苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

左右思想

右翼と左翼、生きる世界が違うアメリカ

ちょっと前にサンフランシスコに8年住んでいるという日系帰化人と結婚している邦人女性が、時々白人から差別を受けるという話をしていて、私は40余年もロサンゼルス近郊に住んでいるが差別なんてめったにされないけどなあと思ったが黙っていた。私には彼女の…

左翼リベラルは右翼保守を理解してない、マット・ウォルシ批判を観て感じたこと

デイリーワイヤーのレイディーボーラーズの批評を色々観ていたら、女性自認の男性ユーチューバー二人の動画を発見した。二人ともそれぞれ一時間近くかけて映画をこき下ろしていたが、この二人に共通しているのは彼等がまるで右翼保守の思想とはどういうもの…

キャンセルカルチャー推進者たちが突然言論の自由を言い出す偽善に騙されるな!

本日11月11日にはアメリカはVeterans Day、イギリスではArmistice Day といい第一次世界大戦の終結に連合軍とドイツとの間で休戦条約が結ばれた日を記念して戦没者追悼をする日である。この日は欧米の民主主義が独裁主義から守られた日であるといってもいい…

キャンセルカルチャー推進者のワシントンポストがキャンセルカルチャーを批判

ワシントンポストがキャンセルカルチャーを批判しているというので読もうと思ったら課金制だったので、それについて書いている別の記事から読んでみた。下記はWaPoの元記事より抜粋。 「イスラエルは、この甚大な犠牲に対して全責任を負う」とワークマン(と…

仁藤夢乃がイスラエル大使館前でハマス支持を表明、驚かないけどね

昨日共産主義テロ集団のBLMやANTIFAがハマス支持を表明した時、私は全く驚かなかったが、ツイッター(X)でかの有名(悪名?)なリベラルフェミニストの仁藤夢乃女史がイスラエル大使館の前でイスラエルによるガザ空爆を抗議するデモを行ったと自慢げに言っ…

アメリカの大手企業取締役たち、ハマス支持の声明文を発表したハーバード大学生たちの名前を公表するよう大学側に要請、彼等を将来雇わないため

さっきツイッター(X)を読んでいたら、昨日、ハーバード大学の学生たちが今回のハマスの卑怯で残忍な奇襲攻撃の責任は全面的にイスラエルにあるという声明文に連名していたひとつのグループがこの声明文から名前を取り下げたいと書いているのも見かけた。そ…

立派な革新派活動家になるための革新派詭弁口座、2023年改訂版

最近復活したツイッター(X)アカウントでまた見かけた革新派(左翼リベラル)の投稿を見ていて、2005年にヤフー掲示板で書いた「革新派詭弁口座」を思い出したので、これまでにも何回かアップデートしているが、改めて2023年版を書いてみようと思う。 初級…

キャンセルカルチャーに立ち向かうアメリカ

ジェイソン・アルディーンのTry that ina small townという曲が人種差別の歌だと言い掛かりをつけられ、カントリーミュージックテレビ局がビデオ放映を中止するなどしてアルディーンに圧力をかけたが、左翼の必死のキャンセル努力とは裏腹に曲自体は大ヒット…

アメリカ高校生男子の65%が保守派寄り

Tag: 世論調査 本日拾ったニュース。High school boys are trending conservative | The Hill。これによるとアメリカ高校生男子の約65%が保守派寄りの傾向があり、これに対して女子の場合はたったの31%が保守派寄りだという。 普通若い子はリベラル寄りに…

ホワイトハウスの庭園でトップレスになった女性自認男、左右から猛攻撃を受けて謝罪にならない動画をあげる

先日、ホワイトハウスの庭園で行われたプライド月間イベントで上半身裸になって偽乳房を揉みしだいた動画を挙げた女性自認男の行動に関して、保守派からの批判は当然のことながら、左翼リベラル及びトランス界隈からすらも、あまりにも時と場合を弁えない不…

保守派消費者にも力がある。バドライトのボイコットとターゲット批判の成功に発狂する左翼リベラル

先日からお話しているように、アメリカではバドライトのボイコットと、ターゲットへのバックラッシュが続いており両者の株価は下がる一方である。プライド月間を目の前に虹色キャンペーンを計画していた企業はみな明日は我が身と戦々恐々としている。 Well..…

大悪評の歌舞伎町タワー男女共同トイレ、苦情殺到で遂に男女別に改装へ!だから言ったじゃないの!

いやあ爽快な記事を読んでしまった。 歌舞伎町タワーのジェンダーレストイレ、ついに改修へ 暫定的に女性用に仕切りも設置 5/19(金) 18:34配信82 施設のジェンダーレストイレ 東京・新宿の複合高層ビル「東急歌舞伎町タワー」で物議を醸したジェンダーレスト…

礼儀正しくしてる時期はとっくに過ぎた。マット・ウォルシのディラン・モルベイニー批判が意地悪過ぎると批判する保守派たちに反撃するコメンター達

しょっとややこしい題名になってしまったのだが、解りやすく箇条書きにしよう。 数日前マット・ウォルシが「女の子○○日目」動画で一躍スターダムにのし上がった女装男ディラン・モルベイニーの最新の整形後動画に対して、お前は美しくなどないと痛烈な批判を…

家父長制度は男尊女卑なのか

先日杉田水脈議員が国会で2014年に発言した家父長制度と男女共同参画に関するビデオがツイッターで上がってきた。私は日本住まいではないし、日本国内の政治については非常に疎い。しかし私の限られた知識のなかの杉田水脈議員の発言は常に同意できるものば…

道徳観念がないと理解できない他人の正義感

ちょっと今日は哲学的な話をしようと思う。もっとも私は哲学なんて大学で必須課目を一学期取っただけなので学問としての哲学に関してはほぼ無知である。私が本日話したいのは、もっと一般的な正義や道徳の話だ。 昨日私はツイッター上で渡辺(ツイッターでは…

異見を許さない左翼馬鹿フェミ、反トランス活動家の足をひっぱる

私はずっとトランスジェンダー活動家らのカルトぶりを批判してきたが、昨晩私は左外野から反TRAと自称するフェミニストたちから突然多数の批判攻撃を受けた。ことの起こりは、私が日本の特例法は悪法であり廃止すべきだと言ったことに発する。それに関し「お…

在米邦人の政治見解は左翼リベラルだけじゃない

When anti-racism demands racism (msn.com) 私はアメリカ在住40余年である。そして右翼保守を自負して30年余りが経つ。アメリカに住むようになってから、最初の4~5年は日本とアメリカを比べて日本は遅れてる、欧米のように変わるべきだと考えていた時期…

政府は結婚出産する女性より単身女性への支援をすべきなのか?

この話のきっかけは私がこの人のツイートに返答したことから始まる。 竹取の翁@q83341178単身女性がスーパーウーマンじゃなくても、貧困に苦しまず生きていける社会になって欲しい。別に全女性が『結婚やパートナーと過ごす=幸せ』であるとは限らない、単身…

馬鹿フェミがトランスジェンダーに負ける理由、男が差し伸べる手を受け入れないから

先日歌手のマーシー・グレイが男は女になれないという常識的な発言をしたことで叩かれ、たったの三日で過激派にひれ伏してしまったという話をしたばかりだが、それについて保守派ポッドキャスターのマット・ウォルシが彼女をツイッターで批判したことから、…

何故保守派に移行する左翼リベラルが増えているのか

本日スティーブン・ターリー教授がYTで紹介していたThe Turnというエッセーを紹介したい。これは左翼リベラルのエリートとして長年教鞭をとってきた男性が、徐々に自分は左翼リベラルではないと気づき、保守派に移行したという話で、今左翼に絶望を感じてい…

アメリカ最高裁、人口妊娠中絶の合憲制を認めた裁断ロー対ウエイドを覆す。中絶法は各州の権限に戻される

いやいや、まさか本当にこんな日が来るとは思っていなかった。まずはBBCの記事から。 米連邦最高裁は24日、アメリカで長年、女性の中絶権を合憲としてきた1973年の「ロー対ウェイド」判決を覆す判断を示した。この判決を受けて、アメリカでは女性の中絶権が…

イーロン・マスク、ツイッター買収に成功!発狂する左翼リベラル

いやあ、本当に起きてしまった。世界一の大富豪(世界一かどうかは解らないが)テスラの社長、イーロン・マスクが遂に重役たちの努力も空しくツイッターを買い取ってしまった。いったいこれは何を意味するのであろうか? マスクは常々ツイッターの検閲に批判…

トルドー首相が緊急事態法を撤回した本当の理由

昨日カナダ人ニュースさんがトルドーが緊急事態法を撤回したという話をしていて、その理由として下院の決定を上院が承認しない可能性があるからだと説明していた。それというのもカナダの議会は下院は選挙で選ばれた議員たちだが、上院はトルドー首相の任命…

TRAなんて存在しない?左翼人権屋の典型的お惚け理論

アップデート:自称トランス女性の性犯罪率について最後に書き加えておく。 私は別にフォローしているわけではない誰かのツイートが上がってきた。なんだかおかしなことを書いてるなと思っていたら、自分のブログにまとめてあるから読め、と誰かに言ってたの…

カイル・リッテンハウスは英雄だ!

二日続けてカイル・リッテンハウスは英雄ではないというエッセーを読んだので、何故カイル・リッテンハウスは英雄なのかという話をしたい。このエッセーを書いたのはナショナル・レビューなどで記事を書いていた保守系政治評論家のデイビッド・フレンチ。フ…

何故保守派は文化戦争に勝たなければならないのか?

先日のバージニア州での共和党圧勝とニュージャージー州の知事選の接戦で我々保守が学ぶべきなのは、文化戦争には勝たねばならないということだ。昨日もお話したように、今回の選挙の争点は義務教育で何が教えられているか、それについて親たちがどれだけ影…

なぜ保守派は文化戦争に勝てないのか?マサチューセッツ州の「トランスジェンダー反差別法撤廃の失敗」から学ぶ

先ほどツイッターで誰かがトランス活動家のプロパガンダ誌に掲載された記事を紹介していた。そのピンクニュースの記事などうでもいいのだが、そこで取り上げられていたマスレジスタンスという過激保守派サイトの記事は興味深い。それは2018年の11月、マサチ…

違う意見を絶対に許さない不寛容なリベラル、ヒップホップ界の宇多丸とDJOasisの違い

ツイッターでヒップホップ歌手の宇多丸という人のラジオトークが上がってきた。彼が自分の番組で音楽仲間のDJ Oasis(以後オアシスと略)という人のトランスジェンダーに関するツイートについて批判したものだ。宇多丸はかなり辛辣にオアシスを批判していた…

何故弱者の味方のはずの左翼がトランスジェンダリズムを使って女性を弾圧するのか?ヒント、その前提が間違っているから

森田成也著の「トランスジェンダリズムは究極のミソジニー ――日本左翼への訴え――」というエッセーを読んだ。左翼の立場からトランスジェンダリズムを批判している面白いものだったので紹介したい。 森田はマルクス主義者の立場から何故マイノリティーの味方…

トランスジェンダリズムこそ、左翼による反フェミニズム作戦

先日小田急線で若い女性を狙った刃物事件が起きた。私は詳細はしらないのだが、これについてツイッターのフェミニストさんたちの間で「フェミサイド」なる言葉が乱発され始めた。フェミサイドとは英語ではfemicideと綴り女性を暴力や権力で弾圧する行為のこ…