぶりに東京へ行った友達が、「いやあ、円安のせいか外国人観光客がすっごかったわよ」と話していた。それでちょっと思い出したことがあった。 もう10年以上も前になるが、両親と叔母と我々夫婦がニューヨーク旅行をしたことがある。その時何…

吹雪のバージニアミッション第三話、日本食レストランに救われたホテル監禁体験

吹雪の中をパイロットシップに乗ってなんとか埠頭にたどり着いた我々民間人チームは、迎えに来てくれていた四輪駆動のSUV,ランドローバー数台にそれぞれ乗り込んだ。ここで私の任務が終るかと言えば全くそうではなかった。私のもう一人のチームメンバーの若…

吹雪のバージニアミッション第2話、怖かった海上での船乗り換え

私が米国海軍駆逐艦に乗る仕事をしていたと言う話は以前にもした通り。今日はある冬、吹雪の中駆逐艦から小さいいパイロット船に乗り換えた時のお話をしたいと思う。 私は海軍で民間人エンジニアとして長年働いていたが、その仕事のひとつとして駆逐艦に乗っ…

吹雪のバージニアミッション第一話、雪道運転

私が海軍で民間人として長年働いていたという話は何度もしているが、今回はそんな中でも特に思い出に残っているとあるミッション(任務)の話をしたいと思う。書いているうちに長くなってしまったので「吹雪のバージニアミッション」三部作としてお話してい…

飛行機の予約が入ってない!悪夢の出張真冬編

日本は寒波だそうなので、真冬に起きた悪夢の出張の話をしよう。 これは2018年くらいの出来事だったように記憶している。その日私と同僚の三人はバージニアに出張するためロサンゼルス空港に来ていた。私は出張の際は何時もシャトルバスを雇い、他の数人の客…

一泊二日の旅、GPSに躍らされた帰り道

今週水曜日に一泊二日で出かける予定があったのだが、水と木曜日は大雨警報が出ているため、急遽予定を変えて金土で旅行に行って来た。行先は何度もいったことがある場所なので行き方は解っていた。(一つの高速を200キロ走って降りたらすぐ右に曲がるという…

ワーホリする日本人の90%が英語取得を失敗するという話

最近ユーチューブでワーホリでオーストラリア行きましたあ、カナダに来てます~と言って動画を上げてる人が沢山いるが、その中で多くの人に共通している話題というのが「こんなつもりじゃなかったのに~」という話。こんなつもりというのは、要するに一年く…

留学中の学生のアドバイスなんて参考にならない件

私が好きなユーチューバーのひとり、ヤスラーじゃーなるさんが、最近留学中のユーチューバーが留学志望者からお金をとってアドバイスをして、金銭をめぐってトラブルが起きたという話を紹介していた。彼に言わせれば留学中の学生にアドバイスを求めること自…

昔も今もあんまり変わらないホームステイの問題点

時々ユーチューブで北米やオーストラリア・ニュージーランドに留学した人たちがホームステイ体験談をアップしているのを見ることがある。無論成功談もあれば失敗談もあるわけだが、色々観ていて私が何十年も前に体験したことと大差ないなあと感慨にふけって…

ヒッチハイクしてアメリカ横断を試みた15歳の無謀さ

先日からツイッターで日本人の15歳(中学生)の少年が一人でヒッチハイクしながらアメリカ横断を試みているという話がバズっていた。クレジットカードもキャッシュカードも持っていないので現金10万円を持ち歩いているなどとツイッターで自慢げに話して…

思想の多様性に敵意丸出しの後退派左翼

8月下旬から始まった移動続きの出張だが、本日四つ目のホテルに移動。今日は花金だし今週末は仕事がないので一足先に週末を始めよう。 昨日9/14日の夜、保守派政治評論家のベン・シャピーロがカリフォルニア州立バークレー大学で演説を行った。実は講演の瀬…

アメリカ人でも困惑するホテルのチップ色々

拙ブログを検索でたどってくる人の多くが、私が昔書いた「ケチるとひどい目にあう、ホテルのチップ」ケチるとひどい目にあう、ホテルのチップ – Scarecrow in the Strawberry Field (biglizards.net)を読んでいることをに気づいた。ホテルのチップで検索して…

出張中メモ

またまたハワイに出張中。アメリカ東海岸は記録的な雪だそうで、フェイスブックは雪の写真で満載だ。カカシは運悪くハワイで立ち往生してるよと書いたら『この野郎死んじまえ]てなメッセージが帰ってきた。去年の冬はわたしも吹雪で飛行機がキャンセルになっ…

カカシ、ワイキキのケチケチ出張より戻る

あ~疲れた!久々のハワイ出張。しかし今年はうちの企業は非常な経営不振でいつものようなホテル代を払ってくれない。こんな安い値段で、しかもホテルが非常にとりにくい12月に二週間以上も出張させようというのは酷な話である。さらに間の週末にホノルルマ…

寒さに震えた東海岸の旅

本日はちょっと個人的なお話。 カカシは先週の金曜日までぴったり三週間ほどバージニア州のバージニアビーチ市付近に滞在していた。去年と今年のバージニア州は例年にみない寒波に襲われ、降雪も70年ぶりとか言う大雪に見舞われた。私が滞在していたのは真…

ケチるとひどい目にあう、ホテルのチップ

カカシは今、サンフランシスコのフィッシャーマンウォーフ付近のとあるホテルに滞在中。長期滞在の多い私としては、ホテルでどのくらいチップをあげればいいのか迷うことがよくある。あんまりあげすぎても長期になると結構な値段になるし、といってケチると…

苺畑夫婦カナダ旅行記 その2 神出鬼没なB&Bのゲイな亭主

カナダの最初の目的地はカルガリー。ここでは毎年スタンピードといってロデオの世界選手権が行われるのだが、我々はその最終日を観戦する予定だ。 我々が泊まったのはベッドアンドブレックファスト(B&B)といって、いわゆる民宿。宿は普通の一軒家を民宿用に…

苺畑夫婦カナダ旅行記 その1:寝坊で始まったカナダの旅

9月はほぼ毎週のように海に出る。船の上ではブログを書くような暇は全くないので、今月はちょぼちょぼと旅行記でもご紹介しよう。 苺畑夫婦は2008年の7月、カナダはカルガリーのスタンビードと呼ばれるロデオ大会見物から始まって、ロッキー山脈で五日…

ここはディズニーランドじゃないんだからね、ナイアガラの滝で転落した女学生の死に思う

今日、浜村さんのラジオを聴いていたら、ナイアガラの滝で記念撮影をしていた日本人の若い女性がバランスを崩して滝底へ転落、死亡したと見られているというニュースを聞いた。いくら「柵を乗り越えないでください」と看板が立っていても、こうやって柵を乗…

ヨセミテ、騾馬での旅は楽だなあ、、

カーン川での濁流下りを終えた我々苺畑夫婦は、ハイウェイ99を北へ走ってヨセミテに向った。写真家アンセル・アダムスの名をとった自然公園の山中で三日間の乗馬旅行をするためである。我々が乗馬旅行をするのは2002年の夏にグランドキャニオンの南淵…

苺畑夫婦、カーンリバー濁流下りに挑戦

苺畑夫婦は月曜日から土曜日までカリフォルニア中部のセコイアとヨセミテでアウトドアアドベンチャー旅行を楽しんで来た。本日は最初のカーン川濁流下りの話をしよう。 カーン川はカリフォルニア州中部にあり全長270km。水源はウィットニー山の雪解け水で…

ネットで出会った不思議な日本人たち

以前に、カカシはネットサーフをしていて、とある日本人主婦のブログを見つけた。彼女はごく普通の中流家庭の女性で、関西地方の中都市郊外の中型の家に住み、子育ても終わって特に仕事らしいものもしていない専業主婦。その日のエントリーは。町内会の主催…

クレタ島旅行記最終回:帰路ミュンヘン空港でハプニング

クレタ島の旅行記が途中で放ったらかしになっていたが、実は最終回はリアルタイムで書いていたので、順を追って読んでいる読者のためにもういちどそのエントリーをそのまま転載する。 ***** イサーイ!(ギリシャ語で、『こんにちは』という意味らしい…

クレタ島旅行記第六話:真夜中のビッグファットウェディングパーティ

アップデート:パーティでの写真はこちらをご覧ください。 翌日、ミスター苺と近所の海岸で一日を過ごし、我々がヴィラに返って来たのは午後8時半過ぎ。軽い夕飯をすますと、まだ10時にもならないのに二人ともぐったりと疲れきっていた。何故か日光浴は疲…

クレタ島旅行記第五話: クレタ島の食事は美味!

クレタ島滞在中はネットアクセスが非常に乏しかったため苺畑よりの更新はあまり出来なかったのだが、カカシがルナというハンドルで書いてるダイエットブログの更新は話題が沿っていたこともあり続けていたので、今回はそちらから転載することにする。 ***…

クレタ島旅行記第四話: ハニヤそのβ

今回の旅行記はリアルタイムでミスター苺が書いて我々夫婦の英語版ブログBig Lizardsに掲載したものから転載する。 *********** クレタ島の音は犬のほえ声と雄鶏のコケコッコーと野良猫の鳴き声とさかな売りの声と大声で日々の冒険を友人たちと煙…