タッカー・カールソンはじめ一部の熱烈トランプ支持者達からトランプがイスラエルと共謀してイランとの戦争に参戦するのではないか、もしそうなったら第三次世界大戦になってしまう、トランプは絶対戦争しないという公約を破るつもりか~!というヒステリックな声が聞かれる。一部の保守派には本当に融通の利かない人が居て困ったものだ。トランプ大統領は新しい戦争を自分から始めることはしないとは約束したが、攻めるられても応戦しないとは言ってない。それにトランプ大統領は2011年からイランが核武装するのは断じて阻止しなければならないと公の場で何度も言っており、今突然方針が180度変わったというわけではないのだ。これについてJ.D.バンス副大統領はXでこのように語っている。
第一に、(トランプ大統領は)イランは核兵器を持つことはできないと、10年以上にわたって一貫して言い続けてきた。ここ数カ月、大統領は外交政策チームに、この目標を達成するためにイラン側と合意に達するよう促した。大統領は、イランがウラン濃縮を行うことはできないと明言している。イランがウラン濃縮を行うことはあり得ないと大統領は明言し、イランがウラン濃縮を行うには2つの方法があると繰り返し述べた。
第二に、「民生用原子力発電」と「ウラン濃縮」の問題をめぐり、私は多くの混乱を見てきた。これらは別個の問題である。イランは濃縮しなくても民生用原子力を持つことができたが、イランはそれを拒否した。その一方で、民生目的に必要なレベルをはるかに超えるウラン濃縮を行っている。国際原子力機関(IAEA)によって、核不拡散義務違反が認定された。
(略)
大統領は、イランの濃縮を終わらせるためにさらなる行動を起こす必要があると判断するかもしれない。その決断は最終的には大統領のものだ。そしてもちろん、過去25年間の愚かな外交政策の後では、人々が外国との関わりを心配するのは当然だ。
しかし私は、大統領はこの問題で信頼を勝ち得ていると信じている。そして、この問題を間近で見てきた私が断言できるのは、大統領は米国民の目標を達成するために米軍を利用することだけに関心があるということだ。何をするにしても、それが彼の焦点なのだ。
もしイランからの危険が迫っているとしたら、相手が完全武装して最強の状態になるのを手をこまねいて待っている必要はない。相手の意思がはっきりしている時は先制攻撃をして何が悪いのか?
拙ブログを長年ご愛読の読者諸氏はよくご存じだが、私はジョージ・W・ブッシュ大統領のイラク・アフガニスタン侵攻を完全に支持していた。なぜなら911直後、彼らが我が国の土地へ攻め入る可能性は100%だったからだ。どうせ戦争をするなら我が国へ敵が押し寄せてくる前に相手の国で敵を倒すほうがずっといいという時の防衛長官ラムフェルドの理屈に完全に同意していた。今でも私は当初の動機は決して間違っていたとは思わない。間違いは2007年以降、「打倒フセイン政権・アルカイダ」から「イラク民主化」というふうに戦争の方針が変わってしまったことにあったと思っている。
なので私はMAGAではあるが、完全なる孤立主義ではない。だいたいトランプ大統領自身が完全な孤立主義者ではない。彼は力による外交主義だ。ということは時々は力を誇示しなければ意味がない。何があっても絶対に軍事行動に出ないと思われたらかえって敵を傍若無人にしてしまう。
私はジョージ・W・ブッシュ大統領(2001 - 2009)の時代からイランを責めるべきだと思っていた。そしてその気持ちは今も全く変わっていない。
イランの世界進出をどう阻止する? -ミスター苺著(2010/4/29)
トランプ大統領は自分から戦争を始めたいとは思っていない。それは確かだ。またトランプはネタニヤフの鶴の一声に応えるような情けない指導者と思われるわけにもいかない。だが実際にイランの核武装はアメリカにとっても非常に危険なのである。イランは「イスラエルに死を」と叫ぶと同時に「アメリカに死を!」と唱えているのだ。イランには長距離弾道ミサイルシステムがある。このミサイルは欧州にも容易に届くのである。そんなミサイルに核兵器を積まれたらどうなると思うのだ?
だから欧州諸国もイスラエルがイランを攻撃していることを内心ほくそえんでいることだろう。私はトランプ大統領にイランの核兵器施設に*MOABBunkerBusterを打ち込んで完全破壊してほしいと思っている。
*GBU-43/B 大量破壊兵器空爆(MOAB)は、米軍のために開発された大口径爆弾である。非核の人工爆弾としては史上最大である。この爆弾は、部隊や装備品、それらを守る強固な外壁を持つ地上の掩蔽壕などの大規模な陣形に対して使用するために開発された。MOABは正式にはGBU-43またはMOAB(Massive Ordnance Air Blast)と呼ばれ、「すべての爆弾の母」の異名を持つ。
訂正:正しい爆弾はバンカーバスター(Bunker Buster)だった。GBU-57 A/B質量兵器貫通爆弾(Massive Ordnance Penetrator bomb)は長さ20フィート、重さ3万ポンドのこの爆弾は、標的の奥深く200フィート(約9メートル)を貫通し、爆発させることができる。
ところでトランプ政権は艦隊を中東に派遣している。
空母ニミッツが中東に向かうことになり、中東における空母の数は2隻になる、と米政府高官は月曜日にタスク&パーパスに語った。
米軍はまた、この地域の米軍施設を支援し、政府指導者に選択肢を提供するために航空機が必要になった場合に備えて、欧州と中央軍に航空機を移動させている
これをもってして、トランプはイランとの戦闘に備えているとトランプを批判している人もいるが、中東にはアメリカ軍基地がいくつもある。切羽詰まったイランがアメリカ基地を襲う可能性を考え、万が一のために準備しておくことは悪い考えではない。それにアメリカの存在によってイランを威嚇し降参を促すことが出来るならそれに越したことはない。
追記:アメリカ人イラン攻撃支持が多数派
アメリカ人の79%がイランは核武装すべきではないと考えている。しかも48%が空爆に賛成(反対は47%)。共和党になると賛成が69%。アメリカ人はイランの核兵器開発を完全破壊したいんだな。 https://t.co/RvgaL9BMUJ
— Big Lizard's wife(カカシ姐さん) (@biglizardswife) June 18, 2025