昨日日本の友達と電話で話をしていたら、「アメリカではグリーンランドのことでトランプさんが叩かれてるんでしょ」と聞かれて、グリーンランド?そんな話だれもしてないよ、イラン攻撃の話じゃないの?と反対に聞き返してしまった。どうやら日本のメディアはトランプ大統領がグリーンランドをアメリカ領にしたいと冗談半分で言ったことで大騒ぎしているらしい。しかしアメリカがグリーンランドを武力行使で乗っ取るなんてことは先ず考えられないが、イランへの武力行使はかなり間近だと思われる。
イランの市民蜂起はすでに一か月近く経とうとしている。トランプ大統領はこれ以上イラン政府が市民を殺戮したらアメリカにも考えがあると言っていたにもかかわらず、イラン政府による大量殺りくに関して確固たる行動をしていないように見える。トランプ大統領は何か言う度にゴールポストを動かしているのではないかとも批判されている。しかし私はトランプ大統領には考えがあるのだと思っている。
戦争というのはタイミングというものがある。感情に任せて時期尚早に攻撃するのはかえって逆効果である。それにイランへの攻撃はイランから再びイスラエルにミサイル発射されることは確実なので、イスラエルの防衛準備も必要だし、近隣諸国との折り合いも考えなければならない。だからイラン市民が大量に殺されているのを見るのは心苦しいことなのだが、トランプ大統領もやたらには手を出せないのである。
ただトランプ大統領がイラン攻撃をすることは先ず間違いないと私は踏んでいる。それというのも先日トランプ大統領はついにイラン政府交替を呼びかける声明を出したからだ。
ドナルド・トランプ大統領は土曜日、アヤトラ・アリー・ハメネイの 37 年にわたる支配の終焉を求めた。「イランでは新しい指導者を探すべき時だ」とトランプ大統領は POLITICO に語った。
Defence Index@Defence_Indexによれば、「米空母エイブラハム・リンカーン艦隊は5日以内に中東に到着する予定であり、追加の米軍F-15戦闘機が同地域に配備されている。米国が今週末にもイランに対する軍事行動を実施する可能性が高まっているとの観測が強まっている。」
ただアメリカ軍がイランの司令部を狙って爆撃するとしても、イラン市民が街頭に出ている以上巻き添えを食う可能性は非常に高い。
このエントリーを書きながら、GldieGhamariのポッドキャストを聴いていたら、ゲストの専門家がカタールやサウジアラビアがアメリカ軍に領空を使わせないという噂についてどう思うかという質問について、それはただの煙幕だと答えていた。そして突然メディアがグリーンランドのことで大騒ぎを始めたのも、トランプ大統領の作戦ではないかというのだ。つまりイランを油断させるためにトランプ政権はメディア操作をしているというのが彼の考え。
「なんで突然グリーンランドやデンマークやドイツの話になったと思う?我々も彼らも皆NATOメンバーだ。戦争なんかするわけない。」