先ず最初にトランスの子供など存在しないと断言しておく。思春期前の子供が自分に性違和があるなんてのは活動家のでっちあげた作り話でしかない。まだ自分が人間であるという認識すら薄い子供に性自認なんかできるわけがない。サンタクロースを信じてる子供に後戻りできない将来を決める決断能力などあるはずがない。
さて、では本題。こちらXで見つけた記事。ニューヨークタイムスによると、米国議会の委員会は現在、「ジェンダー医学」の研究のための970万ドルの助成金の監督を行っているが、この研究でジェンダー医学が子供の性違和治療に役にたっていないという結果を科学者たちが隠蔽していたことが明らかになった。
研究班のリーダーであるジョアンナ・オルソン・ケネディ博士はジェンダー医学が子供の治療に役つという証拠がないという理由で9年間の研究結果を隠蔽していたことを認めた。この調査によれば、「承認モデル」の効果に疑問を投げかけるものだったが、研究班はそれを隠していた。オルソン・ケネディー博士によれば、その結果がジェンダー「治療」に批判的な人々によって「武器化」される恐れがあったからだという。
これには議会も大激怒。「これこそ政治的な課題を推進するために科学研究を政治利用した反論の余地のない例だ」と研究班に強い口調の手紙を送っている。
このオルソン・ケネディ女史は以前にも「胸の手術についてもうひとつ。もし後でまた乳房が欲しくなったらつければいいのよ。」とまるで乳房が取り換えの利く部品みたいに言ってた活動家である。
研究班が大事な研究結果を隠している間に、いったいどれだけの子供たちが傷つけられたのだろうか。
実は先日私は2015年に放映されたアメリカの公共テレビ局PBSによるトランスジェンダーの子供たちというドキュメンタリーを観たばかり。自分はトランスだと主張する数人の13以下の子供たちとその親たちへのインタビューだった。
子供たちはともかくトランスしたいという願望ばかり話していたが、親たちは皆どうすればいいのかわからないといった感じ。医者ですら思春期ブロッカーや異性ホルモンが子供に及ぼす影響はまだ長期調査がされていないので不明だと認めていた。
親たちのほとんどはジェンダー医学を信用しており、思春期ブロッカーを始めたほうがいいのかもしれないと考えているようだったが、一人の父親だけは「治療」の悪影響がはっきりしていないのに子供にそんな治療はさせられない、せめてもっと大人になってからと懸命な判断をしていた。
2015年といえば、ちょうどこの研究が始まった頃だが、あの番組に出ていた子供たちは今どうしているのだろう?