苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

フィジカルセラピー、日本への帰国などもろもろ

今回の中間選挙の話をちゃんと書こうと思っているが、分析はかなり難しいので、色々な人の話を聞いたり読んだりするのに時間がかかっている。でも書いてるので、楽しみにしていらっしゃる方々はもう少し待っててほしい。

それで今回は個人的なお話。

実は私の両親の具合が芳しくない。まあ二人とも92歳と93歳だから何があってもおかしくない年齢だが、9月の終わりごろ母がコロナにかかり入院したという通知が妹から来た。それで私はすぐに日本へ帰るべきだろうかと妹に相談したのだが、妹は今すぐどうということではないので様子を見ようと言っていた。数週間後、今度は父もコロナになり、その後遺症で肺に水が溜まっているので、それを取るために入院したという知らせが来た。

これはのそのそしている場合ではないということになり、11月早々日本へ帰ろうと思っていた。それで選挙のこともあるからと郵便投票も10月中に済ませていた。

しかしここで問題が一つあった。実は私は9月にジムで筋トレ中におかしなことをやったらしく腰を痛めてしまった。当日は痛くて歩けないほど酷かった。数日後にはなんとか歩くことは出来るようになったのだが脚の感覚が鈍く、歩いていても転びそうで怖い。

それで以前に肩を悪くした時に通っていた整形外科に電話して予約を取ろうとしたが、私を診てくれたお医者は独立して別の病院へ移ってしまったという。そして腰の専門家の予約は一か月後まで取れないと言われた。こういうところが待ち時間は長いが待っていればその日でも診てくれる日本とアメリカの違いである。

予約の日を待っている間に腰の調子はかなり回復したが、どこも悪くないと言われるまでは日本旅行など出来ない。第一腰が痛くて長時間座っていることが苦痛だったので長旅は無理だ。

やっとお医者に診てもらうと、骨折もしていないし筋が切れてるわけでもないし神経が挟まれたというわけでもない。ただすぐに筋トレやズンバなどをするのは危ないので、フィジカルセラピー(PT)を週二回四週間やりなさいと言われた。言われてすぐにPTに行けばよかったのだが、なんだかんだ忙しさにかまけて二週間以上が経ってしまい、結局始めたのは10月の終わり、全部終わるまで11月一杯かかってしまう。仕方ない。こうなったら帰国は12月まで待つしかないとなったわけである。

しかしPT(日本でいうリハビリ)は本当にすばらしい。あんなに腰が痛く脚の感覚もおかしかったのに、一回の訓練で症状はかなり消えた。PTに行かない日も自宅で出された宿題の運動をせっせとやったら、もう長距離を歩くのが苦痛ではなくなった。

それで家で運動するのは面白くないので、せっかくだから9月に入会したジムへ行ってPTで習ったストレッチや運動をやっている。ストレッチが終わった後は、エアロバイクなどの有酸素運動もやっているが腰の調子はすこぶる良い。まだ多少の痛みはあるが、PTを始める前とでは雲泥の差である。

PTに行く前にも怪我をした当初よりはずっと良くなっていたので、PTなど必要ないのではと思っていたが、人間の体というのは痛みにも慣れてしまうものらしい。動けないほど痛ければだめだが、ちょっとくらい痛くてもなんとか動けてしまうと、腰がひん曲がったおかしな姿勢で歩いていても、いつの間にかそんなもんだと思ってしまうようだ。

それでPTを始めてからの自分の姿勢や歩き方を思い出すと、今は腰がしゃんと伸びて歩き方もきびきびしていることに気付く。歩けるからとPTに行かずに放置していたら、70歳前にして腰のひんまがった婆さんになっているところだった。

PTは素晴らしい。もしお医者に薦められたら絶対に行くべき。その成果に驚くから。