苺畑より In the Strawberry Fields

苺畑カカシと申します。在米四十余年の帰化人です。

アメリカの平和を脅かす親パレスチナという反米テロ

このエントリー4月15日に書き始めたのだが、はてなブログは自動保存をしないと見えて、原稿を保存というボタンを押さなかったばっかりにすべて消えてしまった(涙)。せっかく長々と書いたのに。

アメリカは4月15日が納税申告の日だが、その日、アメリカのあちこちで申し合わせたように主流な橋や高速道路が親パレスチナを名乗る輩に占拠され、ラッシュアワーの交通が数時間にわたり遮断された

シカゴのオハラ空港に続く道では、旅行客たちがタクシーから降りてスーツケースを引きずりながら飛行場へ歩いて行く姿が報道されていた。

サンフランシスコではゴールデンゲートブリッジやベイブリッジで親パデモ連中が座り込み四時間も交通が遮断された。そのほかフィラデルフィアオークランドなどでも同じような交通妨害デモが行われた。 

妨害者たちはパレスチナの旗をなびかせ、道路に寝転んだり座り込みをしたりしたが、警察は彼等を見守るだけで何もせず数時間にわたるデモの末妨害者たちは逮捕された。

唯一つ即座に妨害が終ったのは、フロリダ州のマイアミ。さすがロン・ディサンティス知事だけあって、抗議者たちが道を塞ぎ始めると同時に警察がやってきて全員道から引きずり出され即逮捕されたため、デモは数分で終わってしまった。何故他の町ではこれが出来なかったのだろうか?

数日後の二日前、コロンビア大学の学生たちが大学構内でテントを張って親パレスチナでもを行ったが、これは学校側が学生たちを一時停学処分にし、座り込み学生たちは皆逮捕された。

アメリカ各地で行われているこうしたデモの参加者は顔をスカーフで覆って隠し、その言い分も非常に暴力的だ。そして最近の彼等は親パレスチナというより親ハマスであり、あからさまにイスラエルへの憎悪を表明。それだけでなく、「アメリカに死を」と唱える輩も増えて来た。先日もイスラエル支持の男性が持っていた星条旗に火をつけ「アメリカに死を!」と怒鳴りながら警官の前をどうどうと歩き去る動画を観た。

彼等はもはやパレスチナ支持などという建前は捨て、アメリカ滅亡を唱えて運動している。

私は前々から、もし親パの連中がパレスチナに対しての理解を深めたいと思っているなら、こんな風にアメリカ市民の生活を妨害するようなことをやるのは、かえって逆効果ではないかと思っていたのだが、彼等は理解など求めていない、彼等のやっていることはテロなのだと言っているのがデイリー・ワイヤーのマット・ウォルシ。Activists Who Shut Down Highways Aren’t ‘Protesters.’ They’re Terrorists.

マット曰く、外国勢力や国内革命軍が国を占拠しようとするとき、必ずやるのが橋を落としたりメジャーな道路を封鎖することだ。理由は単純。交通を遮断することはその国全体を遮断することになるからだ。

橋や空港を破壊する目的は、自分が正しいと誰かを納得させることではない。道徳的な議論でもない。重要なのは、敵をできるだけ早く無力化し、さらなる攻撃に対して無防備にすることだ。

インフラを破壊することは、いつでも、彼らが計画しているもっと大きな作戦の第一段階にすぎない。より多くの州がフロリダに続いてこれを即座に封鎖しない限り、次の段階が何であるかはすぐに明らかになるだろう。

ウォルシは交通を妨害する輩は抗議者などではないテロリストだと言う。彼等が「アメリカに死を」という時、彼等は本音をいっている。誇張でも比喩でもなんでもない。彼等は本気でアメリカを破壊しようとしているのだ。

ここで疑問なのは、何故フロリダ以外の州では親パの連中は厳しい罰をあたえられないのだろうか?何故数時間も橋を封鎖している輩を警察は力づくで排除しなかったのか?散々市民に迷惑をかけてからやっと逮捕となるのか?それにしたって彼等が思い罰をあたえられるとは思えない。かれらが1月6日の保守派たちのような扱いを受けることは全く期待できない。

トム・コットン上院議員は、警察が何もしないなら一般市民が運動家を取り除くよりないと言っているが、もしそんなことをしようものなら、その人たちの方が逮捕されて何年も刑務所にぶち込まれるのは火を見るより明らかである。だから我々は何をされても我慢するしかない。

いったいバイデン政権はどういうつもりだ?国境を開けっぱなしで世界中から犯罪者を呼び寄せ、テロリストにいいようにさせ、一般のアメリカ人の生活を脅かして何がしたいのだ?

ウォルシも懸念しているように、この親パレスチナという「抗議デモ」が本当の暴力的テロに豹変するのは時間の問題だ。

 

 

イスラエルがイランに報復攻撃、核兵器開発基地が標的か?

ユダヤ教の過ぎ越しの祭りと言われる祝日が来週の月曜日4月22日なので、イスラエルがイランを攻撃するとしたらその前かその後になるだろうと誰かが言っていたが、イスラエルはその前に攻撃することにしたようだ。

こちらBBC日本語版の記事より

 

イスラエルがイランを攻撃か、中部イスファハンなどで爆発 © BBCニュース 提供

イスラエルが19日早朝、イランを攻撃したと、BBCアメリカで提携するCBSニュースが、アメリカ当局の話として報じた。

ロイター通信によると、イラン国営テレビは、現地時間午前3時ごろに、中部イスファハンの上空で3機のドローン(無人機)が観測され、同国の防空システムが作動したと報じた。防空システムがドローンをいずれも破壊したという。

これに先立ち、イランのファルス通信は、イスファハンの国際空港付近で「爆発音」が聞こえたと報じていた。

イスファハン州には、大規模な空軍基地、主要なミサイル製造施設、いくつかの核施設がある。

イラン国営放送IRIBはまた、「信頼できる情報筋」の話として、イスファハンの核施設は「完全に無事」だと伝えている。

フォックスニュースのトレイ・イングスト(Trey Yingst)記者によるとイラン側は特にこれといった被害はなく核兵器施設も無傷だったと言っているとのこと。もちろんイランとしては被害が大きかったなどと言えば面目丸つぶれだから被害を過小評価するのは当然んだろう。イスラエルはイラン国内だけでなく、シリアとイラクも攻撃したようだ。

この攻撃は限定的なもので、イスラエルは攻撃しようと思えばいつでもできるとイランを牽制するのが目的と思われる。

デイリーワイヤーの記事によると、イスラエルの攻撃はドローンではなく戦闘機であり、イスラエルのミサイルがイラン国内の標的に当たったとしている。当初のリポートでは爆発が起きたのはイランのイスファハンとナタンツ。どちらの市にも大規模な核開発施設がある。イラン側はどの核施設にも当たっていないとしている。後に爆発が起きたのはイランの戦闘機が待機している軍事基地付近だったことがわかった。地元の市民は何発もの爆発音をきいており、家が激しく揺すったと証言している。

この攻撃に関してはバイデン政権はあらかじめ知らされていたようだ。イラン付近には米軍の駆逐艦が何隻が待機しているので、イランからの攻撃に備えて警戒態勢を敷いているという。

バイデン大統領はイスラエルにイランへの報復はしないようにと勧告していたが、どうやらイスラエルはバイデンを無視したようだ。そりゃそうだろう、これでイスラエルがなにもしなかったらレバノンヒズボラ連中が調子に乗ってまたロケット弾を撃ってくるだろう。今はイスラエルはラファ攻撃に集中する時である。

イランからの攻撃によって、何故イスラエルハマス退治を完全に終わらせなければならないのか欧米諸国は少しは理解できただろうか。そしてイランが入ってくれば、アメリカもこの戦争は他人事ではなくなるのだ。

実は今アメリカ国内で起きているジハードテロの予兆についてお話しようと思っていたのだが、今日は緊急ニュースがはいったので、その話はまた次にしよう。

 

 

 

聞きたくない話は聞かなくていい自由

先日Xでこんなつぶやきを見た。強調はカカシ

今日彼氏とデートだったのね それで、喫茶店で休憩してたら結構近くの席で例のシュライアー本について結構肯定的に話してる人たちがいて、2人で「出よっか(・ω・`)」ってなってそそくさと退場してきたんだけど、ああいう人たちって「周りにいるかも」とは思わないんだなぁと。ただ彼死は君がいなかったらあの人たちにいいにいってたかも」とわらっていたけど、こういう思いはさせたくないよね。Sさん

これについてジェンダークリティカルと呼ばれる反トランスジェンダー活動家の人が、彼女にこう返していた。

外でなぜ政治や宗教の話控えなきゃいけないのかね。そういうとこだけどね。本の感想って外で話すのを内容によっては配慮しなきゃならないの? Kさん

Kさんが「政治や宗教」と言っているのは、別の人が「政治や宗教の話と同じでこういう話は公共の場で避けるべき」と言ってたことを受けてのものである。

まずSさんと彼氏が聞きたくもない話を無理やり聞かされて不愉快だったので静かに立ち去ったというのは賢明な決断だったと思う。彼氏が腹を立てて他人の席に文句など言いにってたら喧嘩になっていただろうから。

しかし後半の「ああいうひとたちって、、」という部分はちょっと気になる。これはKさんも言ってるように、「なぜ政治や宗教の話控えなきゃいけないのか」に同意する。隣席の人たちには自分らが読んだ本の感想を話す権利があるはずだから。

この二人の会話では二つの権利が衝突している。それは自分が言いたいことを言う権利と、自分が聞きたくない話を聞かない権利である。幸いなことにSさんには店を去るという聞きたくない話を聞かない自由があった。だが長年右翼保守をやっている立場からいわせてもらうならば、我々は常に左翼リベラルの場違いで失礼な話を無理やりきかされており、聞きたくないからといって必ずしも立ち去る自由をもっていない。

例えばLGBTQ+概念の場合、アマゾンが梱包のテープに虹色活動家の旗印を使ったり、スターバックスで虹色キャンペーンが行われたり、それだけならまだしも学校で中高年の女装男がトランスジェンダーに関して中学生に講義したり、ゲイカップルが代理母の話をしたり、と聞きたくない生徒や子供に聞かせたくない親たちの言論の自由が日常的に著しく侵害されている。

私が長年勤めた職場でも多様性だの反差別だのといったポリコレ講習会が少なくとも一年に一度ひらかれ、従業員の出席は強制的だった。

もちろんSさんは絶対に読まないだろうから知る由もないが、まさにその「聞きたくない話を聞かない自由」がアビゲイル・シュライアーの著書「あの子もトランスジェンダーになった」の後半の部分の主題で、巷にあふれかえるトランスジェンダー思想から、いかにして親が幼い子どもたちを隔離するかという話が書かれている。

ところでKさんはフェミニストジェンダークリティカル(GC)と言われる活動家である。彼女はしょっちゅう合法な街宣デモをやっているが、その度にメガホンを持った柄の悪いトランスジェンダー活動家の男たちに囲まれてスピーチを妨害されている。そんな彼女から言わせたら、喫茶店で読んだ本の感想を述べることすら、TRAに遠慮しなきゃならないのか、と腹が立つのは当然の話だ。

 

イラン惨敗、イランのイスラエルミサイル攻撃は大失敗に終わる

イランはアメリカ時間の4月13日の土曜日にドローンや弾道ミサイルをあわせて300発以上をイスラエル国内に撃ち込んだが、イスラエルはもちろんアメリカの対弾道ミサイルシステム(BMD)やヨルダンの空軍などの援助を受け迎撃率99%、アイアンドームを抜けた一発がイスラエルに着弾し、少女が一人破片にあたって怪我をするという驚くべき防衛力をみせるに至った。しかも、イランの撃ったミサイルのいくつかは不発でイラン国内やヨルダンに落ちるなど、発射失敗率が多かったことも解った。もしイランが自分らの武力を誇示しようと思ったのだとしたら、これは大失敗に終わったと言える。面子丸つぶれとはこういうことを言うのだ。

イランがイスラエル方面にドローンやミサイルを発射したのに対応し、イスラエルのミサイル迎撃システムが作動した(14日、イスラエル・アシュケロンから)

 以下ヤフーニュースより

イスタンブール、ワシントン時事】イランは13日夜から14日未明にかけ、イスラエルへ約350の無人機やミサイルによる大規模攻撃を行った。  1日の在シリア大使館空爆への報復と主張している。イスラエル軍は「99%を迎撃した」と発表。イスラエルのメディアによると、ネタニヤフ首相らの戦時内閣は14日、イランへの対応策を協議したが、結論は出なかった。  イラン側は今回の攻撃で幕引きを図り、イスラエルとの全面衝突を回避したい構えだ。だが、イラン本土からの前例のない対イスラエル攻撃は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を機に高まった中東の緊張を一段と激化させる恐れもある。  イスラエル軍によると、約170機の無人機、30発以上の巡航ミサイルが飛来したが、領内に到達する前に迎撃した。120発以上の弾道ミサイルも撃ち込まれ、数発が領内に達した。攻撃で女児1人が負傷し、南部の空軍基地が軽微な損害を受けた。イラン以外にイエメンやイラクなどからも攻撃が行われた。  米軍は戦闘機ミサイル駆逐艦を周辺地域に展開し、英軍などとイスラエル防衛を支援した。米政府高官によると、米軍は70機超の無人機、4~6発の弾道ミサイルを撃ち落とした。 

 この攻撃で明らかになったことは、アメリカによる確固たるイスラエル支持やヨルダンはイランよりもイスラエルを支持するという姿勢を見せたことだ。欧米の左翼はなにかとイスラエルを嫌い、それが嵩じてイランのような本当のテロ国家のミサイル攻撃を擁護したりしているが、中東で唯一シーア派で中東を征服する野心をもったイランに好意を持つアラブ国など存在しないのだ。アラブでイランを支持してるのは、ハマスレバノンヒズボラやイエメンのフーシーくらである。だからアメリカとイスラエルがイラン退治をしてくれるならこんなうれしいことはないだろう。

イランの野心を十分に理解しているサウジアラビアは、ハマスのイスラエル攻撃の背後にはイランが居ると解っている

日曜日にイスラエルの公共放送Kan Newsとのインタビューでサウジアラビア王室関係者は、イランがサウジとイスラエル間の国交正常化を邪魔するために「ガザでの紛争を扇動している」と語った。そして「イランはテロを支持する国であり、世界はもっと早くテロを抑制すべきだった」とも語っている。パレスチナ可哀そうと街に繰り出して「パレスチナ解放!川から海へ!」などとやってる欧米や日本の馬鹿左翼連中とちがってアラブ諸国の首脳たちは聡明だ。彼等にはイランがなにをやっているか十分理解できている。だから表向きはイスラエルを批判しガザ民に同情的なことを言ったとしても、イランの手先であるハマスの殲滅を望んでいるのだ。 

アメリカのBMD実戦デビュー

さて、この戦いでアメリカにとってはひとつ良いことがあった。それはアメリカがレーガン大統領の頃から開発してきた対弾道ミサイルシステム(BMD)の実戦デビューである。

レイセオン(RTXの子会社)のミサイル防衛迎撃ミサイル、スタンダード・ミサイル3(SM-3)が、日曜日(4月14日)にイスラエルで行われたイランのミサイル乱射の際に、戦闘デビューを果たしたかもしれない。もし事実なら、これはミサイル・システムにとって大きなマイルストーンであり、米海軍とレイセオン社にとって真の信頼回復となる

他から得た情報では長距離ミサイルのSM-6も発射されたという話なので、これはアメリカ海軍にとっては画期的な出来事である。CNNによると、米海軍駆逐艦The USS CarneyとUSS Arleigh Burkeはそのイージス防衛システムによってそれぞれ三発と一発づつ弾道ミサイルを撃墜したという。(イエーイ!)イランはイスラエルによるイラン大使館攻撃の復讐は済ませたのでこれ以上の攻撃は今のところする気はないと言ってるようだ。それにしてもイランが350発もミサイルを撃ち込んでいるのに、イランの攻撃は抑制的だったとか惚けたことを言ってる連中には呆れる。イスラエルはイランに報復するつもりだとは言っているが、今すぐやる必要もないので、時を見定めてからということになるだろう。

アパート探しと断捨離終了

不動産屋のセルマは物凄く仕事が速く、さっさとこの家を市場に出してしまいましょうとばかりに家の大掃除のための業者やシロアリ検査などの業者とどんどん契約してきてしまう。早ければ5月以内に引っ越しを出来るようにしろというのだ。

今年2月頃初めてセルマと話した時、6月くらいまでに家を売りたいと言ったのだが、それまではまだまだ時間があると思っていたのに、もう4月も半ば過ぎ。引っ越しまであと一か月もない。

それでセルマは私が家を売った後に住める場所を色々探してきてくれている。先週四軒ほど物件を見て来た。正直私は今払っている家のローンと同じくらいの家賃では、かなり小さなアパートしか借りられないだろうと覚悟していた。ところがセルマの腕がいいのかどうかわからないが、彼女の探してくるアパートは信じられないほど広い。おととい見に行ったアパートなど、二階なのに、今住んでる平屋の敷地より広いくらいで、部屋数やトイレと風呂の数が今より増えてしまう。若くてこれから子供が出来るというなら別だが、隠居生活でつつましやかに暮らしたい家族の住むアパートではなかった。

そのほかの三つも結構広くて家賃もお手頃。老人家族だからエレベーターのない二階は無理ということで選択をせぼめて言ったら、結局ひとつしか残らなかった。そしてその時に思ったのだが、こんなに広いアパートに引っ越せるなら、もうこれ以上何も捨てる必要はないなと。

断捨離を決意した3年前から自分でも本当によくやったと思うほど徹底的にものを捨て続けたので、引っ越し前に処分するものはほとんど残っていない。新しく家具を買い替えようかとも思っているが、今使えるものがこの先も持ちそうなら無理に新しくする必要もないだろう。どうせ私が死んだら全部捨ててもらえばいいわけだし。

というわけで苺畑家の5年計画断捨離は二年半で終了!

ところでこの度引っ越すということで、色々手伝ってくれているのが14年間隣同士で住んで来たSさん夫婦。S家は私たちが越してきた翌年に引っ越して来た。その当時は息子二人がまだ10代だったが、今は二人とも独立して別の場所に住んでいる。ただしょっちゅう孫を連れて実家に帰ってきている。

ともかく男手がいくつもあるというのは便利なもので、ガラージにまだ残っていたガラクタを外に出してくれたり、業者に持って行ってもらおうと思っていた大きな家具とかお隣の旦那さんや息子さんたちが色々運び出してくれて、日本で言うメルカリみたいなもので売ってくれた。

二年まえに詐欺師の庭師に頼んだ裏庭の掃除。新しく雑草が生えて来てまたまたコヨーテの巣窟にならないように厚手のビニールを敷き詰めておいたが、ビニールの隙間から雑草が生えたてきたりしていたのを、お隣の旦那さんが刈ってくれた。こんな素晴らしい隣人を後に引っ越すのは偲びないのだが、まあさほど遠くへ行くわけではないので、今後もお付き合いを続けていきたい。

 

アップデート:4月15日

本日主人の年金の手続きをしてきた。以前にも書いた通り、ソーシャルセキュリティーというのは日本でいうところの厚生年金。主人は雇用されていた期間より自営業をやっていた時の方が長く、継続して年金をかけてこなかったことから、病気になっても障碍者用年金をもらうことが出来ず、結局私の配偶者年金が貰えることになった。しかしその手続きが複雑で、私の時のようにオンラインでささっと済ますというわけにはいかなかった。

仕方なく2週間くらい前に役所に足を運んだのだが、複雑な手続きなので一般の窓口では出来ず、担当者と予約を取ってほしいといわれた。それで本日いって来たというわけ。

配偶者年金なので我々が夫婦であることを証明する必要があったが、なんとうちには結婚証明書があった!

ま、ずっと一緒に住んでいて税金も一緒に収めて来たから、それだけでいいはずだけど、お役所というのはそういう場所。

それでもなにも滞りなく手続きが済んだ。これでやっと我々夫婦は晴れて年金生活ができる。

 

 

イランは本気でイスラエルを攻める気なのか?

イランはイスラエルに直接弾道ミサイルを撃ち込むつもりだと発表している。イスラエルはどのような戦争にも備えており迎撃するつもりであるとイスラエル軍のハガリ報道官は宣言している。

イランが今回のハマス攻撃を扇動したことは確かであり、レバノンヒズボラ、イエメンのフーチー族を煽っているのも事実だ。ハガリ報道官はイランこそが世界平和を乱す敵であるとしている。

さて、ではイランがイスラエルに本当にミサイルを撃ち込んだらどうなるのか、こちらのんびりプラモさんのX投稿から引用。

イランが弾道ミサイルで直接、イスラエルの都市を攻撃し犠牲者が出れば、ジェリコ弾道ミサイル等がイラン国内の目標を攻撃する。 イスラエルの航空戦力も、巡行ミサイルでイラン国内の目標を攻撃する。 イランには航空戦力は無いので、弾道ミサイルとテロしか手段は無い。 イランに勝ち目は全く無い。イランの攻撃手段は、弾道ミサイルとテロぐらいだが、イスラエルの反撃手段には様々なオプションが有り、イランがイスラエルの反撃を防ぐ事は不可能。 イランが攻撃すれば、イランは破滅する。

 

イスラエルの持つミサイル各種

イスラエルは中東で最も武器の発達している国だ。本気で迎撃されたらイランは人貯まりもない。イランはイスラエルのようなアイアンドームがあるわけではないし、市民が避難できるような防空壕が整っているのかも不明だ。イスラエルは軍地設備以外は狙わないとは思うが、だからといって全く民間人への被害が出ないという保証はない。

イランは正気なのか?

アメリカはどうするのか

バイデン大統領はイランによるイスラエル籍の貨物船が拿捕された事件で、デルウェアの自宅から予定より一日早くワシントンDCに戻ってきた。

「我々はイスラエルの防衛に専念する。我々はイスラエルを支援する。イスラエルの防衛を支援する。そしてイランは成功しない」

とバイデン大統領は語っている。イスラエルは二週間前にシリアのダマスカスにあるイラン大使館が空爆されて以来イランには警戒している。イラン側はイスラエル空爆によってクォッズ隊の将軍と他数人が殺されたと言っているが、イスラエルはそれを否定も肯定もしていない。

イスラエルパレスチナ間のみの紛争であれば、アメリカもイスラエルに圧力をかけて停戦しろと言っていれば済むかもしれないが、イランが直接攻撃してくるとなると話は別だ。イランがホルムス海峡を抑えてしまったら世界中の運送が支障をきたす。イランが手を出すとなるとロシアや中国が参戦する可能性があり、それこそ第三次世界大戦に拡大しかねない。

 

オーストラリア、女性専用アプリの女性自認男性受け入れを巡る裁判が始まる

今、オーストラリアでは女性とはなにかを決める非常に大事な裁判がおきている。題してティクル対ギグル裁判。

 
この裁判は、ロクサーン・ティクルという女性自認の男性が女子専用アプリ「ギグルフォーガールズ」から男性だという理由でアカウント使用を禁止されたということで、性差別だとして同アプリの創設者を訴えていたもの。

女性を自認する男、ロクサーン・ティクル
 
オンラインで「女性の避難所」として出来たこのアプリが性自認差別をしているとして、訴えられているこの裁判では、オーストラリアの性差別禁止法(The Sex Discrimination Act)に性自認も含まれるのかどうかという解釈を決める大事な裁判となる。
 
2021年の9月、ティクルは男だという理由でアカウントを閉鎖されたのは差別であるとして2022年12月にギグル社とその創設者に損害賠償を請求するべく訴訟を起こした。それが今年4月、やっと裁判になったというわけである。
 
この裁判は性自認差別として初めて連邦裁判所で審議される歴史的な裁判であり、性自認とは女性とは何かが判断されることになる。先週の火曜日、ロバート・ブロンウィック判事は、ティクルが2017年から女性として生きており、出生証明書も女子と偏向されていること、性別適合手術も受けており「精神的にも自分は女性であると感じている」という供述を聴いた。
 
ティクル側の弁護士は、「ティクルさんは女性であり、被告はそれ真向向から否定している」と述べた。「被告はティクルさんを男と呼び、『彼』という代名詞を使っている。「ひとはジェンダーを変えることが出来る。ここではそれがされたのだ」ティクルはホルモン治療を受けていることやSRSは済ませていること、などをあげて「女性として生きている」という証拠をしめした。
 
ティクルスはすでに公式書類はすべて女性に変えており、髭の脱毛などにもお金をかけており、女性の更衣室を使い女性のホッケーチームにも参加していることを述べた。
 
「あの時まで、みんな私を女性として扱ってくれていた」と彼は法廷で述べた。「時々眉をしかめられたり、ジロジロみられたり、風貌に疑問を抱かれることはあり不服ではあったが、大抵の場合は自由にやらせてもらえていた」
 
ギグルの弁護士は問題なのは生得的性であるとした。「性は区別です。これまでもこれからも生物学的性は守られなければなりません」と現在性差別禁止法から女性に対する差別の項目を一切削除しようという動きについて抗議した。
 
創設者のグローバーがアプリを作った理由は。ネット上で女性が男性から受ける嫌がらせや「マンスプレイニング(男が女に説明してやるという態度を取ること)」や陰茎の写真だのストーキングだの攻撃的なものから女性が避難できる場所を設けることだったと弁護士は語った。
 
このアプリでは入会の際に自撮り写真をアップロードし、女性であることをAIで確認することになっており、ティクルは当初女性と判断され入会を認められたが、その後2021年2月、会員権が突如剥奪されたという。これによって創設者のグローバーはターフ(トランス排除的過激派フェミニスト)とラベルを張られ、ギグルのアプリには何千という男からの入会申し込みが殺到した。2021年当時このアプリには2万人の使用者がいたが、2022年8月に閉鎖された。当時グローバーソーシャルメディアに「ティクルはトランス自認の男子であり、自分を再教育しようとしている」と書いている。
 
被告側は遺伝生物学者のコリン・ライト博士を証人として呼ぶ計画である。原告側いのティクルは2021年にオーストラリアの人権委員会(HRC)にも人権を侵害されたと訴えており、HRCも原告側について法廷の友人という形で証拠を提出することになっている。ギグルの裁判費用はクラウドファンディングで集められた47万1300いる。
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とここまでがこれまでの概要だが、どうしてこう女装男たちは女性だけの空間に入り込もうとするのだろうか。ティクルの写真を見る限り、この男が女性で通るはずがない。私は彼がフィールドホッケーをしている動画も観たが、他の女子選手たちと比べて一回りも大きく、肥満なので動きは鈍いが明らかに男性のプレーを
していた。
 
オーストラリアはトランスジェンダリズムに関しては非常にリベラルな国であり、人権委員会もカナダなどと同じように非常に理不尽で独裁的である。ティクルが自分が周りから女性として扱ってもらえていると思うのは、周りの女性たちが気を使っているからであって、実際に彼を女性だと思う女性など居るわけがない。
 
以前にもレズビアン専門の出会い系アプリに女性自認男たちが殺到し、今や生物学的女子にしか興味のないレズビアンたちの方がアプリから追い出されるという結果となったという話はした。
 
女性を自認する男たちというのは、女性だけしか入れない場所に自分らが入れることで、自分らが女性であると肯定された気持ちになるのかもしれない。しかしそういう考えこそがまさに男性的なのだ。
 
もし何かの魔法で私が突然男性になったとしたら、いくら心が女性でも私は女性専用の場所には行かない。何故なら心が本当に女性の私には女性達の持つ男性体への恐怖心は十分に理解できるからである。
 
この裁判の結論が出るのは早くて来週。オーストラリア連邦裁判所の正しい判決を切に願う。
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