苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

ハフポ記事「ハイチ移民がペットを食べてるなんてデマだ!」そう思うなら自分で取材しろ

先日オハイオ州スプリングフィールド市で、たった4年間で人口の30%にあたる2万人のハイチ難民が住み始めたことから、市が悲惨な状況になっているという話をした。ハイチ人たちは公園の池のアヒルを取って食べたり農家の家畜及び他人の家のペット猫までも盗んで食べているという話が広まりその想像を絶する状況に人々の注目が集まった。

それを受けてハッフィントンポストはハイチ人がペット猫を食べているという話は何の根拠もないデマであるという記事を掲載した。

ドナルド・トランプ前大統領とそのMAGA(マガ)信者たちは移民達を強姦魔だ殺人犯だと悪者扱いしている、移民の犯罪率はアメリカ市民より低いというデータがあるにも関わらずである。スプリングフィールド警察もペットが盗まれて食べられているというのはデマであると証明している。

ハフポのいうデータというのはテキサス州のデータのことをさす。だが移民の犯罪率の調査をしているのはテキサスだけなので他所の州でどうなっているのかは分からない。それに違法移民の犯罪率が地元州民のそれより低いからと言ってなんだというのだ?違法移民がそこに居ることによって実際の犯罪件数が増えていることに違いはない。そもそも違法移民はそこに居るべきではない人間なのだ。率が低くても数が多ければ移民のせいで犯罪が増えるという事実は変わらないのだ。

それにスプリングフィールド市のみでいえば、ハイチ移民が増えてから市の犯罪件数は激増している。

 

青い線が犯罪件数



犯罪件数は2012年から2020年まで比較的一律であるのに対し、2020年ハイチ移民が移住してきてから犯罪件数が急増し二倍以上に跳ね上がっている。この中にはハイチ移民がミニバンをスクールバスにつっこみ11歳の少年を殺したものが含まれている。

この移民はメキシコの運転免許証とオハイオ州の身分証明書を持っていた。つまりオハイオでは運転資格はなかったのだ。

ハイチでは車を運転出来る人が非常に少ないし、第一車を持っている人が0.3%とかなので、アメリカに来て突然車を運転し始めても、車検や保険などといった手続きを全く理解せずに他人から数百ドルで買い取った車を適当に運転している可能性は大いにある。

スプリングフィールドではハイチ人が引き起こす交通事故が頻発し、ある市民は自分の保険金が三か月で三倍になってしまったと語っていた。日本でも中国人やクルド人による滅茶苦茶な運転が話題になっているが、ハイチ人の運転の下手さはそれに輪をかけて酷いらしい。

車文化のない国から来た人の運転というのは本当に酷いもので、私もアメリカに来た当初は苦労したが、それでも交通規則くらいは知っていた。だが世界には信号の意味も一時停止の意味も一方通行などの概念も全く理解できない人が幾らでも居る。これらの人びとは明らかに運転免許を取るための試験すら受けていない。いや運転するためには免許証を取らなければならないということすら知らないのだろう。

市の保健所も難民の急増で手に負えない状況だ。2021年から2023年にかけてハイチ難民の数は115人から1500人にまで激増。彼らは英語が話せないので15分で済むはずの面談が45分もかかってしまい、市は市職員の能率が甚だしくおちている。市はハイチクリオ語の通訳を6人雇ったがその人件費が43000ドルから10倍の43.6万ドルと10倍にはねあがってしまった。

先日スプリングフィールドでは公聴会が開かれ市民が次々に自分の周りで起きている酷い出来事を告発した。その中で市民たちがハイチ人が公園のアヒルを食べたことや家畜を盗んで殺したことなどを証言しているのである。

ハフポはスプリングフィールド警察がペットが盗まれて殺されたという通報は受けていない発表していることからハイチ人がペット猫を食べたというのはデマだと言っているが、ハフポが付けたリンクの記事をよく読んでみると、スプリングフィールドとは175マイル離れたオハイオ州のカントン市で女が猫を殺して食べたという事件が起きており、それと混乱したのではないかとある。この女がハイチ難民なのかどうかは不明。

しかしヨーロッパからはアフリカ移民が道端で野良猫を捕まえて料理している動画があがってきており、アフリカ人が猫を食べるというのはまんざら嘘でもないようである。

またデイリーワイヤーによれば、アフリカ移民が激増したニューヨークでも最近動物を生贄にする人が増え、拷問された跡のある動物の死骸が捨てられているのをよく見るようになったという。ハイチ人に限らず未開国ではまだまだ動物の生贄儀式は普通に行われているようだ。

ところで何故スプリングフィールドにハイチ人が集中しているのかというと、これは地元の政府の政策ではなくバイデン・ハリス政権の政策であり、連邦政府は故意に共和党支持者の多い地域に違法移民をバスに乗せて送り込んでいるのである。

スプリングフィールドで実際にペット猫が被害にあっているかどうかは問題ではない。市全体がハイチ人のために破壊されているという事実に変わりはないからだ。それが嘘だと思うならハフポは自分らの記者を派遣して自ら取材してみてはどうなのだ。せめて市民ちの悲痛な訴えにくらい耳を傾けろ!